ファイナルファンタジーⅣ プレイ日記 12 | Trashy Discovery

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Going my wayなゲームプレイ日記&感想がメインです。

立ちはだかる強敵を「けむりだま」で華麗にスルーしつつラストフロアへ。

そこには、ゼムスに戦いを挑むゴルベーザとフースーヤの姿がありました。


ファイガやブリザガなどの高位魔法を唱え、ゼムスを追い詰めていく2人。


フースーヤ 「もう一息じゃ、パワーをメテオに!」

ゴルベーザ 「いいですとも!」


ゼムス 「使うがいい・・・全ての力を・・・」



Wメテオ発動!

ゴルベーザとフースーヤの「ふたりがけ」ですよ(о>▽<)y ☆

妙に詠唱ポーズがかわいいvv


99999のダメージドンッ限界突破してる・・・



「この身が滅びようとも・・・魂は・・ふ・・め・・つ・・・」

お約束の復活宣言をしながら、崩れ落ちるゼムス。


「倒した・・・」

無意識に呟くゴルベーザ。

為すべき事を果たした・・・そんな思いで胸がいっぱいなのでしょう。


「ひゃっほーーー!!何だよ!俺の出番無くなっちまったじゃねーか!」

茶化すように叫ぶエッジ。

他のメンバーも表情を緩めています。


ただ、セシルだけは困ったような表情をして俯いています。


ぐはvvかわいいラブラブ

何て言葉をかけていいか分からなくて、下を向いちゃってるのかvv

こりゃ、お兄ちゃんメロメロだね☆



「セシル・・・」


「・・・・・・・・・・!」


意を決して顔を上げたセシルが目にしたものは、ゾンビのようにユラリと立ち上がるゼムスの姿でした。

先程とは比べ物にならない、禍々しいオーラが立ち昇っています。


「我は・・・完全暗黒物質・・・ゼムスの憎しみが増大せしもの・・・。

我が名はゼロムス・・・全てを・・・憎むものなり・・・!!」


そのオーラだけで、全てを吹き飛ばしてしまうかのように圧倒的なゼロムスのパワー。


「何と言う事だ・・・死して尚、憎しみを増大させるとは・・・」

「ゼムス・・・いや、ゼロムス!今度こそ私の手で消し去ってやる!」




ゼロムスに向ってメテオを唱えるゴルベーザとフースーヤですが、全く効果はありません。


「駄目じゃ、奴にメテオは効かぬ!ゴルベーザ!クリスタルを使う時じゃ!」



え?・・・フースーヤさん・・ゴルベーザって・・・

いや、アナタはセオドールと呼んであげないと・・・本名知らなかったのか・・・



フースーヤの言葉に従い、ゴルベーザはクリスタルを翳します。

しかし、クリスタルの輝きは鈍く、ゼロムスに飲み込まれてしまいます。


「暗黒の道を歩んだお前が、クリスタルを使おうが輝きは戻らぬ・・・

ただ・・・暗黒に回帰するのみ・・・死ねっ!」


今度はゼロムスがメテオを放ち、その場にいた全員、為すすべなく倒れてしまいました。


「苦しむがいい・・・滅びるがいい・・・全てを消滅させるまで、我が憎しみは続く・・・。今度はお前達の番だ・・・来るがいい・・・我が暗黒の中へ・・・!」


絶対絶命のピンチ!


それを感じ取ったのは、ミシディアで祈りを捧げていた仲間達。

皆の願いを・・祈りを・・・セシル達のもとに届けます。


この演出が心憎いヾ(≧▽≦)




「に・・・兄さん・・・」

セシルは力を振り絞り、ゴルベーザの近くに這い寄ります。


「・・・っ・・・セシル・・・これを・・・お前が・・・!」

ゴルベーザは手に持っていたクリスタルを、セシルに差し出します。


クリスタルと共にゴルベーザの想いを受け取ったセシル。

決意を込めた眼差しで、ゆっくりと立ち上がります。


「ゼロムス・・・!負ける訳には・・・いかないっ!」





◎ゼロムス

戦闘BGMが狙いすぎだなぁ(笑)

皆の想いを一身に受けている・・・そう感じさせてくれます。


最初、セシル以外は戦闘不能で、そのセシルも瀕死な訳ですよ!

