木星が蠍座に入ったこの時期、
蠍座のテーマの一つでもある変容
その変容とは一体どういったものなのか、今回は私の最近の実体験を
お話してみたいと思います。
アメリカから帰国してから、じつは感覚が完全に変わりました。
もう半月くらいたちましたが、ずっと観察していますが
もとに戻らないような変わり方をしたんだなと感じています。
一番大きく変わったのは、
これまで、外側から何らかのアクションや反応が来た場合、
それに対して何らかの感覚が湧き起こり
そこにジャッジメントのフィルターがかかってから
レスポンスする感じだったようですが、
新しい肉体は、感覚がフィルターを突き抜けて
反応をそのままレスポンスとして返すようになってしました。
というか、自分にそういうフィルターがあったことすら、事が起きてから認識したくらいです。
こんな風に変わった要因としては、アメリカ滞在中に
相当エゴや恐怖が絞り出されていまして
一番最後に森の中であるワークをしたときに、
くるくるとまわっていたら
それと一緒に、
まるで洗濯機で脱水をかけられたみたいにその声が吹き飛んでいきました。
それまで、
つかれた！
もうやすみたい！！
とか散々いっていたのに、そういうエゴの声が吹き飛んでいったんですね。
そこから、帰国してもそんな感じがずっと続いています。
具体的な例で言いますと、
小さな話では、スーパーで味噌を見つけて、家にもうないから買わないと・・・と思うのですが、
感覚は買わなくて良いと反応するので、それに従って何も考えず買わないようにする感じになるんです。
そうすると、翌日にたまたま行った場所に自分が使っている味噌が格安で売られているのを発見しました。
これまでだったら、スーパーで味噌を発見した場合、
思考でジャッジして「家にもうないから買わないといけない」と思い、かっていたと思います。
でも、感覚が理屈を上回っていて、理屈のいうことまったく採用する気がないようで、感覚の反応をそのまま出すしかすべがなくなりました。
ノージャッジになるってこういうことなんだと自分でもびっくりです
この感覚は、思考の言うことは一切聞く気がないようで、
例えば、前日にものすごい予定が入っていて、翌日に何かのお誘いがきたとして
ポンときた物に対してこれは絶対にいって！！と感覚は湧き上がり
エゴはおいおい前日何があるかわかってるのか？というのですが、
感覚の方が強いので、その通りに反応するまで感覚が湧き立つものを収めようとしません。
結局、半月の戦いで100％感覚が圧勝するんですが、それで物事が上手く運んでいくので
エゴもフィルターをかけて理屈をいうことすらもやめたようです。
このフィルターがなくなった生活は意外と楽で、いろんなことに一喜一憂する必要が無く
ただきたものに反応していくだけで、いや、その方が物事がうまくいくんだと良くわかりました。
アメリカでも最後に師が、
求められたことに対して、ただ反応するだけ
そういっていたのが、帰ってきてから
「あー、あの時いってたの、これのことか！！」
と実体験として発芽した感じです。
この域に来ると、理屈を抜きにして
全てにおいて良いとか悪いがなくて
すべての出来事は、ただの反応しかないんだと感じるのです。
与えられた物をそのまま受け取って表現する
求められた相手に湧いてきた情報をそのまま渡す
とかそういう反応になります。
これまでこういったフィルターがかかっていたのは、
エゴによる恐れからつくりだされたものだったんだなと過ぎ去ってから思います。
肉体というのは、未知なる感覚には本当に臆病で
自分をまもるためにそういうことをするのです。
恐れやエゴを手放していくことは、本当にすごい変化になります。
出てくるときは辛いのですが、燃焼しきるまで出し切ると、その後の世界が
まったく異世界になります
そして、物事がシンプルで楽になります。
そして自分を信じる力が強まり、自分軸がしっかりとしてきます。
木星が蠍座に入ったこの時期、
変容することはどういうことなのかを具体的に触れてみようと思いました。
変容は解らないとただ怖いだけのものになるので、
少しでも具体的に感じて頂ければ幸いです。
良い夜をお過ごし下さい（＾＾）
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