1996年5月のファンロード | 銀玉戦士のアトリエ

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休日は東京に行って、中野のまんだらけに立ち寄って、再び伝説の投稿雑誌「ファンロード」を購入しました。
中野は秋葉原よりもディープな同人誌とか漫画が沢山ありますね。
なんか、秋葉原はオタクの街と呼ぶにはあまりにもメジャー化しすぎて、逆に真性の根暗なオタク達にとっては居ずらい場所になってしまったような感じがします。
秋葉原メイドの女の子の呼び込みとか、風俗街のソレとあまり変わりません。

それはさておき、購入したファンロードの感想記事です。
今回は1996年5月号です。
今から28年前、オイラが高校一年生の時ですw




特集は、当時月刊少年ガンガンに連載されていた「ハーメルンのバイオリン弾き」。
アニメ化もされましたが、ギャグ調の原作と違ってアニメ版はシリアスな作風になっていて、しかも予算の都合もあってかやたら止め絵のシーンが多く、ファンからは批判の声が多かったみたいです。




付録のカレンダーに描かれたイラスト。
確かこの方、後にエロ漫画家としてプロデビューしてるんですよね。
当時女子高生だったみたいで、ファンロードの投稿者を経てプロの道へと進んでいった一人です。





人気投稿者さんが描いた読み切り漫画。
地球と書いて「エヴァ」と読む・・・この厨二病的な感覚、モロにエヴァンゲリオンの影響を受けてますね(笑)。
時期的にもちょうど、TV版がリアルタイムで放映されていたのと被ります。




学生さんに向けての、入学おめでとうメッセージです。
このエントリーのシリーズでも度々紹介している、人気投稿者の淡海くれほさんのハガキが掲載されています。
なんだか妙に重いメッセージというかエールです。
「いつか誰にも愛されなくなる日が来ます」というのは、流石に余程の事でないと極端なように思えますが、淡海さんの実体験として何かあったのでしょうか。




これも投稿者さんのマンガです。
SMAPのコンサートでのゴミ拾いレポートだそうです。
当時、コンサートの時にゴミを捨てるファンがめちゃくちゃ多かったそうですね。
28年前というと、そのファンも現在はアラフィフか。。。



この頃(1996年)のSMAPは、CD売上でオリコン1位を獲ったり、メンバーが主演ドラマで活躍するなど、国民的アイドルとしての階段をまさに駆け上がろうとしていた時期でした。
80年代アイドルはいかにも女性ファンに媚びているような感じでしたが、SMAPはメンバー個々のパーソナリティーが確立されていて、ファッションも男の側から見てもカッコいい着こなしをしていて、その辺りが既存のアイドル像を壊す価値観を生み出した、目新しい存在でした。
だからこそ時代の寵児となって人気を博したのでしょう。




この、特徴を上手く捉えた似顔絵もナイスですな。



最後も淡海くれほさんのハガキで。
淡海さんがファンロード内でゲームコーナーを担当するのは1997年からですが、それ以前は投稿者として活躍し、その人気が認められてコーナーを持つようになった経緯があります。