それが仲間の祈りを受け取るごとに、蘇っていくんです!


パロム「あんちゃん!」

ポロム「私達の魔力を送るわ!」

2人の優しさが生きる力を与えた!


ギルバート「みんな!勇気を!」

テラ「成せば成る、自分を信じろ!」

2人の願いが耐える力を与えた!


ヤン「精神を集中させろ!」

シド「必ず帰って来るのじゃぞ!」

2人の祈りが耐える力を与えた!



そしてセシルに託したゴルベーザの想い。

「我が弟よ!お前に秘められた、聖なる力をクリスタルに託すのだ!

ゼロムス!正体を見せるがいい!」


分かったよ!兄さん!(セシルと同調中)


クリスタルの輝きが、ゼロムスの真の姿を照らし出します。



カインは「ジャンプ」を繰り返して敵の攻撃を避けつつ攻撃。

エッジは風魔手裏剣を投げて攻撃し、ローザは回復と補助魔法。

リディアは防御しつつアイテムで補助。魔法を使うと、カウンターが怖いので・・・


ゼロムスは、ビックバーンやメテオを発動する前に身体を震わせるクセがあります(笑)

それを合図に全員で防御。

カインは、ジャンプしとけば大丈夫ですw


どうせ2周目やらないだろうなぁと思いつつも、「ダークマター」は盗んでおきました。

裏ボスに挑戦するのに必要らしいのです(・ω・)






戦闘後、ゴルベーザとフースーヤも立ち上がって祝福してくれました。

生きててくれて良かった(ノД`)


「見事じゃった・・・!そなたらが、あれだけの力を秘めているとはな。

青き星の民は、もう我ら月の民を超えたのかもしれんな」


邪悪なる心が消えることはないだろう・・・

しかし、邪悪な心と反対に聖なる心もまた存在する・・・

そなたらが、そうであったように・・・


「さて、そろそろ私も眠りにつかなければならない・・・

また会える日が来る事を楽しみにしているぞ・・・」

ゼムスを封印していたフースーヤは、その役目を終え、再び永い眠りにつくのです。

月の民として・・・


「私も・・・一緒に行かせてはもらえませんか?」

フースーヤに歩み寄るゴルベーザ。


「お主が・・・か?」


「ええ・・・、私は戻れません・・・あれ程の事をしてきたのです・・・

それに、父クルーヤの同胞である月の民の人々に会ってみたいのです・・・」


「そうか・・お主にも月の民の血が流れておる・・だが、永き眠りになるぞ・・?」


「ええ」

ゴルベーザは迷い無く頷くと、セシルに顔を向けます。


「兄と・・・呼んでくれたな・・・セシル」


「・・・・」

セシルは無言で俯きます。


「・・・許してくれる筈もないか・・・今迄、お前達を散々苦しめてきたのだ・・」

兜で表情は分からないものの、どこか寂しそうなゴルベーザ。



セシル!恥ずかしがってる場合じゃないよ!

お兄ちゃん行っちゃうよ!!



