前回 の続き。
「例え世界中を騙しても」
英雄の影武者となる事を自ら決意したカペルは、仲間達と共にフェイエールへ凱旋。
街中からシグムントを称える歓声が聞こえてきます。
「ほら、背筋を伸ばして。君はシグムントなんだ」
カペルにそっと耳打ちするユージン。
シグムントの鎧に身を包んだカペルですが、まだ何処かぎこちない感じ。
昨日の今日では無理もないですけどね。。。
――と、そこへ駆け寄ってきた兵士。
「宮殿でシャルーク様がお待ちだ。さぁ、参られよ」
しかしカペルは「あ、えーと・・・・」と口ごもってしまう。
カペル君早くも大ピンチ!
Disk2開始30秒で、早くも物語は幕を閉じてしまうのか!?
仲間達の心に不安が過ぎったその時。
「閣下。ぎりぎりの死闘の後、皆疲れきっております。首長への報告は後ほど行いますので、今日のところは」
流石は腹黒・・・もとい解放軍の頭脳、ユージンさん。頼りになります。
尤もな言い分で、そつなく危機を回避。
このまま報告に行ったところで、ボロを出すのは目に見えてますからね。
まずは疲れた身体を休めるのが先決。
カペル達は宿屋や城の客間などで、それぞれ休息を取る事にしました。
――その夜。
中々寝付けないカペルは、夜風に当たろうと客間を出ます。
てか、鎧着たまんま寝ようとするなよ(´・ω・)寝苦しいってレベルじゃないぞ
仲間達の様子を順々に窺っていくことになるのですが――
「くそっ、冗談じゃないっ!俺はお前なんぞ認めちゃいないからな!」
相も変らぬこの態度(´д`;)
カペルの何もかもが気に入らないという風に、辛く当たるエドアルド。
「いちいち癇に障る!お前に何が出来る!お前にお前なんかに・・・!」
――エドの気持ちも分からないでもない。
心酔していたシグムントが、カペルを庇って命を落としてしまったのを、目の前で見ていたのだから。
でも、それはカペルの所為じゃないし、カペルにしか鎖は斬れない。
その事はエドも頭では理解していると思う。
だけど、自分でも自分の気持ちをコントロール出来ない・・・込み上げてくる怒り、憎しみ、遣る瀬無さを押さえられなくて、どうしようも無くなってるんだろうなぁ。
そんなエドを、密かに駄々っ子扱いしちゃうカペルは大物だ(笑)
というより、エドの本質を見抜いてるのかも。
だから、カペル自身はエドを嫌ってないんだと思うのです。
「カペルしっかりー」
「元気出してー」
寝言で応援してくれる双子(笑)
癒される~、エドの荒れっぷりの後だからか優しさが身にしみる・・・+
「僕の中のあいつは、頑固で、負けず嫌いで、おまけに不器用で・・・」
シグムントの思い出話を語り始めるユージン。
「友として兄として・・・一緒に背負ってやりたくて・・・」
いえいえ、貴方は十分やってくれたと思いますよ。
シグムントが誰よりも信頼していたのは、他でもないユージンだったし。
ユージンがいたからこそ、シグムントは過酷な旅を続けられたんですよね。
むしろ、貴方は背負いすぎです。(後ろのリュック的な意味で)
「過ぎたことを悔やむより、未来を見なくちゃ、だぞ」
「だぞ」って。
うわ~、イラッときた(笑)某女忍者@銀魂のごとくイラッときた。
そんなキャラだったっけ?
どうやら自分を見失いかけているらしいミルシェさんです。
「あいつがいねぇ以上、俺様もここにいる意味はねぇ」
筋肉だるまバルバガン、解放軍離脱を決意。
バルバガンが解放軍と共に旅をしていたのは、世界を救った後にシグムントと勝負をする為だったらしい。何でも昔コテンパンにやられたとの事で、その雪辱を晴らしたい・・・というより、シグムントの器の大きさに惚れ込んだというのが本音みたい。
まぁ、戦力的には何の問題も無いのですが。
そして城に戻ったカペルは、テラスで哀悼の笛を吹き始める。
――と、背後から聞こえてくるすすり泣き。
「・・・な、泣いてなんか・・・ないんだからっ」
ツンデレかよ(笑)
そういやすっかり忘れていた設定なんですが、アーヤはシグムントに仄かな恋心を抱いてたんですよね。
「やるだけやってみなさい。フォローはするから」
おや?アーヤにも心境の変化が?
今迄は何が何でも頑張れと言う勢いだったのが、無理はしなくていいから自分らしくいなさいと言ってくれてる様子。
こういう肩肘張らない言葉は、今のカペルにとって救いだと思う。
――翌早朝。
「安心して・・・はいられないだろうけど、見守ってて下さい。やれるだけはやってみます」
心の中でシグムントに語りかけると、カペルは城を出ます。
首長に会って正体がバレてしまう前に、フェイエールを出発しようという訳です。
「結構似合ってるじゃない、シグムント“様”」
門の影からヒョイっと顔を出すアーヤ。
カペルの行動はお見通しって事か・・・+
「うるさいぞ!首長にも挨拶無しで出て行くというのに気付かれる」
・・・って、あんだけ文句言っといて、真っ先に来てるのかよエド(笑)
カペルとアーヤも、エドが来た事に驚いてるみたい。
「なんだ、三人だけか。ま、カペルじゃ仕方ないか」
こ・・・こやつもツンデレか!
