寛大を出た我々はLTEさんの親切な計らいもあり直で同じ性腺外胚細胞腫瘍の戦友molan君の家へと向かった。この日は月命日という事で是非伺いたい気持ちがあった。この歳で月命日という日を意識する事はあまりない事だと思う。しかし肉親を亡くされた人達にとってこの日付は一生胸に刻む事になる数字だ。好奇心で行くのだろうか、いや違う。同じ病態で戦った戦友を生前からブログを通じて知っていたという事実、それに基づいてご縁を大切にし今日というこの日にご挨拶させてもらうためだ。molan君今から行きます
周知の通り電車での道中、LTEさんはホームで撮り鉄に夢中。この日は数分間の鉄補給にも関わらず1つ収穫があった!という満面の笑みに私は嬉しくなったと同時に思わず息子さんの存在が脳裏に過ぎった笑。
琵琶湖沿いの最寄り駅に着きお手洗いで用を済ませると、ゆうさんとくるみちゃんとLTEさんが戯れていた。なんだか近づきにくい笑。嘘嘘それはない笑。突然の訪問にも関わらずお迎えに来て頂き誠にありがとうございます。以前会った時よりもくるみちゃんの肉付きが良くなっていて健康体そのものだった
実家へ案内される道中、くるみちゃんは何度もハゲ2人の存在を確かめるかの様に後ろを振り向いていた。3秒に1回くらい。私は歩くスピードが普通の人よりも遅い。なのでこの行為は率直に私としては非常に嬉しかった。客人に対する気遣いおもてなしに相当する行為だ。さすがである。しっかりついて行きまっせ〜!この日は初夏のように暑かった。くるみちゃんもはあはあ言っている。
到着!翔くん!2回目ですねお会いするのは、突然来ちゃってすまんのぉ、こうしてたまに会えたら嬉しい、ところで今日はこっちに来てますか?今日も翔くんがくるみちゃんだと思って接しますね話題は色々、お互いの近況報告や戦友、闘病中の方等のお話。話が尽きない!時間が足りない!最後は翔くんの激レアウィッグをLTEさんが装着してめでたしめでたし
1時間弱で颯爽と退散、時刻表片手に焦るLTEさん、ゆうさんとくるみちゃんも駅まで来て頂いて最後までお見送り。エレベーターのガラス越しに興奮のあまり会釈の際、頭をぶつけるLTEさん。最後まで面白い。本当に慌ただしくさせてしまいすいませんでした、そしてありがとうございました