第1章「響き届かぬ世界」
【ルイン】
母の最期の言葉通り、ルインの叔母さん宅でご厄介になってる訳ですが、叔母さんとの仲は、あまり宜しくない様子。むしろ最悪?
だけど、つい口調を荒げてしまう叔母さんの気持ちも少し分かる気がする。
常にオドオドしてて、言いたい事も言えずに口ごもったりして・・・何ていうかこう、無性にイラッ☆と来るタイプなんですよね。
はっきりしろ!と怒鳴りたくなる。
魔物の声に誘われるように家を出て、街を探索してみる事に。
そしたら、街中の人から悪口雑言を本人の前で言われまくりなエミル。
犬の世話をしている隣家のおじさんに話しかければ、
「な・・・なんだよ、近寄るなよ」と追い払われ、
立ち話をしているカップルに話しかければ、
「魔物が街に入ってくるのは、あんたのせいじゃないの?」と酷い言いがかりをつけられ、
武器屋の親父さんに話しかければ、
「どうせ冷やかしだろ?」と嫌味を言われてしまいました。
それは、確かにその通りだけどさ!(゚Д゚)←所持金100G
挙句の果てに、小さな男の子にまで馬鹿にされ、
「お前、まだ生きてたのかよ?」と言われる始末。
なんで・・・なんで、ここまで言われなきゃならんのだ!
生きてる事が罪なんですか?
まぁ、ロイドを崇拝してるルインの人達が、ロイドを敵視しているエミルの存在が疎ましいってのは分かるんだけどね。。。ルイン自体、シルヴァラントでもテセアラでも微妙な立場みたいだし。
ごめんよ、エミル。イラッ☆と来るなんて言って・・・
こんな虐めを受けてたら、そりゃー卑屈にもなろうってモンです(T▽T;)
プレイヤー自身、街の人に話しかけたくなくなってるからね。
この街に住んでいるエミルは、どれ程の精神的苦痛を受けたことだろう。。。
今迄よく耐えてくれたよ、ホントに(ノ_-。)
これからは俺が守ってやるから安心しろよ!(誰だよ)
切ない思いにかられながら、公園に辿り着くとイベント発生。
ロイドの銅像に、深々とお辞儀をするルインの人々。
しかしながら、両親をロイドに殺された経緯を持つエミルは、お辞儀などする筈も無く、ロイドの銅像を睨みつける訳ですよ。
それを見ていた双子のいじめっ子。
「ロイド様の像にお辞儀して忠誠を誓え」的な因縁をふっかけて来ました。
ドンッと突き飛ばされ、地面に尻もちをつくエミル。
そこへ現れたのが・・・・
リヒター!!
転んだエミルに手を差し伸べてくれるなんて優しいな~
そして、いじめっ子2人に向って、
「・・・失せろ!」と一言。
それも淡々とした口調じゃなくて、凄みの効いた一喝なんだこれが。
素敵な浜田さんボイスで
てっきり慇懃無礼なタイプかと思ってたんですが、普通に無礼な人でしたよ。←リヒター
エミルに対して「・・お前は!?」と過剰な反応を示していたのが気になります。
リヒターは、エミルのことを知ってるのかな?エミル自身は面識ない様子だけど・・・。
それにしても、お礼を言う為に自分を追いかけて来たエミルに言ったセリフ。
「人の顔色を見て媚びへつらい、逃げる奴は豚同然・・・いや、それ以下だ。
お前は豚か?それとも人間か?」
素晴らしいサディストぶりです。
初対面で豚扱い!
