ゴールデンコンビの時代でした。
百恵ちゃんと友和さんです。
友和、といえば、ハンサムの代名詞でした。
車庫の片隅に、ほこりまみれの広告板がありました。
父はまじめで立派な安定した収入のある会社員でしたが、
我々きょうだいの学費や生活費がまかなえたのは、
母がタバコ屋をしてくれていたおかげも大きいと思います。
たばこのおかげで、今の自分があると言っても大げさではありません。
が、子どもの頃から店番をしてたばこは売っても、喫煙にはまったく興味がなくて。
当時のことですから、父も含めてたいていの大人の男は喫っていましたが、
さいわい、喫煙の習慣からは縁遠く生きてきました。
たばこが悪者になって久しいですが、
世の中には、たばこ産業のおかげで今がある人も多いでしょう。
ちょっと煙い思い出です。
ところで、キャビン、っていうたばこ、今もあるのかな?