「さらばだ・・・」

身を翻し、立ち去ろうとするゴルベーザ。

フースーヤの姿が消え、ゴルベーザもまた消えゆこうとしたその時。


「さよなら・・・、兄さん・・・」


セシルの言葉に振り向くゴルベーザ。

見える筈の無い笑顔と共に。





『竜の口より生まれし者

天高く舞い上がり

闇と光を掲げ

眠りの地に 更なる約束をもたらさん

月は果てしなき光に包まれ

母なる大地に 大いなる恵みと慈悲を与えん

されどつかの間の休息なり

その月は自らの光を求めて

更なる旅に導かれん

同じ血を引く者 一人は月に

一人は母なる星に

時の流れが その者達を引き離さん』



そうなんですよね・・・

月の民として眠りに就くという事は、二度と会えないという事。

『時の流れが その者達を引き離さん』という節でジーンときましたあせる


ゴルベーザに声をかけた時、セシルは引き止めるように手を伸ばしたんですよね・・・すぐに下ろしちゃいましたけど・・・

ゴルベーザの意志を汲んだのでしょうか。





エンディングは、RPGの王道といえる大団円。

セシルとローザが、バロンの王と王妃になります。


それぞれの生活に戻っていった仲間達が再びバロンに集い、セシルとローザを祝福します。


けど、カインだけは・・・



「セシル・・ローザ・・・今の俺には・・お前達を祝福する権利はない・・・

この試練の山で腕を磨き・・・父を超える竜騎士となった暁には・・・

バロンに・・・戻れそうな気がする・・・それまでは・・・」


ここでカインが、その表情を隠してきた兜を脱ぐ訳ですよ!

金髪のサラサラロングヘアキラキラ

背中を向けているのが残念です・・・



泣いた!カインの報われなさに泣いた!

試練の山に出没するモンスターは、既にカインの敵でない気もしてしまいますが・・・




最初から最後まで、物語を盛り上げてくれたのはやっぱりカインなのです!

カイン役の山寺宏一さんの声が、また低くて男前なんですよねラブラブ

個人的に好きな声優ベスト3にくい込む位、ファンになりました。

こんな男前な声も出せるのに、ドナルドダックの声も担当されているというのだからスゴすぎます。

吹き替えの方も、ブラッド=ピットやエディ=マーフィなど、数え上げたらキリが無い・・・

でも、乙女ゲームには出演されてないですよね(。・д・。)

ギャラが高いのかな(笑)

男前な声で囁く、甘いセリフが聞いてみたいラブラブ





そして、ゴルベーザキラキラ

ゴルベーザといえば、このセリフ。


「いいですとも!」



笑っていいですとも!
笑っていいですともの FFⅣ~Ⅵ未収録メドレー

アップニコニコ動画に繋がります。





何故、戦闘中にサラっと放った言葉がここまでフィーチャーされるんだ(笑)

確かにインパクトのあるセリフですけどねw

これ、一応作業用BGM集らしいのですが、作業どころじゃありません。





【個人的総合評価】


★★★★☆(4点)


<バトル>

SFCからの移植という事で、難易度下がってるかと思ったら大間違いでした。

ボス戦は、ほぼ2戦してましたから(笑)

一度敗れてから、敗因を考えて作戦を練り直すのが楽しいんですよねv

A・T・Bに焦り、防御するつもりが隊列チェンジしてしまったのもいい思い出です。


<ストーリー>

ハッピーエンドなんだけど、切なさも残るストーリーが非常に好みです。

(容量的に)多くを語らない登場人物達の心の動きを想像する楽しさもありましたし。

RPGが持つ意味を改めて認識しました。



惜しまれるのは、オープニングにしか美麗なCGが使われなかった事・・・

エンディングもCGで見たかった(ノД`)



と言いつつも、次はFFⅤのリメイクを期待してます。

出来ればPSPがいいなぁ(笑)




そう言えば、FFⅣの続編がモバイルゲームで開発中だそうですね。

『ファイナルファンタジーⅣ ジ・アフター ~月の帰還~』

セシルとローザの息子セオドアを主人公にしたストーリーとの事です。


モバゲーの時点で、fass的にスルーです( ´д` )

気軽に出来るからという理由で、携帯配信らしいのですが・・・

開発費が安いからじゃないのか?(ブラック発動)


それにfassの脳内で、セシルと結ばれるのはカインですからね!

(脳内すぎる)