「競技クイズ」を番組化するにあたり最初に決めた事【スタッフこすけ】 | CS放送局 ファミリー劇場 オフィシャルブログ「ふぁみぶろ」

 

昨晩書いたブログをツイッターでつぶやいたところ

以下のようなリプを頂いた。

 

https://twitter.com/quizlivech/status/978897112493633539

 

 

 

 

このようなリアクションがあると大変嬉しいのと

仕事への意欲が増し、結果的に生産性向上とスピードアップに繋がるため

もっと頂きたい。

 

働き方改革に繋がる。

 

もっと褒めて下さい。

 

 

クイズLIVEチャンネルさん、ありがとうございます。

第3回も宜しくお願い致します。

 

4/21(土)予選会エントリー受付中

http://www.fami-geki.com/knockout/

 

 

 

 

 

 

 

では昨日の続き。

 

※昨日のブログ「競技クイズって何なの?」

https://ameblo.jp/famigeki/entry-12363703098.html

 

 

 

地獄のような20時間生放送を終え、

しばらくボケーっとしてた私だったが

そろそろ働かないと怒られそうだったので

大門さんと「競技クイズ」特番の打ち合わせをする事にした。

 

※大門さんとはクイズ専門誌「QUIZ JAPAN」の編集長

 

 

場所は・・・確か赤坂の喫茶店だ。

 

その頃の私は無駄に喫茶店で打ち合わせをするのにハマっていた。

というか喫茶店でコーヒーを飲みながら打ち合わせをする、

というフォーマットが格好良いと思っていた。

 

昔風に言うと、ナウいってやつである。

 

 

先に喫茶店に着いた私は優雅にコーヒーをすすり、大門さんを待つ事に。

 

その時の私は、これから始まる競技クイズ特番の事よりも

コーヒーを飲んでいる自分の姿が客観的に見て

どのくらいイケているか?を必死に考えていたように思う。

 

承認欲求が強い私は、それを気にしていたのだ。

 

 

 

 

そんなこんなしていると大門さんがやって来られた。

 

もう少し優雅な自分を演じる事を楽しみたかった私は

若干残念ではあったが本題の競技クイズ特番の打ち合わせをする事にした。

 

 

 

とりあえず、どんなコンセプトでやろうか?

 

 

という話になった。

 

 

 

これはどちらが言ったのか全く覚えていないのだが

その時に決めた事が一つある。

 

 

それは

 

 

 

 

ガチでやる

 

 

 

 

 

という事だ。

 

 

 

 

 

 

どういう事か?

 

 

それは、有名であるとか、過去の実績とか、テレビ的なオーディションは

完全に切り捨てるという事。

 

 

クイズが好きで実力さえあれば、誰でもチャンスがある。

そんな大会にしようと話した。

 

 

「ノックアウト」という番組タイトルに

決勝大会の会場である格闘技のリング、乾さんの演出を見て

気付かれた方もいるかもしれないが僕は格闘技が好きだ。

 

 

 

 

 

とくに10年くらい前の異常なまでの格闘技ブームに熱狂した一人である。

 

※格闘技好きが興じてこんな番組も作ったんで見てね。

 

 

当時のPRIDEのように世界最高峰の選手が出る

ガチで強い大会にしたいと思った。

 

 

 

 

「競技クイズ」という、ある意味一般的には分かりづらい、というか

浸透していないジャンルを番組にするに当たり、

本来は”安心”を確保するため、こちらでプレイヤーを選出する手段も

あったのかもしれない。

 

それこそクイズの強いタレントさんとか

地上波のクイズ番組に出ている(いた)クイズ王とか。

 

 

 

でもそれは止めよう、と大門さんと話して決めた。

 

今更普通のクイズ王番組をやっても地上波のスケールには勝てない。

 

同じ土俵で戦っても負けるのは目に見えている。

 

 

 

ファミリー劇場はCS放送だし、専門チャンネルだ。

 

