イベントMC・披露宴の司会
自分のクルーの試写会やクラブイベントの他にも、オンスノーイベントや大会などのMCもやっている僕。なもんで、結婚式の2次会の主催や司会。さらには、披露宴をアットホームにした形の、1.5次会を頼まれることも多いのです。
しかし、今回来た依頼は、なんと正にがっちり披露宴の司会。さすがに、「僕が経験してきたのは、ノリや勢いが特に重要視される舞台。披露宴はまたジャンルが違う。その道のプロに任せる方がいいと思う」と、進言しました。
しかし、「身内のみの列席者の中で、知った人に司会をやってもらい、アットホームな感じにしたいから」という理由で頼まれました。昔から妹のように可愛がっていた従姉妹の結婚式。主役の本人が状況を把握した上での依頼。断る訳にはいかない。僕は披露宴の司会という大役を、受けることとなりました。
さぁ、これは大変だ。一番の問題は言葉使い。一応、それなりのTPOに応じた敬語などは、一般レベル並みにはあるつもり。というか、むしろ自信はある方。コールセンターで苦情処理の責任者をやってたくらいだし。ただ、過去に披露宴で耳にしてきた言葉は、日常使用する機会が極めて少ないものだらけ。親戚中心の年齢層の高い列席者。かなり歴史ある会場での開催。課題はとても大きいものでした。
せめて、台本になるものが欲しいと、従姉妹に頼みました。前日に練習しながら、アレンジを加えていこうと。すぐにメールで送ってもらいました。しかし、その予定も大きく狂いました。なんと式の2日前に、交通事故に遭遇したからでした。それも、奇跡?の1日2回・・。
お店の外に駐車していた車に、明け方居眠り運転が突っ込みました。知人の車で家へ送ってもらい、お昼まで寝て、夕方には代車をとりにいく。そして、その夜。車に乗って移動中に、従姉妹から電話が入る。車を停めて式についての打ち合わせをしていたところ、突然右ミラーが破壊され、加害者は逃亡。すぐにとっ捕まえる。(後日、ブログに状況をアップします)
翌日は、その対応と新たな代車の手配でバタバタして疲れきってしまい、結局、台本の確認もとれずに当日になだれこむこととなりました。さらにハプニングは続く。早起きして台本チェックに入ろうとメールを確認すると、なんとその内容は2次会のもの。従姉妹に意図が伝わっていなかったのです‥。
式場に到着するとすぐに状況を説明。ネットから台本になりそうなものを抜粋してくれるとのこと。それまでタイムテーブルを見ながら、アタマの中で流れをシュミレーションする。祝電の差出人や、乾杯の挨拶をする方などの読み仮名を確認する。音出しや照明の暗転のタイミングなど、細かい打ち合わせを進める。用意できた台本を読みつつ、気になったことを式場や新婦に確認をとる。挙式を出ずに、そのままイメトレをする。そんなこんなで、あっという間にタイムアップ。
さぁ、もうぶっつけ本番のようなもの。「ご多幸を~」「~存じます」 普段使わない言葉を、ゆっくりと丁寧に落ち着いたトーンで。徐々に慣れていき、抑揚も所々つけるようになっていきました。けど、安心はできない。アドリブでごまかせる範囲が狭い分、台本から目は離せない。進行に沿いつつも、やっぱり形式ばりすぎると僕がやる意味がない。笑いをちょいちょいとりに行き始める。だって、その後の感動シーンにつなげる前に、気持ちの振り幅をつけた方が、より心に響くから。
なんだかんだで、無事に大役を務めあげました。相手方のご親族にも評判が良く、一安心でした。反省点は色々あったし、新たな発見もしました。やっぱり、経験に勝るものはないって感じです。かなり経験値が上がりました。
その後は2次会の司会へ。もうこれは、僕の得意分野です。お客さんの心を一つにし、テンションをアゲアゲにするいつもの舞台と同じ。親戚組は僕を含めた3人。つまり超アウェイ。そんなのお構いなしに、ブイブイ盛り上げました。僕しかできないお祝いの仕方をさせてくれた従姉妹にとても感謝。
こんな感じで、長い1日は終わりました。僕はみんなが楽しんでいる姿を見るのが、何よりも楽しい。それに対する労は惜しまない。もしみなさんの周りでスノーボーダーが集まる飲み会でもイベントでも、僕がお邪魔することで少しでも盛り上がることができるのなら、是非、お誘いください。もちろん、初心者ばかりの集まりでも結構です。場所や日時に無理がなければ、積極的に遊びに行きます。新たなスノーライフへの刺激になれることは、僕にとってとても嬉しいことなのです。