7月から彼女が日本に来る。
実は短期講習1ヶ月プランがある日本語学校に通うのだ。我々は天満駅から近いとある学校に2月くらいに見学しに行ってきた。受付の事務員は1人しかおらず、しかもこの学校の卒業生であった。人件費削減?給料どんなもんなんだろうか。
ちょうどその事務員は中国人だったので彼女の質問に色々答えてもらった。私も自分が入学する意識を持ってガンガン質問していた。質問が一通り終わり次は授業を見学させてもらった。
授業の見学を終えた第一印象は、
え?雑じゃね?この日本語のスピードについて行ってるの皆んな?
だった。講師はもちろんオール日本語だ。見学させてもらったレベルは中級だったのである程度勉強してきたんだと思うが、リスニングとスピーキングのバランスが悪い気がした。そうは言ったもののやはり最初はリスニング力がついて来るんだなと改めてその事実を目の当たりにした。にしても講師が忙しそうで落ち着きがなく雑である。
初級でも講師はオール日本語なのでうちの彼女は大丈夫だろうか??と何度も思った。現在彼女は台湾で日本語を教えてくれる台湾人先生の家で週1でマンツーマンレッスンを受けている。その授業に私は3回ほどこの前の高雄修行の際に着いて行ったことがある。その先生まぁ日本語が超下手だった。まぁその話はまた今度しようと思う。
その事務員は最終的に「6月になったらこの学校に入るかどうか知らせて下さい。全然6月入ってからで大丈夫なんで。」と言った。
4月下旬、、私は彼女に「もうすぐ5月に入るしどこの日本語学校に行くか決めたなら申し込んでも良いと思う、早い方がベターだ」と伝えた。毎回募集時期になると多くの留学生が来ることは容易に想像つく。大阪の梅田周辺や南周辺には幾つか学校はあるもののやはり質と料金はそれぞれ違い人気の学校はごく僅かだ。
彼女は次の日に以前見学に行った学校の中国人事務員にメールを送った模様。だが3日経っても返事がないという。ど平日3日跨いで返信がない事にまず衝撃が走る!!4日目になり再び彼女に聞いてみると、なんと、こんなメールが届いた!
こんにちは。
ご連絡くださりありがとうございます。
7月は長期にわたって留学する生徒が増えてるため、今の応募人数は満員に近いです。
なので7月は短期の生徒を受け入れません。大変に申し訳ありません。
もし夏休み以外の時間があれば、どうぞお越しください。
7月の応募ができないことに関しましては、大変申し訳ありません。
(※仲の良い台湾人に訳してもらった)
なぬ?!
キレた。。。
まるで自分の事かのようにキレた。
という気持ちをぐっと抑え冷静に考えてみた。完全にこっちには一切の不手際や非はなく電話1本でこちらの完全勝利だ。どう考えても勝てる。彼女には「何も心配ない。明日謝罪のメールを送らせる」と伝え格好つけた。こういう時こそ私の出番だろう。
翌日病院に行く道中、頭で一人論破をして完全勝利を確信しながら、鼻息荒く、あの事務員に正拳突き、いや電話をかけた。
つづく
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