前回 の続き。
ヘルドを倒して黄の鎖を解放した一行は、ハルギータへ凱旋します。
「よく戻りました。皇城からも貴方達の果たした偉業は見る事が出来ました」
女皇スバルは心からの笑みを浮かべ、一行に労いの言葉を掛けます。
この働きは我が国にとって特別な意義を持つと、手放しで称賛する女皇。
「貴方たち一行が望むなら、私の出来る範囲であらゆる事を叶えましょう。何か望みはありますか?」
「あらゆる事かぁ・・・・・」
カペル・・・そろそろスルーしたくなって来たぞ(笑)
「あんた、見境ないの!?」と、アーヤも呆れ果てております。
カペルがナニを想像したのかは分かりませんが、女皇のご厚意を有り難く頂戴しようではありませんか。
勿論、カペル個人の望みでは無く、解放軍としての大儀を果たす為に。
「陛下、一つお願いがあります」
「聞きましょう」
「今、この国に降る“月の雨”をご存知でしょうか?その雨が月印にとって危険なものである事を、公表して欲しいのです」
最初のやり取りが無ければ、文句無くカッコイイのに(笑)
民が月の雨の脅威を知らなければ、リバスネイルになる者が増える一方。
それでは、いくら鎖を解放したところで平穏は訪れません。
「・・・分かりました。では、月の雨に毒性がある事のみ公表しましょう」
リバスネイル化に関しては、伏せておきますと言う女皇。
対応策が無いまま公表しても疑心暗鬼を招くだけなので、特効薬の量産の態勢を整え、薬が行き届いてから公表すると。
流石は女皇陛下!先見の明が常人とは違いますね!
――教会にて、ファイーナ姉弟と再会。
レイム君の“シャキーン”というポーズで、オリラジの武勇伝を思い出して何だか懐かしい気持ちになったのはさておき。
ファイーナさん達は、一旦ショプロン村に戻るそうです。
でっきりケルンテンについて来るのかと思ってたのに(・ω・)ちょっと寂しい
「どんなに遠くに居ても、二人がピンチの時は、絶対駆けつけるから」
「うん・・・信じてる」
――・・・って、カペルー!キミはどうしてそう女の子を勘違いさせちゃう台詞をナチュラルに言うかな!
・・・いや、ひょっとしたらカペルの心はファイーナさんに傾いてるのかも。
いっつもプリプリ怒って睨んでる娘より、好き好きオーラを大放出して慕ってくれる娘の方が、そりゃ~いいに決ってる。
う~ん・・・アーヤも素直じゃないからなぁ・・・怒る原因はカペルにあるんだけど
もし、自分がカペルの立場だったら――
エドを選ぶ!!←だろうな
間違えた。アーヤを選ぶけどね!
気の強い娘が自分だけに見せる弱さとか、たまらんです。←変態っぽい
ファイーナはカペルの手を取り、自分の小指とカペルのそれを絡める。
「魔法のおまじない」
・・・それは俗に言う「指きり」では?・・・はっ!!まさか・・・・・
アーヤが見てたなんてオチじゃないだろうな!?(°Д°;≡°Д°;)
大丈夫だった・・・ホッ。
――ハルギータを発とうとしたカペル達の元に、エンマがやって来ました。
「アーヤ殿下、お父上からご伝言がございまする」
「父様が?」
「左様で。お国で事変がございます故、直ちにお戻り願えないかとの事」
現地からの連絡によると、リバスネイル絡みで事件が起きているらしい。
アーヤだけで無く、カペル達の力も貸して欲しいと言うのです。
あの首長がコモネイルであるカペル達に応援を求めるとは、余程深刻な事態なんだろうか。。。
リバスネイルって・・・向こうに月の雨は降っていなかった筈なのに・・・。
しかし、闇公子が生きていると分かった今、一刻も早く敵の本拠地を叩かなければならないというのも確か。
カペルの取った決断は――
「・・・いいよ、戻ろう!」
(敵の本拠地に)行ってしまったら後戻りは出来ない、だから心配事は全部断っておこうと言うのです。
アーヤの気持ちを酌んだんだね!
