謁見の間に駆け込むリンクとミドナ。
影の支配者ザントは、身じろぎ一つせずに玉座に座っています。
「ザント!!自分がかけた魔力によって追い詰められるなんて皮肉なもんだよな?」
ミドナは敵意を隠さずにザントを睨みつけます。
ザントはゆっくりと立ち上がると、
「我々は長きに渡り虐げられてきた・・・。
魔術に長けた優れた民族が、蟲カゴの様なこの世界に閉じ込められ、陰りの中でいつしか怒りや憎しみ・・・欲望を持たぬ腑抜けた者達に成り下がった。
・・・全ては何もせず、影の世界に甘んずる愚かな王家のせいだ!!」
ザントはフードを取り去り、素顔を露にします。
邪悪な光彩を放つ琥珀色の瞳でミドナを見据えると、
「そんな腐敗した王家に、私は耐え忍び長い間仕えて来た。
次に一族を治めるのは自分自身であると信じていたからだ。
しかし、私は一族の長としては認められず、長の持つ魔力を与えられる事は無かった!」
抑揚の無かったザントの声は、興奮によって荒げられ、感情のままに両手で天を仰ぎます。
「だが私は、絶望と憎悪のうねりの中で神に出会ったのだ!!」
ザントの言う神とは・・・・ガノンドロフ・・。
絶望に打ち拉がれるザントに語りかける“神”の声。
「我が力をその身に宿せよ・・・
汝、望むもの有らば・・・我もまた、それを望む」
ザントは言われるがまま“神”をその身に受け入れます。
そうして巨大な魔力を手に入れ、影の世界を支配したのです。
一族を醜い魔物に変え、意のままに操る事によって。
お前を許す訳にはいかない!!ザント!!
BOSS
『僭王 ザント』
ザントの攻撃は、6段階変化していきます。
魔力によってエリアを変えるので、それを目安に使用するアイテムを変えていきます。
第1段階(森の神殿エリア)
ザントは空中に浮遊しながら、リンクに向かって光弾を連射してきます。
盾を使って攻撃を避けながらZ注目。
ここで使用するアイテムは『疾風のブーメラン』。
ブーメランが当たるとザントが落下するので、ダッシュで近付き剣で攻撃します。
3回繰り返すとエリアチェンジ。
第2段階(ゴロン鉱山エリア)
磁力の床の上での戦闘になります。
ザントは磁力の床を揺らし、光弾を放ってきます。
地面が揺れている間は『アイアンブーツ』を履いて防御し、ザントの攻撃が一時止んだら、すかさず脱いで近付き剣で攻撃します。
3回繰り返すとエリアチェンジ。
第3段階(湖の神殿エリア)
水中戦なので、『ゾーラの服』と『アイアンブーツ』を装備します。
石像の中に隠れていますが、弾連射する時だけ顔を出すので、『ダブルクローショット』で引き寄せて剣で攻撃します。
一回ダメージを与えると、複数の石像からランダムで出現しますが、攻撃方法は同じです。
3回繰り返すとエリアチェンジ。
第4段階(森の神殿エリア)
猿のウークと同じ攻撃をするザントですw
柱の上をワープしながら移動しますが、光弾を放つ時は止まるので、すかさず柱に体あたりを2回します。
バタッと落ちてくるザントを、剣でタコ殴りですw
3回繰り返すとエリアチェンジ。
第5段階(雪山の廃墟エリア)
ザントが巨大化しますw
リンクを踏み潰そうとしてくるので、足に向かって『チェーンハンマー』を放ちます。
小人化して足をかかえて飛び跳ねるザントですw
すかさず剣で攻撃(*´▽`)
3回繰り返すとエリアチェンジ。
第6段階(影の宮殿エリア)
いよいよ本気を出して来るザント(`・ω・´)
2刀流で回転攻撃や突きを、死角から繰り出してきます。
ザントはワープしながらリンクに向かってくるので、常に動きながらZ注目を使い、盾で防御しながら隙を伺い攻撃します。
結構しぶとかったですw
ガックリと力尽きたように玉座に凭れ掛るザント。
ミドナの頭をよぎるのは、魔物に変えられ苦しんで死んでいった影の民、そして自分を救う為に、微笑みながら消えていったゼルダの姿。
全ては・・・このザントのせい・・。
「お・・・おのれ・・・反逆者・・教えてやるよ・・・オマエが長として認められなかったのは・・その目だ!!
瞳の奥に潜む欲望が、古代の一族の様に力に支配されると王は危惧したからさ!!」
ザントは力無く顔をあげると、ミドナを見つめます。
体は立つ事も出来ない程疲弊していても、その瞳は妖しく輝いています。
「愚かなる王女・・ミドナよ・・お前にかけられた呪いは解けぬ・・。
一族にかけられた呪いは我が神の力・・・。
お前に長としての魔力など戻りはしない・・・。
すでに神は光臨し、この世に復活を果たした・・・。
我が主ガノンドロフ様がいる限り、私は主によって何度でも蘇る!」
狂気の笑みを浮かべて叫ぶザント。
それを見たミドナは、我を忘れてザントに魔力をぶつけます。
ミドナの魔力によって、ザントは跡形も無く消え去ります。
ミドナは我に返ると、驚いた様に自分の手を見つめます。
「ワタシの中に残るほんの僅かな魔力を使っただけなのに・・・。
こ・・これが古代の一族が残した魔力の一部・・・!?」
暫く呆然としていたミドナですが、やがて力強くリンクに向き直ります。
「リンク、今度はゼルダを助ける番だ!
魔力を取り戻す事は出来なかったけど、ワタシには一族の残した力がある。
これで・・あの人に・・・大切な力を返す事が出来るんだ・・・」
あの人は、まだ死んではいない。
自分に宿った古代の一族の魔力がそれを感じている。
「さぁ、行こう!ゼルダが待っている!!」