235回 人を育てるうえで強制力は必要か? | 札幌の零細企業を助成金・社員研修・日報・ブログの活用で支援するコンサルタントのブログ 「チダのイチダイジ!!」

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昨日はセミナー参加後、

取引先のT社長と食事に行きました。

 

話題は人材育成に関することに。

「気配りができる人間を育てる」

ということをT社長は課題にしており

その方法についての議論が白熱。

 

 

 

 

帰宅後、

「こういった社員教育を完璧に

やっている企業ってどこだろう?」

と考えて色々と調べると、

 

企業じゃないんですが、

PL学園の野球部

凄そうな感じがしてきました。

 

 

 

 

 

清原選手や桑田投手といった

数々のプロ選手を輩出している

野球の超名門校です。

 

PL学園は寮生活のハードさが

有名なんですが、そのおかげで

高校生にも完璧な気配りやマナーが

身に付くと言われています。

 

 

 

テレビでも昔は寮生活について

よく取り上げられていたのですが、

本当なのかネタなのかわからない

内容ばかりなんですよ(笑)。

 

 

その厳しすぎる寮生活を

克明に描いた作品があります。

バトルスタディーズという漫画です。

 

 

 

 

作者のなきぼくろさんは、

元々PL学園の野球部で

レギュラーとして活躍していた方です。

 

つまり、

自分の実体験を作品にしたんですね。

 

もちろん、フィクションの要素も

あるはずなので、それを前提に

内容について触れていきます。

 

 

 

 

 

 

まず、入寮した1年生はそれぞれ

3年生の誰かの付き人になります。

 

付き人は身の回りの世話全てを

する必要があるのため、

 

買い物・荷物運び・炊事・掃除・

泥だらけのユニフォームの洗濯まで、

全てを自分でやるんですね。

 

で、ご飯の盛り付けが汚かったり、

ユニフォームに汚れが残ってたり、

なんてことがあろうものなら

キツいお説教が待っている訳です。

 

 

 

 

 

練習の終了後に

こういった雑務を全て終わらせ、

 

なおかつ毎朝6時には起床して

朝練があるので、

1年生は仕事が長引くと

寝られないこともざら。

 

 

 

さらに、

・笑顔禁止

・私語禁止

・先輩への返答はハイかイイエのみ

・女生徒を見るのも禁止

 

などなど、様々なルールに

ガッチガチに縛られての

生活を送ることになります。

 

 

これが毎日って本当にすごいなと

感心させられるばかり。

 

 

 

 

 

ですが、ただ理不尽なだけではなく

こういった生活を通して、

 

「人を気遣う心」や、

「物を大切にする精神」

培われていく様子が描かれています。

 

確かに、ここまでやったら、

嫌でも気配りが身に付くよな・・・

と納得させられるエピソードばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなPL学園の野球部は、

部員による暴力事件が発覚したことを

きっかけに休部状態になっています。

 

 

まあ、学校の先生が少し子どもの頭を

こづいた程度で、教育委員会に

訴えられるような世の中ですから、

 

体罰の要素が存在するであろう

PL学園のようなシステムが

現代に受け入れられないのは

仕方ないのかもしれません。

 

 

 

ですが、人を早く育てるためには

程度に差はあれ、

「ある種の強制力」は必要になります。

 

 

「やってもやらなくてもよい」なんて

環境で自主的に頑張れるほど

大多数の人は強くないですよ。

 

「上司に怒られたくないから頑張る」

と社員に思わせるのも、立派な

社員教育の一環なんじゃないかと。

 

 

 

人によって見解の相違があり、

絶対的な正解は存在しない

テーマなんだとは思いますが、

 

「自分なりの教育のあり方」を

考えるうえで、現代社会に

一石を投じる内容だと思います。

 

経営者には是非読んでほしいですね。