問題は舌打ちである。恐らく日本人は舌打ちをしない習慣にあり、またされたら嫌悪感すら抱く(私の場合)。生涯で舌打ちなんてした記憶がない。それに周りの日本人もしていない。しかし彼女と付き合いようになって頻繁にそれを耳にするようになった(1日5-7回)。最初の50発くらいは気にしなかった(何故なら考え事するときにする傾向があったし、台湾だからだ)が、彼女が来日して以降、日本では舌打ち習慣は辞めてもらおうと思い、実はこうこうこういう理由で舌打ちは良くないんだよ、と説明した。すると舌打ち回数は減って行った。舌打ちが聞こえたら都度注意していた。
しかし私の家で2人でいると舌打ちの回数が増えた。考え事以外に、若干イラついた時にする傾向があった。これは日本人と同じやないか！！恐らく素が出ているんだろう。慌てて念入りに注意するが、やはり30年生きてきてこびり付いた習慣はそうすぐには消えない。しかし彼女なりに頑張って抑えていたように思う。
んで昨日、台湾に戻って5日後くらいか、電話で舌打ちが聞こえてきた。しかも3回くらいだ(最初の2回は軽く注意した)。3回目が聞こえた瞬間、軽くキレてしまった(自分の器の小ささに悲しむ。。)。
日本人は舌打ちが嫌いなんだよ。とても失礼な態度だよ。っていうか台湾以外の世界中の人が嫌いだと思うよ。私はそんな君を受け入れられないな。。
途端に電話越しの彼女からの会話が消え、
電話は繋がったままメールでの会話が始まった。私が名前を呼んでも応答がなく仕方なくメールで対応する事となった。彼女の言い分としては、
舌打ちは別に悪気はなく意味もないが、クセで直ぐには消えない。日本人が嫌いな事も分かるし日本人が使う舌打ちとは意味が異なる。このクセである舌打ちを辞めるのに時間をもう少しちょうだい。あなたに「私は君を受け入れられない」と言われてすごく悲しい。あなたは時々とても厳しい。もう少し優しく言って。それに私の舌打ちを注意したのはあなたが初めてよ！世界中の人が舌打ちを嫌いだなんて誰も分からない！！
って言いそうなったけど、いやいや嘘嘘。
直ぐに高速でいろいろ謝りました。向こうも謝ってくれて直ぐに仲直り出来ました。電話も再開し、その後舌打ちが！そう！全く聞こえなくなったんです。喧嘩して良かったです。
でも英語での喧嘩はとても疲れました。