思いも寄らなかったカペルの成長振りにアーヤは――
「・・・たくましく・・・なったよね。ちょっとだよ!・・・ちょっとだけだけど」
照れ隠しなのか、「ちょっと」の部分をやけに強調しつつも見直した様子。
見直した・・・と言うより、惚れ直したと言うべきか+
すっかり天然系誑しに育ってきたなカペル(笑)
【王都ケルンテン】
「ばたばたしていた所為で、ここの国王への挨拶ってまだだろう?」
「あ、そう言えば・・・」
――エドに言われるまで、全く思い出さなかったカペルです。
「行って来いよ。どうせ定期船が来るまでは動けないんだしな」
「そっかー、そうだよねー。色々いらない騒ぎも起こしちゃったもんね」
「う、うるさい!・・・さっさと行って来い!」
「はーい、行って来まーす」
そこで、幼稚園児のように手を挙げるなよカペル(笑)
イチャイチャしやが仲が宜しくて何よりです。
微かな笑みで、カペルを見送るエドの表情がGOOD・・・+
「王への挨拶の前にしたい事があるなら、ここで待っているから済ませておいでよ」と、ユージンさん。
特にしたい事は無いんですが、折角なので街をウロついてみる事に。
――教会付近にて、前を歩いているミルシェさんを発見。
「ミルシェ?ミルシェじゃないか?」
見知らぬ男が、ミルシェに声を掛けてきました。
思わず建物の影に身を隠し、聞き耳を立てるカペル。
「どうしてたんだい?随分と久しぶりじゃないか!」
年の頃は30前後といった所か、かなり親しげにミルシェに話しかけています。
「僕に会う為に、帰って来てくれたのかな?」
何だ何だ、ミルシェの元カレ?(゚Д゚)
シグムント様ぁ~とか、カペルく~んなんてキャーキャー騒いでたけど、本命は別にいたのか。
何やら訳ありっぽいアダルトな雰囲気だぞ、こりゃ。
「この出会いは運命だから、約束なんかしなくても二人はまた会えるよな」
うわー、ここまでキザだといっそ爽やかですね(笑)
DMC4のダンテっぽくて、嫌いじゃないですこういうオッサン。
――男が立ち去った後、教会に入って行ったミルシェを追って話を聞いてみる事にしました。
カペルが先程の会話を聞いていた事を知ると、無表情に窘めたミルシェ。
「・・・私、この街の出身なの」
別にそんな事は聞いてないのですが(笑)
何故か自分の身の上話を始めるミルシェさんでした。
「私の両親はハイネイルだったわ。でもこの国の方針に反対し、ハルギータの人達と交流をしていたの・・・」
折り悪くハルギータとケルンテンで戦争が起こった際、内通の疑いをかけられて投獄された挙句、公開処刑にされてしまったらしい。
外患罪の濡れ衣を着せられた訳か。・・・おそらく確固たる証拠などなかっただろうに、ハルギータとの交流を良く思っていなかったケルンテンの実力者が、これを好機とばかりに非難したんだろう。
ミルシェが男性に媚びるのは、生きる為の処世術だったのか。
で、結局さっきの男の人の事は教えてくれなかったミルシェさん(´・ω・)
上手くはぐらかされちゃったかな(笑)
――謁見の間。
「ヨクゾ参ラレタ、客人ヨ」
何故か片言で、歓迎の意を述べるケルンテン国王。この地方の方言かな・・・
「陛下には健やかなるご様子、謹んでお慶び申し上げます」
随分こなれたなカペル(笑)
カペル達から旅の目的を聞いた国王は、協力を申し出てくれました。
「我ラトシテモ、ソナタラニ協力シタイ。人材ヲ供出シヨウ」
王が合図をすると、二人の臣下が現れました。
「フリストフォールと申します」
「せらふぃまデス」
あ、さっきの男だ!ケルンテンの兵士だったのか。
もう一人は、ハイネイルの女性・・・しかもスゴイ美人さんだー!
「デハ頼ンダゾ、しぐむんと」
「御意」
――謁見が終わり城を出ると、エドが待っていてくれました。
「どうだった?」
「すごく信用されちゃった」
「後ろの二人は助っ人か?」
背後にいたフリストフォールとセラフィマに気付いたエド。
「まぁ、そんなようなもんだ。オレはフリストフォール。宜しくな」
ざっくばらんな態度のフリストフォール。
「・・・なんか、城の中にいた時とは随分雰囲気違うのね」
「そうじゃないよ、お譲ちゃん。オレが変わったんじゃなく、オレの姿を映す君の気持ちに変化が起きただけさ。・・・気付いてしまったんだよ、オレの新たな魅力にね」
何言ってんだお前。
すんごいイヤそうな顔してるカペルとエドが笑えます。
「こ・・・こいつは・・・」
口説かれたアーヤも、盛大に引いています。
「せらふぃまデス」
そんな空気はお構い無しに、自己紹介を始めるセラフィマさん。
「おお、愛しのセラフィマ!キミを差し置いて自己紹介を済ませてしまうなんて軽率だったよ。それともキミ以外の女性に語りかけてしまった事を怒っているのかい?」
「理解不能。アナタノ発言ハ非論理的デス」
「分かっているよ、セラフィマ。それも全てキミの愛情表現だと言う事を」
――・・・・・こ、この人は・・・・・
そのポジティブさは、ある意味特技だな。
「また変人が一人・・・・・」
ポツリと呟いたエドの一言が印象的でした+
またって何、またって!(笑)サドの学者とか、ドジッ子くノ一とか。
こうして、超女好きのフリストフォールと、無機質な美貌を持つセラフィマを仲間に加えた一行は、フェイエールに向かう為、ザラ行きの定期船に乗り込むのでした。
でも、一つ言いたいのは――
何で、この二人が同行者なの!!
こんなオイシイキャラを使えないなんて~![]()
どうせならミルシェさんとチェンジして欲しいんですけど!(コラコラ)




