本日『ボヘミアン ラプソディー』14回目。

チケット売り場で、「この回は胸熱で、歌ったり足踏みとかしてもよいことになっていますが、、(お客様、たぶん気にされるのでは? という顔で)よろしいですか?」
と尋ねられた。

もちろん 胸熱だから来たの
とは言わず、
「はい 大丈夫です」と答えた。

胸熱上映はどこの映画館も最後の回で、帰りが夜中になるから今まで来られなかった。
けれど
新作映画が増えて、ボラプの上映回数が減り、有り難いことに18時台の回ができた。
意外に空いていて、観客がパラパラ。

最初の曲
SOMEBODY TO LOVE が流れて、、
なんか画面の中が狭い、
そうだ
カラオケで歌えるように大きい字で歌詞が出る。だからスペースが文字に取られるんだ。
これは歌うにはいい。うろ覚えだから。

いいのか悪いのか
歌詞が出ると文字に気をとられる、、
演技はわかっているから、まあ 良しとします。

明かりがあちこちにチラチラ  
そうか、これは胸熱だ。

観客少ないから光の波にはならないけど、嬉しい。

ついに エンドロールのラストに👏👏が  

私も思いっきり👏👏👏
毎回、そこで拍手したいのに出来なかったから

14回目にして漸く、終わった後、知らないもの同志、気持ちを分かち合えた思いがした。

こういう見方も楽しい。
    
また行かなくちゃ




本日 7回目。
時間はつくる。執念です。

曲を聴けば聴くほど、悲しく
フレディの歌唱力に引き込まれ、バンドの音に胸を打たれる。

映画は出演者がまるで彼等がそこに実在するようで。(ハリウッドは役者選びもうまいけど、選ばれし役者とその道のプロたちがソックリにしちゃう力がある)
フレディ、ロジャー、ジョン、
ブライアン、
演技って、ここまではまると驚異だ。

劇中の彼等が
可愛いと思えるのは自分があれから数十年経て母の気持ちになっているんだと思う。
昔は、かっこよくて、最高‼ と思えていた。まずは見た目だったよね。

曲が、曲が凄いんだから、、今更だけど。

切なくて悲しいのにこうして、また観にきてしまう。
 
今年は最後に締めくくりが変。
やらなくちゃいけないことがあるはずなのに。。。

まるちゃんが死んだ

だんなが亡くなった時より悲しいかも。

夜中に娘の悲鳴がして、そのことを寝ぼけ眼で、聞いた。

各局の今朝のニュースを見てあらためて喪失感が大きい。

楽しませてくれてありがとう
ももこさん。




右手小指第一関節が少し変形している。数ヵ月前に気がついた。痛みもあるし、、
怖い病気だったら、、こまる。

レントゲンの結果、
加齢と、他の原因として「手を沢山使うひと」に見られる症状。

それは当たり。50年近く酷使された、私の手。可哀想に。
「痛みが辛ければ注射しますよ」だって‼   たいへん (◎-◎;)
そっちの方がよほど痛い(。>д<)

これ以上は悪くならないように労りますから、もう少し頑張って下さい。
小指さま








昨日、二組の御夫婦と私で、館山に出掛けた。

千葉県習志野市に住んで約40年、君津より南の内房には行ったことがないから車外の景色も新鮮。鋸山、内房の穏やかな海、暑さも忘れて。

NHK『新★三銃士』『シャーロック ホームズ』の人形デザイン担当の井上文太さんのアトリエを訪問するという、緊張する旅。

館山湾を見下ろす白亜のアトリエ。
10年前とは違って(当時は、( ̄^ ̄) )
満面の笑みで迎えて下さる文太さん。

開口一番、「ワー怖い人が現れた!!」と。
私も   「会うのが怖かったわー」
彼が   「あの時は生きるか死ぬか『皆が命がけ』だったよねー
凄い番組に関われて、僕は少なからず成長させてもらった。ありがとうね」と。
私は   「これを最後の仕事と決めて全力で取り組んだ、だから怖かったかもね」などと。

今彼は
国内外をいったり来たり、なんと館山からヘリで東京まで飛んでいくのだそう。

いやいや、大きく立派になられて、私はホントに嬉しい。
また一緒に良いもの作ろうよ、と言うけれど、、
私にはそんなに時間がないから。

若い文太さんの活躍する姿を見せてくれたらそれも、素敵な生き甲斐だからね。

彼と私の再会
繋げてくれた、館山の『すえひろ』オーナーOさんは新宿小学校同窓生(そのことは昨日お互いに初めて知った)、人形劇サークルの協力者Kさん(こちらも同窓生!)、共に御夫婦で、私たちの出会いを計画してくださった。

有り難く、感謝でいっぱい。

文太さんは 
館山に住まいを移し、何軒か空き家になった別荘を買い集め、自宅やアトリエに改装されたそう。

どの部屋も美術館。
優れた作品を集め、自らの製作意欲を高めるのだと言う。
部屋べやを案内されるごとに美しくて、感嘆の声が出る。
(写真は各部屋 廊下のランプの一例)
そして
嬉しいことに
シヤーロツクのマドンナ アドラー先生が飾られているではないか!!

ガラス戸棚に。
まだ生きている。

出して遣ってみて、と言われ
感激。
再びあなたを動かせるなんて!!


3*11の時、瞬間的に人形を抱き抱え、側にいた奥さまと赤ちゃんは放ったまま。後にシッカと絞られたそう。
人形作家のサガでしょうか、お気の毒でした。

愛されて人目に触れている人形は、吹き込まれた命を持ち続けるのです。(倉庫なんかに箱詰めしておくと生気を無くす。不思議なことなんです)

そのことを話して、
是非、三銃士のミレディ達も 文太さんの元に置いて下さるように。と
お願いした。

またね  次は
ミレディにあえますように。