彼女(候補)もツンデレなら、親友(候補)もツンデレという・・・両脇をツンデレにガッチリ固められたツンデレ♂パラダイス♀なカペル。←ツンデレ言いすぎ
羨ましいんだか、そうでもないんだか分からない状況だ(笑)
「やぁ遅かったねカペル君」
「ご一緒させて頂きます」
ユージンとソレンスタムは、出口付近でカペルが来るのを待っていた様子。
流石に年寄りは早起きだ
――その後も、バルバガン以外の仲間達が続々とやって来ます。
「なんだ結局、ほぼ全員来ちまったのか。めでたい奴らだな」
自分もその「めでたい奴ら」の1人だという事実に気付いてないエド(´∀`)
――目的地を決める段階で一悶着あり。
「もう少し戦力を集めよう」というカペルの提案に対して、「ぬるい事を言っているな!」とエドが反発。
で、結局はエドの言う通り次の国へ向かう為、港町ザラを目指す事に。
なんだけど、横柄な態度のエドに仲間達の心が離れて行きそう・・・
「何よあれ!シグムント様がいなくなったらリーダー気取り?感じ悪い!」
「ま、まぁまぁ、彼なりに必死なんだよ」
ちゃんとエドのフォローに回ってるところがカペルの優しさ。
普段あんな(子供っぽい)感じだけど、精神的に大人なのかもしれない。
・・・で、港町ザラって何処?(´・ω・)誰も場所教えてくれてないよ
【港町ザラ】
「うわぁ、メチャクチャだ」
開口一番カペルがそう呟いたくらい、港町ザラは酷い有様です。
街・・・というか、瓦礫の山?
丁度目の前にいた怪我人に治療を施しつつ話を聞いてみると――
「津波だよ・・・海にあるあのでっかい鎖の所為だって話だ・・・」
見れば、確かに海岸線に鎖が穿たれている様子。。。
もっと大きな津波が来るかもしれないと、街の人達は次々に避難しているらしい。
「あんた、ひょっとして噂の英雄様じゃ・・・?」
すると、今迄何処にいたのか、ワラワラと集まってくる街の人達。
お助け下さいコールがあちこちから聞こえてきます。
「・・・本当に英雄様だよな?」
「え、ええ。僕はエイユウのカペルと申しま・・・っいた!」
うっかり本名を言いかけたカペルの足をアーヤが踏みつけ、
「さがれっ!海に打たれた鎖はシグムント卿が何とかして下さる!」
と、エドアルドが人払いをする。
何このコンビネーション(笑)
普段は仲が悪いのに、こういう時は息がピッタリです。
(流石はシグムント崇拝の同志)
――海岸へ向かおうと、街の奥へ進むと。
「カペルさーんっ!」
「カペルお兄ちゃーん!」
おぉ、ファイーナさんとレイム君じゃないですか。
・・・って、津波が来るかもしれないってのにこんな所で何をしてるのっ!
「閉じこもっていてもどうしようもないんで、カペルさん達を見習って外で働いてみる事にしたんです」
ショプロン村から出て行商をしようって訳か・・・健気な娘さんだ。
しかも、あんな遠い所から魔物だらけの砂丘を越えて来るとはね・・・
この姉弟、相当レベルが高いのかもしれない(笑)
「あ、あのっ、必要な物があったら何でも言って下さいねっ!私、カペルさんの・・・為だったら・・・何だってお売りしますから!」
「うん、でもお金は取るんだね・・・」
そりゃそうだろう、生活掛かってるし。
同じ解放軍のエンマでさえお金取るんだから(笑)
「それからファイーナさんっ、何でもだよねっ、忘れてないよねっ」
しつこい・・・・・(笑)
流石にそう思ったのか、微笑むだけで何も答えなかったファイーナさん。
だけど、期待を持たせるような意味深な態度といい、弟を利用して好意を伝えるところといい、清楚な外見にして女のズルさも併せ持っているな+
――装備やアイテム等の準備を整えてやって来ました海岸線。
ダンジョンになっているかと思いきや、すぐにイベント開始。
「一番安全な策に一票!」と言うやり取りは、カペルらしくて安心しました。
文句を言いながらもついて来るエドは、何だかんだで律儀な奴よ+
そして封印騎士とのご対面。
「こんなところまで、よく来たね」
今迄に類を見ないブサイクな封印騎士の登場です。
これゴリラ?ゴリラだよね?
