映像のそのウラに
土管にウォールと、夜の撮影をしてきました。
今日は珍しいメンツの組み合わせ。ミナちゃんに、マサシ、ジョー。(清水美那/DEATH LABEL・竹内雅志/STEP CHILD・小倉穣/RAVEN) そしてフィルマーには豪華にレオが。(高橋烈男/STEP CHILD)
いつもの雰囲気と違う現場に、ミナちゃんの様子を見て新鮮でした。撮影クルーによって、その場の空気ってすごく変わります。もちろん、そのロケーションによっても。ものすごくピリピリした現場もあれば、お互い盛り上げ合う時もあり、淡々とこなす雰囲気もあります。
クルーごとの撮影へのスタンスもあるし、セッションするライダー同士の関係、フィルマーなどのスタッフとの距離感など、いろいろな要素が重なり、現場の空気が作られていくのです。こういった状況は、一般のスノーボーダーの方にはなかなかお目にかかれないものです。
僕自身も、撮り慣れているFanta.クルーの時、あまりセッションすることのないライダーの時、雑誌社などの依頼があった仕事の時と、気持ちの面も、撮り方にも違いが出てきます。ただ全般的に言えることは、あまりテンションを上げ過ぎず、けれどもライダーの気分が上がるような雰囲気は作るようにしてます。
時にはアドバイスをおくったりも。相手は僕よりも遥かに上手い滑り手のプロばかりなので、偉そうに言えることはありません。しかし、多くのライダーのライディングを間近では見てきています。場合によっては、ライダーよりも、似たような現場を他で経験していることも。メイクすることへ集中し過ぎて、本人も気付かなくなっている点もあります。気になったことを声かけます。アイテムへのキックの作成なども、積極的に手伝います。ライダーの経験と希望に僕の経験が重なり、出来上がっていきます。もちろん、最終的なジャッジは滑る本人に任せます。
少しでもライダーの気持ちをわかっていたいという想いから、あまり時間はありませんが、僕自身も日頃滑りが上達するよう、そしてより視野を広げるように心がけています。スノーボードが好きで、上手くなっていくのが楽しくて・・・、という感覚とは少し違っています。僕がスノーボードを見る目が高まれば、撮り手として、作品の作り手として、現場へフィードバックするに違いないという気持ちからです。
普段、目にする誌面や映像も、一歩踏み込んだ目で見ると、また楽しさも深まっていくかもしれません。その撮影の背景や過程など。場合によっては、アイテムで繰り広げているワザより、その前後や、ロケーションそのものに、新たな発見をしたりなんてこともあるかもしれませんよ。
