母と総社市にある井山宝福寺へ行って来ました。
宝山寺は、紅葉狩りで有名な場所ですが、本日の本当の目的は、、、湯豆腐。
最近、日本の風情ある景色に惹かれていますが、そんな私の心をしっかりと掴んでくれる
景色がどこを向いても大展開されていました。
冬景色は、緑が少なくどこか淋しげなのに、寒い中春に芽吹くためにしっかりと生を育む姿が
垣間見られて力強さを感じることができて、特別見ごたえある何かがあるわけではないのに
いいなぁ、と思えます。
さて、宝福寺に到着したら、まずは湯豆腐で腹ごしらえです。
ありました!
室町時代に立てられた寺院に囲まれて、周りは質実剛健な雰囲気をかもし出しているように思われ
ました。どこを向いても風情のある自然と建物に囲まれていて絵になるので、
ずっとデジカメで撮り続けてしまいました。
般若院の入り口です。
中に入ると、さらに私の大好きな世界が展開されています。
宝福寺は、雪舟が修行していたお寺としてとても有名です。あちらこちらに雪舟や、雪舟とゆかりある
鼠が見られます。
シーズンオフのせいか、お客さんは母と私だけだったので、テーブルを出して、湯豆腐と
点心を準備してくれていました。(ふだんは小さな火鉢の上でお鍋を楽しみ、
お料理は床の上に並べられるようです。それもそれで風情がありますよね)
ボリューム満点の湯豆腐に母も私も大興奮です。
昆布だしを効かせたお鍋に、手作りの綿豆腐、春菊、椎茸がたっぷり入っています。
ふわふわのお豆腐を口に入れると、口の中でとろけていきます。
外は手がかじかむほど寒かったのに、お鍋の熱気とあつあつのお豆腐でお部屋も体もぽかぽかです。
湯豆腐に加えて、小茄子、しし唐の素揚げの煮びたしに慈姑、亀の形に切った
筍の含め煮と慈姑、三菜の酢味噌からし和え、すった山芋の酢もの、
えのきとウドの澄まし汁、茶飯(番茶で炊いたご飯)をいただきました。
素朴なお料理の中に、深みのある味わいがあり、とても満喫しました。
たっぷりのお豆腐に、普段ご飯のおかわりをしない母と私が茶飯をお茶碗に3杯もいただいてしまいました。
(軽くですよ、、、)
たくさん食べても、和食のせいか胃にあまり負担を感じません。
般若院のお庭も本当に情緒が溢れていました。
こんな素敵なお庭を眺めながら、おいしい湯豆腐をいただけるのは本当に贅沢です。