「とにかく鎖だ。僕が斬りに行くから援護よろしく!」と、戦闘開始。
こいつ、名前は封印騎士ニエ・・・なんとかだったか。
覚えにくい名前だった気がする。
こいつを倒すのが超面倒臭い。
まずはニエ・・・面倒だからゴリでいいや。ゴリを殴って弱らせないと、鎖の周囲のバリアが消えないんですよね。ゴリを殴ってバリアを消したらスグに駆け寄って鎖を攻撃。
しかも、弱った直後「津波」を発生させる時があるのが鬱陶しい!
津波をくらうと、押し返される上に一定時間気絶しちゃうんですよ(ノД`)
苦戦した・・・というより、とにかく戦いにくかった相手です。
――戦闘終了後。
気合と共に鎖を断ち切るカペル。
すると、最期のあがきとばかりに大津波が発生。
それに飲み込まれたカペルは――
意識を失ったまま、海岸に流されていました。
「カペルさん、目を覚まして下さいっ、カペルさん!」
自分を呼ぶ声に目を開けると、仲間達とファイーナ姉弟が心配そうにカペルを見ています。
何でここにファイーナさんが?・・・と思う暇もなく。
「良かったカペル!意識が戻ったのね・・・もう心配かけさせて」
アーヤがカペルに抱き付いた!
すぐに我に返って突き飛ばしたけど。ヒドイよアーヤ・・・(T T)
カペルの無事を喜び合う仲間達を、独り離れた場所から見守るエド。
普段憎まれ口ばかり叩いてるから、輪に入りづらいのかな。
――なんて、そんな訳が無かった。
「お前は一体何なんだ?何故鎖を断ち切れる?偽者のクセに!!」
ま~た始まったよ・・・(;´ω`)
偽者は偽者らしくおとなしくしてればいいだなんて・・・・
「この炎の月印だって・・・あの方が選んだのは俺だ!後継者は俺なんだ!」
と、エドアルドは左手の甲にある月印を見詰める。
エド・・・嫉妬に駆られて本質を見失っちゃってるよ・・・
大切なのは、「誰が」後継者とか「誰が」遺志を継ぐとかじゃないでしょーに。
遺志を継ぐ為に、自分が「何を」すべきかでしょう。
ホント、駄々っ子なんだから。
「あんたはあんたでしょ!英雄エドアルドを目指しなさいよっ!」
「くっ・・・!」
アーヤの厳しくも的確な一言に、その場を飛び出してしまったエド。
「でも、わたし、エドのお兄ちゃん嫌いじゃないよ、優しいし」
「夜、ご本読んでくれるし」
「果物の皮むいてくれるし」
それはまた意外な・・・・
双子には随分と優しかったんだね。
というか、カペルにだけ辛く当たるんですよね・・・(泣)
「男の嫉妬だろ、みっともない」
辛辣だなドミニカ姐さん。確かにその通りなんだけど(笑)
別にカペルはリーダーになりたい訳でも後継者になりたい訳でもなくて、シグムントの願いを叶えたいだけなのに。。。――エドが心配になって様子を見に来たカペル。
「エドアルドさんなら、いつかきっとシグムントさんみたいになれますよ」
その言い方はどうかなぁ・・・怒りを煽るだけな気がしないでもないけど。
「・・・お前に言われたくはない」
案の定、機嫌が悪化。
でも、カペルは気にせずに話を続けます。
「どうしてシグムントさんと一緒に旅をするようになったんですか?・・・なんて、僕なんかに答えてくれる訳ないか」
空気読み力が低いなカペル・・・(笑)
カペルの口からシグムントという名前が出てくるだけで嫌そうだし、話してくれる筈無い・・・と思っていたら、シグムントとの出会いを語り始めるエド。
「一年前だ。一年前俺の住んでた街の近くに鎖が打たれた」
荒れ果てた街を、救ってくれたのがシグムントなのだと言う。
目の前で忌々しい鎖を断ち切ってくれたシグムントに憧れを抱いたらしい。
「まだシグムント様が英雄と呼ばれる前の話だ」
シグムントって英雄になってから意外と日が浅かったんですね。
なのに、あの威厳は一体・・・。
「その日から、あの方は俺の英雄になった。シグムント様と一緒に世界を救う。その為になら何でも出来た・・・この命だって投げ出す覚悟だったんだっ!!」
・・・・・想像以上だった。
想像以上のシグムント崇拝・・・ここまでいくと、シグムント至上主義?
シグムントがカペルを庇って死んだ事がどうしても許せないらしい。
「俺が憧れたあの人は・・・お前なんかじゃないっ!!」
・・・・・そりゃ、カペルはカペルだもん。
顔が瓜二つだから、余計癇に障るんだろうか。
いつまでもこんな感じだと、エドアルドが闇に魅入られそうで心配だ。
「釣りはね、ロマンだよ!魚と釣り人との言葉なき死闘・・・釣るか・・・釣られるか!」
港町だからか、釣り談義にも熱が入る様子のユージンさん。
エドが大変だってのに、何呑気な事言ってるんですか。
ホント面白いわこの人(笑)
――津波の脅威が無くなったことにより、船の運航も無事に再開。
当初の目的地であった、王都ケルンテンへ向かいます。

