手持ち資金!国民年金基金 | ダメサラリーマンが、50歳で退職し、ハッピーリタイア?

ダメサラリーマンが、50歳で退職し、ハッピーリタイア?

ダメサラリーマンが、50歳で早期退職したのに、なぜか、ハッピーリタイアしているまでの奇跡をご紹介します。
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『出世できなくても資産2億円』の著者のブログ

今すぐ、付加年金に加入しなければ、善は急げと思ったあなた。


その前にひとつだけ天秤にかけていただきたいことがあります。


それが、国民年金基金です。


この国民年金基金と付加年金は同時に入ることができません。


国民年金基金も、付加年金と同様、国民年金の第一号被保険者

である自営業やフリーランスの人だけが加入できる公的年金です。


国民年金のみに加入している自営業やフリーランスの人は、

40年間、保険料を納め続けた場合の満額で1人当たり年間

78万6500円(1ヶ月当たり約6万5540円)。


1階部分である国民年金のうえに、2階部分の厚生年金や3階部分

の企業年金がある会社員に比べ、将来もらえる公的年金がかなり

少なくなっています。


この差を解消するため、自営業やフリーランスの人の2階部分と

して設けられたのが国民年金基金です。


毎月の掛金は、加入時の年齢や性別によっても異なりますが、

50歳1ヶ月以上の場合で、1口目である終身年金の掛金は、

男性1万6910円、女性1万5080円(月額)。


2口目以降は、上限である6万8000円までの範囲で何口でも

加入できます。


国民年金基金のメリットは、大きく2つあります。


ひとつは、確定給付型の年金であること。


老後にもらえる給付金の金額は、自分がいくら掛金を納めたのか

によってあらかじめ決まっています。


国民年金の1階部分のように、高齢者が増えたからとなし崩し的に

給付の水準が下がるというようなことはありません。


納めた掛金は、ブーメランのように老後の年金となって返ってきます。


安全確実で元本保証であるという点は大きな安心感につながる

でしょう。


もうひとつのメリットが、掛金が全額、所得控除の対象になること。


国民年金基金は、掛金を納めれば納めるほど所得税と住民税の

節税につながります。


月額の掛金は6万8000円が上限ですから、年間で考えると

なんと81万6000円も課税所得(税金の計算の元となる所得)

を減らす効果があるということになります。


こんなふうに聞くと、そんなに節税になるんだったら、付加年金

なんてちっぽけな話はいいから、ちょっと無理してでも最高額の

81万6000円まで国民年金基金の掛金を納めておこうと

思うかもしれません。


でも、国民年金基金にもデメリットはあります。


それは、一度加入したら、任意に脱退することができないと

いうこと。


途中で掛金の金額を変更することはできますが、それまで

納めたお金を引き出すことはできません。


つまり、出費が必要なときに使える手持ち資金という意味では、

残念ながら国民年金基金はほとんど役目を果たさないという

ことになります。


手持ち資金にゆとりがあるのなら、老後を見据えて国民年金

基金に、なにかあったときの手持ち資金を少しでも増やして

おきたいのなら、小額で加入できる付加年金を選択するのが

おすすめです。



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