2025総括
制作本部の総括を一言で表すと「自信」。
これは会社としての“自信”と、スタッフそれぞれの“自信”の2つです。
8月からネットフリックスで配信されている「ファイナルドラフト」が世界ランキング8位に入りました。これは極東電視台の制作力が世界に通用した、認められた証だと思っています。会社が設立され26年、これが早いのか遅いのかは分かりませんが社員一人ひとりがたゆまぬ努力をし、成長してきた結果によるものだと思います。
主にテレビ番組は国内の視聴者に向けて制作するもので、普段海外を意識して作ることはまずありません。しかし今回の「ファイナルドラフト」が結果を出したことで、世界の人たちと映像を通して“共通言語”を得た感じがします。これは会社にとってかけがえのない財産になります。この経験を今回関われなかったスタッフにも引き継ぎ、会社としてさらに成長の一歩にしていきます。
さて2026年から私事ですが、大きく環境が変わります。制作本部長に任命され3年、その経験を新たな場で活かすことになります。テレビ局だけでなく、番組制作会社のあり方も変わりつつある中、極東電視台も進化し、新たなステップを踏み出していきます。
日本のコンテンツが持つ可能性は果てしなく大きい。
アニメが世界を席巻する中、ドラマやバラエティなど日本の映像コンテンツは奥が深く、クオリティはどの国にも負けていません。世界中の人たちにもっと知ってもらい、視てもらい、笑って、泣いてほしい。極東電視台は日本のコンテンツそのものを世界に届けるだけでなく、これまで培った経験を活かし、その国々で興味を惹くコンテンツを開発していきます。
上記は新設されるIPコンテンツ本部の主要業務となる「IP事業」に向けての私の心構えのようなものです。映像業界に携わり30年。これまでお世話になってきた日本の素晴らしい映像エンタメ文化を、世界にもっと発信していこうと思っています。
ということで、2026年1月より肩書がIPコンテンツ本部長と少し変わることになり、会社の屋台骨である制作本部は名称を映像制作本部に変え、私よりずっと頼りになる佐藤稔久に引き継ぎます。
最後に今年1年、お取引先の皆様誠にありがとうございました。感謝申し上げます。
来年も極東電視台映像制作本部ならびにIPコンテンツ本部は精一杯励んで参りますので引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
制作本部長
山井貴超
昨年の私へ、来年の私へ、来年の私から今年の私へ
このブログを書くにあたって、昨年の記事を読み返した。そのまま数年前の記事も読み返した。そして、その頃の自分には今の自分を全く想像できていなかったことを思い出した。
こんな風に気付かせてもらえたのも、毎年この記事を書く機会をいただいているおかげなので、まず本社の方々に感謝したい。
この数年、近しい人たちの数々の死に直面したこともあり、自分の考え方も大きくシフトした。関わる人間もずいぶん変わった。昨年の記事を読みながら、あの頃の私に教えてあげたいなと思うことがあった。
現世を地球で過ごしている我々人間は、過去を記憶する能力と現在を認識する能力は持っているが、未来に起こることを知る能力が欠如している。未来を知ってしまうと現在がつまらなくなる、ということはもちろん想像できる。夢は描くにしても、どうせ実際に起こることはわからないのだから、これから起こることについて心配するのは無駄なので、想像もしないことが起こるのをいちいち楽しめばいい。そうして積み重ねた現在と過去が人生そのものになる。
昨年ここに記事を書いていた頃の私に言いたいこと。来年ここに記事を書いている私に今の私から言いたいこと。そして来年、この記事を読み返している私から今の私に伝えたいこと。
わからないからこその楽しみ方を考えているうちに、この3種類のメッセージを思いついた。
そして、また来年この記事を読み返すのが楽しみになった。
みなさん、来年も素敵な一年をお過ごしください。
ロサンゼルス支社
石橋朋子
2026年の突破と変化、そして新しい国際航路へ
今年もいよいよ終わりに近づいてきました。
私にとって 2026年は、単なる新しい一年の始まりではなく、すでに動き出している「変革の年」と感じています。
「極東娛樂製作有限公司」が台湾に設立されて、ちょうど10年目。
この十年間を振り返ると、日本番組のコーディネーター業務から始まり、文化も言語も異なる仲間と対話を重ね、少しずつ、丁寧に、日台共同制作という世界を広げてきました。
いまや本格的に国際的な映像市場へ踏み出す段階に入ったことを実感します。
昨年、台湾三立テレビと共同制作した番組『上船了各位!』が金鐘奨にノミネートされ、私たちは共にレッドカーペットを歩き、台湾テレビ史上最大級の祭典に参加しました。
あの瞬間、心の底から感じたのは、「努力は必ず誰かに届く」ということ、そして「異文化から生まれるクリエイティビティは、舞台に立ち、世界に響く力を持っている」ということでした。
そして今年は、三立テレビ、文化内容策進院(TAICCA)、そして極東電視台と共に、台湾に新しい映像IP会社を立ち上げました。
今後は、国際 IP の開発・運営に注力し、台湾、アジア、そして世界をつなぐ映像作品を創出していきます。
その結果、台湾の会社は台日協働だけでなく、
アメリカや韓国、タイなど、さまざまな国の企画段階から関わるようになりました。
文化も制作の進め方も違うチームと、「どう物語をつくっていくか」を一緒に考える時間は、大変ではありますが、何より刺激的で、やりがいを感じます。
これからは単発の協力ではなく、
世界と共にコンテンツを創り上げていく段階へと進みます。
来年は、きっと今以上に忙しくなると思います。
スケジュールもタイトになり、異文化コミュニケーションや、言語・制度の“翻訳力”もますます必要になってきそうです。
でも、そういう変化こそが新しいチャンスの入口だとも感じています。
日本と台湾、そして世界がつながっていく未来。
背景の違う人たちが、同じ物語に心を寄せる瞬間。
そんな場をつくる挑戦を、これからも楽しみながら続けていきたいと思います。
中華圏担当執行役員
極東娯樂製作 總經理 華晨希
会社って何だろう?