エミルの場合、豚というよりも、ハムスターとか兎とかの小動物系だな。
いや、一番妥当なのは「リス」かな。ラタトスクの意味的に。
「ラタトスク」っていうのは、北欧神話に登場するリスの事なんだって。
リヒターは、見た目からしてドSですけどねw
「堪らない・・・その冷ややかな瞳・・・」
と、レナスに言ったレザード=ヴァレスの気持ちが少しだけ分った瞬間。
完璧に人を見下した視線だ(笑)
だけど、我らがエミル君はドMなので全く問題ありません。
リヒターがルインにやって来たのは、マルタを追いかけて・・みたいですね。
「額に赤い宝石のようなものをつけた少女」を捜している様子。
視線を逸らしながらも「い・・いいえ・・・」と答えるエミルを、
「何をそんなに怯えている?」と睨むリヒター。
あなたの顔が怖いからです。(断言)
勇気は夢を叶える魔法・・・頭のネジが緩んだ人間が言ってた台詞、ね。
何のことだろう?ドワーフの掟にありそうな気もするけど。
リヒターもロイドと面識があるのかな。
街の出口付近に行くと、自警団のアルバ(エミルの叔父)が慌てて走って来ました。
どうやらシノアの湖に魔物が出現したらしい。
・・・ってか、こんな時でもエミルに嫌味を言うのは忘れないんだな。
魔物は怖いけど・・・でも・・・。
「ワォォ~ン」とエミルを呼ぶかのような獣の遠吠え。
思い出されるリヒターのキツイ一言。
『人の顔を見て媚へつらい、逃げる奴は豚同然だ』
やっぱり・・・行こう、僕は人間だ・・・。
【湖底の洞窟】~【ルイン】
今回はフィールドマップ移動がないのですね~。
表示される行き先を指定すれば良いだけなので楽です。
でもって、エミル君の初戦闘があったのですが。。。
あまりのへっぴり腰に、大爆笑したプレイヤーです。
あのモーションは、ある意味「斬新」ですよ。
「やぁ~、やぁ~、やぁ~」という、か細い掛け声はやめて頂きたい。
気が抜けるわw
ダメージも殆ど与えてないし、こりゃ負けイベントだなと思っていたら、エミルの危機に颯爽と現れるマルタ。
クルクルッと回転しつつ、円月輪で魔物(熊)を斬り付けるという、アクロバティックなご登場。
起き上がった魔物に、2人協力して戦いを挑む事に。
エミルに向って「前衛は任せるから!」と言っておきながら、
戦闘開始直後、真っ先にエミルを追い抜き、魔物に突撃したマルタ。
実に好戦的です。
エミルとマルタは半年前にパルマコスタで出会っているのですが、エミルの方は全く覚えて無いらしい。
マルタはエミルをずっと想っていたようですが。。。
で、そのまま別れる事になったんですが、
「危なくなったら、また・・・助けてくれる?」
と、頬を染めながら上目使いに見上げてきたのには参りました。
くっそー!釘宮さんボイスでそんなセリフ言われると・・・たまらないねっ!
しかも、気が強いくせに自分(エミル)にメロメロってとこが小憎らしいぜ。
ちょっと好みかもしれない。
でも、助けられたのはこっちだからね。
勝手に脳内変換しないように。(お前が言うな)
去り際にマルタの髪がなびき、額に赤い宝石が見えたものだから、リヒターが彼女を捜してる事を思い出したエミル。
「さっきの人、まだ街にいるかなぁ。マルタって子のこと教えたら、喜んでくれるかな?」
というエミルの独り言があった訳ですが、リヒターに喜んでもらいたい、だなんて・・・健気な子じゃないですか!(カチッ)←何かのスイッチが入った音
ルインに戻り、町長宅に居たリヒターに「額に赤い宝石を付けた少女」を見たことを(おどおどしながら)伝えたら、「マルタが居たのか!?どこだ!?」と激しい食い付きよう。
そんなにガクガク揺さぶったら、エミルが可哀相です(;´Д`)ノ
緊張と怯えからか、上手く説明出来ないエミルに苛立ったリヒターは、「もういい!そこまで案内しろ」とばかりにエミルを連れ出します。
何かにつけて「すいません・・」と謝るエミルに、「必要以上に謝るな。豚になりたいのなら止めないがな」と相変わらず手厳しいリヒター。
まぁ、その後に「もう謝るな。――さっきは怒鳴ってすまなかった」とデレが入る辺り、実に心得ていらっしゃる。
何はともあれ、仲間になってくれたリヒターさん
早速2人のステータスチェックをしてみよう!
こちらは主人公のエミル君。
これはまた育て甲斐がありそうです!(要するに弱い)
称号が「内気な少年」ていうのは、そのまんまですね。
そんなの称号にすんなよw
ステータス画面の服が現時点と違う訳ですが・・・まぁ、しょうがないよね!
こちらはリヒターさん。
レベル15か・・・とすると、正式に仲間になるのはもうちょっと先だな。
(エミルとのステータス差がタマラナイ)
眼鏡が装備扱いになってるところが、なんとも律儀。
称号は「孤高の旅人」。・・・旅人には見えないw
どっちかって言うと、マッドサイエンティストとかヴァンパイアハンターってイメージ。