バハムート ラグーン | Trashy Discovery

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Going my wayなゲームプレイ日記&感想がメインです。

この前、部屋の掃除をしていたら、スーパーファミコンのソフトが入った箱を見付けました。

ロマサガ、ドラクエ、FF、良く覚えていない訳の分からないタイトル(オイ)などなど懐かしいソフトがズラ~リ。

当時は小学生だったからそんなに数は持って無かったし、売っちゃった物も多い筈なんだけど、意外に取ってあったんだなキラキラ

本体も引っ張り出して適当に電源を入れてみたんですが、今でも動く事に感動!

任天堂のクオリティは素晴らしいなぁ。



そんな訳で、昔を偲びながら懐かしのゲーム語りなぞをしてみようかと。

今回語るゲームソフトはこちら↓



バハムート ラグーン

バハムート ラグーン



竜と共に生き、竜と共に戦うシミュレーションRPG。

このバハムートラグーン(バハラグ)という作品、何故かヒロインの悪評ばかり良く耳にしますが、私はヒロインの記憶ってあまり無いんですよねー。


だってこのゲーム、


竜を愛でる


為のゲームですから!!(断言)



主人公はカーナ戦竜隊なる部隊の隊長で、竜を従えて戦う竜騎士のような存在。

よって戦闘では竜と共に戦う事になるんですが、プレイヤーは竜を直接動かす事は出来ず、「来い」「行け」「待て」など大まかな指示を与えるのみ。


そう聞くと微妙な使い勝手のような感じですが、この竜がまた賢くて、傷を負えば回復してくれるし、自分(人間)の攻撃時に加勢してくれたりするんです(*´Д`)

もう、可愛いったらないですよラブラブ←賢さを上げないと、時にトンでもない行動に出たりしますがそれもまた可愛いw

竜には好きに名前を付ける事が出来るので、愛着湧きまくり。



バハラグには育成要素もあって、竜達にエサをあげる事によってより強い竜に進化するんですが、カッコよく進化してくれる時もあればガッカリな外見になっちゃう事もあり、緊張感があって面白い。

お気に入りの竜が形態不明の化け物になった時のショックは大きいですが・・・キラキラ

ちなみに武器、防具、道具と、このゲームに登場する全てのアイテムが竜のエサになります。

そんなの食べて平気なのかって物まで食べます、竜は(笑)



とにかく、ドラゴン好きにはたまらないゲームなのは間違いないのですが、脇を彩るキャラクター達も個性豊かで魅力的。

やたらと思考や言動が乙女な老魔道士(センダック)は、今思えば乙男(オトメン)の走りですね(笑)

ツンデレ、ヤンデレ、ロリ、BLなど、あらゆるニーズにばっちり対応。

すごく面白かったのにそれ程売れなかったのは、時代を先取りし過ぎた所為かもしれない・・・


そしてバハムートラグーンと言えば、真っ先にヨヨ王女を思い浮かべるプレイヤーが多い事でしょう。

ネットで調べてみると、いっそ清々しいまでの嫌われっぷりですが(笑)


彼女は主人公の幼馴染で、グランベロス帝国によって国を滅ぼされ、自身も神竜の力を得ようとする皇帝サウザーに攫われ捕虜となった悲劇の王女。

これだけなら可哀想なヒロインで終わるんですが、彼女は互いに淡い想いを抱いていたであろう主人公という存在がありながら敵国の将軍と恋に堕ちてしまうのですよ・・・


でも、気持ちは分からなくもない。


扱いは優遇されていたとは言え彼女は実質捕虜の身、敵国の只中にいるその心細さは如何程のものか。

そんな心細さの中で、自分に優しくしてくれるイケメン将軍に惹かれたとして、どんな不思議があろうか、いやあるまい(反語)。


まぁ、それ以外にも、王族としての義務をすっかりさっぱり放棄し、まるきり自分の事しか考えていない言動が目立っていた事も彼女の嫌われる要因の一つだとは思いますが、仕方が無い。

まだ17~18歳のか弱き乙女に血の義務、王族としての責務を求めても、それは酷というものでしょう。

もっと幼くても王族としての心構えが既に出来ている人もいるだろうが、彼女にはその器が無かったのだと思えば腹も立つまい。


また、本命はパルパレオスのクセして、自分に気がある主人公まで思わせぶりな態度と言葉で繋ぎとめようとするのも、女性には普通にありがちな心理ではなかろうか。


真に責められるべきはヨヨ王女ではなく、主人公以外の男を愛するようになるヒロインにヨヨなどという誰もが変えたくなるデフォルト名を付けた制作スタッフという事でファイナルアンサー?



ところで終盤、ヨヨの想い人であるパルパレオスはサウザーの命によって反乱軍(主人公達の軍)に参加する事になるのですが、その際に侍女がこそっと耳打ちする「最近夜中に姫様の部屋から苦しそうな声・・・(云々)」という台詞に、また怒り沸騰するプレイヤーも多いと聞きます。

てっきり神竜関係でまだ苦しいのかと同情してたんですけど、そうか、そういう意味にも取れるんだな・・・キラキラ



と、それはともかくとして、現在Wiiのバーチャルコンソールでも配信されていますので、未プレイで興味のある方は是非!個人的超オススメゲームの1つです!

プレイする際、主人公に自分の名前、ヒロインに好きな人の名前(女性ユーザーはその逆も可)を付けると、より感情移入出来ますよ(^∇^)←悪魔の微笑み