こんにちは
毎年恒例の年末年始挨拶記事です
今年の漢字は「熊」だそうです
今回のブログ記事は
「熊」は全く関係のない話です
ひと昔前、いわゆる「会社」と言えば
年功序列、終身雇用、様々なハラスメント、
根性論、、、、などなど
しかし、「働き方改革」からこっち
それらは終焉に向かう、もしくは禁忌となった
年功序列⇒実力主義の方向へ
終身雇用⇒転職・フリーランス・起業などへ
ハラスメント⇒受け取る側によるが基本NG!ありえない!
根性論⇒コスパ主義・体調優先 などなど
これらを並べてみると
実力主義・フリーランス・ハラスメント無し・体調優先
会社組織と逆の方向へ時代が動いています
個人優先の時代!やりたい事をやりたい!
しかし、人事異動で制作から急に
営業とか総務とかに配置換えになるという
可能性があるのが会社員です
会社命令とはいえ
「やりたくない事はやりたくない」
と言うのは簡単です
やりたくない部署(業務)を、
他方向の視点や、
知らない事を知る機会と見るかどうかは自分次第
それを体験できる機会は「会社命令」という
抗えない無理矢理やらされる事で
得られることもあるのではないか
自分が得意な(興味がある)ことだけをやり、
嫌な事をやり続ける必要はないかもしれませんが
老婆心ながら、「それで良いの?」と
思うこともあります
例えば、YouTubeなどインターネットは
自分が見た物を分析され
自分が好きそうな物が
上位に出てくるようになります
結果、自分が好きな物ばかり見ることになります
世界には様々なジャンルがあるというのに
同様の例として、
ネット注文して本を購入するのも同じで
実際に書店に行けば、様々なコーナーがあるので
今まで興味が無かったジャンルに
興味が出るという「出会い」があり
そこから視野(知識)が
広がっていくという事があります
「ここには、もう学ぶことが無い」
と思ってもそれは
自分の狭い視野内の事なのだ、と
気づけるかどうか
例えば、いつも通っている道を
たまにはわざと脇道に入って
違う道に入ってみると
新しい発見があるという事です
無駄な時間かもしれません
余計なことをやればやるほど幅が広がる
自分の手札が増えて勝負できる可能性が上がる
「知識(体験)を蓄えることは
楽しい(豊かな)人生」に繋がります
散歩していてただの雑草と見過ごすか
こんなところに
「カラスノエンドウが咲いてるな」
と感じられるか、
知識の有無で心の持ちようが変わって来ます
討論映像など見ていて
自分の知らない言葉が出てくると
いったいこれはどういう意味なんだ?
と調べるだけで理解度が変わって来ます
「スノビズム」「ミソジニー」
「ファムファタール」
「ノンポリ」「ヌーベルヴァーグ」
「アメリカンニューシネマ」「べ平連」
「プログレ」「ヤードバーズ」
「アルファヴィル」
「ルイス・ブニュエル」「光像式照準器」
「十二試艦戦」、、、、、、、
様々なワードが世界にあふれています
「知らないより知ってる方が良い」は
「やらないよりやって後悔する方が良い」と
近い意味がありますが
経験・知識は得れば得るほど
楽しくなると思うんだがなぁ
でも、これももう古い考え方で
やりたくない事は全部AIにやらせれば良い
という時代になるのかもしれない
時代が変化するスピードが
どんどん加速度を増して来て
知らない事がどんどん出てきます
この先が楽しみです
名古屋制作部 部長
洲崎 学


