本日退院を迎えホッと一息ついた。家に着くと荷を解いて半分くらい片付けが終わると疲れてしまい家がくそ寒くてコタツに入って暖房付けずに耐えてテレビ見て和む。
病院は常に24℃くらい(窓開けてるのに)あり、いつも半袖だった私はお年寄りから「若いから元気やねぇ」と言われていた。それに窓開けっぱなしで寝て朝寒くて起きるというサイクルを繰り返した(術後もだ)。温室の病院で慣れてしまうとダメだと思い常時開けていた。案の定朝の6:00頃に看護師がバイタルを測りに来ると「大丈夫？寒くない？」と言う。そして私は「布団が短くて寒いです笑」と言う。これの繰り返し。身体を丸めて再び寝ると7:00過ぎに起床し、それと同時に腹筋30回すると身体が温まってくる。現在家は12℃。病院とは10℃以上の差があるが暖房は余り好きじゃないのでこの寒さに早く慣れようと思う。
じゃあ歴史ちっくに簡単に振り返って見ようかなヽ(*´∀｀)
ふと家に帰って来て落ち着くとこの1年間、つまりこの前退院してから今回退院するまで何やったかなぁと振り返ってみようと思った。
◼️2016年2月6日退院
後腹膜リンパ節廓清術
杖歩行、両手足高度末梢神経障害(走れない、箸持てない、階段は手摺必須)、左足部分麻痺、難聴(耳鳴り高音域聞き取り困難)、腎障害(SCr2.0)、腹部20cmちょいの傷、
ハゲ
ハゲ◼️2016年5月(2人旅)
南アフリカ、ナミビア、マダガスカル
※退院3ヶ月後にこの身体でよくアフリカ行ったなと思う。まぁ行けるうちに行きたいという思いで全細胞がついて来てくれた感じ。砂漠はキツかったな正直。。クレカ不正使用でナミビアでコレクトコールして口座止めたり、パスポートが無くなって英語の通じないマダガスカルで右往左往したのも懐かしいな。問題が起こっても慌てず解決出来る知識と体力があって良かった。
◼️2016年8月(1人旅)
ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム
※気楽で楽しかったなぁミャンマーはまた行ってみたい。アフリカの後なので難易度は低く余裕だったけど1人旅はちと寂しい時があった。でも素晴らしい景色を求めて全て自分でマネジメントして全てにおいて自己責任の旅は最高だ。それに人の優しさに敏感に感じれる。誰にも甘えられない状況、厳しい状況で自分の細胞を活性化させれた気がする笑。そして忘れてはいけないのが今の彼女との出会い。連絡先を交換する。
◼️2016年10月(2人旅)
アメリカ、カナダ
※何故か病人の私が友人をアテンドする形に。私も初めての国なのに。でも海外で人をアテンドする能力が少しは磨けたかな。トロントで友人を置いて行きそうになったけど笑。
この頃から自転車を乗り始める。
◼️2016年12月(1人旅だが友人に会いに)
台湾
※この頃から腕立て伏せをやり始める。初の台湾は友人のお陰で大変満足出来、付き合えるかな？とか思い始める。
◼️2017年1月(1人旅だが友人に会いに)
台湾
※この頃から手摺無しで階段は大丈夫だったが降りる時は慎重になる。滅多に走らないが小走りも出来、歩くスピードが速くなった。見た目は健常者と変わらない。箸の使い方が相変わらずクソ下手だがまぁ使えるようになっただけでも進歩したと思う。台湾人の彼女が出来る。
体調も整ってきた所で会社の復帰プログラムに参加しようとしていた矢先。。。
◼️脳腫瘍発見
◼️2017年2月6日入院〜12日退院
覚醒下開頭腫瘍摘出術
自立歩行、両手足末梢神経障害(走れない、階段手摺時として必要)、左足部分麻痺(再び歩きづらくなる)、耳鳴り、腎障害(SCr2.5)、頭部開頭17cmくらいの傷、ハゲ&キズ
ハゲ&キズ何とか大事に至らず生還。
んで今。。
振り返ってみて気づいたけど、
俺のこの1年の移動距離半端ない。
それに幸せ感じたりどん底に落ちたり。
人生がヤバ過ぎる。
こんなレアな人生あるのかと思う。
普通にあのまま働いて結婚して子供出来て役職上げて給料上げて社畜化してる30歳代を想像してた。
それが今、、、こんなはずじゃないのになぁ。
同期は結婚して幸せそうや。。子供も出来て真っ当に仕事して地位確立させてるよ。
でも病気のお陰で
得られた知識や大事な物を教えられた。それに今の彼女と出会えてないと思う。
それと同時に
俺超プー太郎やん！！∑(ﾟДﾟ)
という事。
私は会社を休職中で現在でも本来働いて発生する手取りの86%程の給料を毎月頂いている。この期間は来年の3月末まで有効であり大変助かっている。限度額認定証や公費負担もあり医療負担は少ない。お陰でリハビリという名の海外旅行を後悔する事なく出来た(もう海外旅行出来なくなる前にどうしても行っておきたかった国へ)。会社には感謝しかない。
復帰が伸びてしまったが焦らずじっくり人生楽しもうと思う。
筋トレも忘れずに。
