ブログネタ:終わってほしくないドラマ 参加中金は人を狂わすんだっていう話。
珍しく見続けたドラマは、
そうです『銭の戦争』です。
このドラマは人間の脆弱さを、
あらゆる面から切り取っていて、
しかも、生々しい。
得てしてありがちな、
『お金じゃ買えないものだってある』
みたいな、
ある種の偽善がほとんどない。
世の中は金でしか買えないもので溢れかえっているわけです。
高いもの、地位や名声、人の心、、、
とにかく金をもってナンボ。
突き詰めていけば、そういうモン。
そんなことはナイなどと、
綺麗事が通じるのは、
まだその人が、
本当の金の大切さも、
本当の金の恐ろしさも知らないから。
これはもう経験です。
自己体験からくる、痛烈な現実。
もちろんね、
前に『銭の戦争』の話をした時に書いていますが、
金が全てだ、とは思っちゃいませんよ。
それはそれで、
認めているし、そうあってほしいと
願ってもいますがね。。。
かと言って、
じゃあ全ての人がそう思えるとは、
俺にはどうにも感じられない。
愛で飯は食えるのか、
優しさで生活できるのか、
そういった現実的な部分。
思いや気持ちだけでは、
乗り越えられない壁ってのも、
あるわけで。
銭の戦争ってのは、
そこんとこに、
甘さを見せないのがいい。
とことん、金の話。
それが正義かどうか、
幸せかどうかは、
相対的なものであって、
分からないわけですよ。
金なんかなくても幸せな人もいる。
金がなくちゃ幸せになれない人もいる。
そういう前提で話が進むからいい。
主人公白石の生き方は、
そこでもがくから、美しい。
筋を一本通さないところが、
実に人間味がある。
その時その時で、
あっちに転びこっちに転び、
上がったり下がったりしながら、
金を取るのか、心を取るのか、
必死に苦しんで答えを出すからこそ、
共感できるんだろうと思う。
辛さを知るからこそ、優しくなれる。
これが、このドラマの
裏のテーマだと思ってるんです。
金に苦労して、金に全てを決められた、
そういう人間だからこそ、
真実味が出るんですよね。
後輩に金を貸してやるにしても、
恩師の借金を返してやるにしても。
多分、彼はいいことをしようとか、
善性だけでやってるんじゃナイのが、
伝わってくるんですよ。
『金をもたないことがどれほど惨めか』
これが分かっていてやるのと、分からないでただ良いこととしてとか、優しさや慈しみみたいなものでやるのとでは、意味合いが変わると、思うわけです。
久しぶりに、
深いテーマの、
いいドラマだっただけに、
終わるのが勿体ないな~と。
こういうのを、
是非ともどんどんとやってほしい。