ウルトラクイズ・ロスジェネ世代以降に作られてきた

「競技クイズ」の世界を大切にしよう、と話して決めた。

 

 

なので、選出選抜も事前オーディションもしない。

 

「競技クイズ」はガチの世界。

 

予選会を行い実力があれば勝ち残り決勝トーナメントに出場出来る。

そこでも実力があれば優勝出来る。

 

 

 

ガチな最強トーナメントによる日本一決定戦

 

 

 

これが、その時決めたコンセプトだった。

 

 

 

そんなこんなで、その日の打ち合わせは終わった。

 

すぐに企画書にまとめ、その時に書いた概要が以下。

 

 

 

視聴者参加型のクイズ番組が激減した現在

テレビから離れた世界ではかつてないほどのクイズムーブメントが起こっている。
クイズ愛好家達が自ら大会を作り、毎週末といっていいほど

日本全国で大小のクイズ大会が開催。

21世紀の新しいクイズは“競技クイズ”という名で呼ばれ

そのレベルはかつてとは比べ物にならないほど高く、進化している。

常人が理解できない問題を、理解できない速度で押す、異次元のクイズ。

まさにクイズの格闘技!

この企画は、そんなクイズというジャンルに人生を賭け、高みを目指す

現役クイズプレイヤー達を集結させ「今、誰が最強なのか?」という

シンプルかつクイズファンが最も知りたい疑問に答えを出す最強の大会。

人気度・知名度・タレント性は一切無視!!

立ち塞がる相手を全てノックアウトし、勝ち抜いた1人が、本物の最強なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は、スタッフを誰にお願いするか?

 

そこも大門さんには考えがあった・・・。

 

 

てなわけで次回に続く。

 

 

 

 

 

 

ちなみにコンセプトを「ガチ」にしたため

メチャクチャ難易度の高いノックアウト。

 

 

問題内容はもちろん、予選会の形式も。

 

過去2会大会の予選は最初にペーパークイズを行い

上位30名のみしか次のラウンド(早押し)に進む事が出来なかった。

 

30名という人数の狭さ、ペーパーよりも早押しが得意という人、

そもそも早押しがしたいという人。

 

そんな声なき声が上がっているように聞こえたため

今回の第3回では以下のように予選の形式を変えました。

 

 

 

 

参加された方は全員早押しが出来ます。

 

ペーパーが苦手な方でも早押しで挽回出来ますし、

そもそも早押しは好きだから勝敗関係なくレベルの高いクイズに挑戦してみたい、

という方も是非参戦下さい。

 

4/21(土)予選会エントリー受付中

http://www.fami-geki.com/knockout/

 

 

 

 

 

 

ちなみに、エントリーが決まっている選手をご紹介しますと

まずこの人です!

 

 

 

20時間生の時のパイロット版から出演し

過去2回のノックアウトに両方参戦&決勝進出している男です。

 

 

そんな徳久さんから以下のコメントを頂いてます。

 

 

 

「過去2回ともに負けてしまい、せっかくいただいた

”競技クイズ最強の男”という二つ名も、ずいぶんあやしくなってきてしまいました。とはいえ返上する気はさらさらないので、こんどこそ最強っぽさをお見せしますよ」

 

 

 

競技クイズの世界で最多優勝を誇っている事から

「競技クイズ界最強の男」と呼ばれている(※)徳久さん。

 

※キャッチコピーは大門さん発案

※「20世紀最強のキックボクサー(ピーターアーツ)」を意識?

 

 

第1回大会はシードとして決勝大会に出たもののまさかの1試合目で敗退。

 

第2回大会は実力で予選を勝ち抜き決勝進出。

1試合目は勝ったものの、続く準決勝で敗退。

 

 

 

 

 

同じクイズでもテレビの出演は未経験との事で

いつもの大会とは勝手が違って雰囲気に呑まれた可能性も。

 

しかし1回目と2回目では勝率が上がっている事から、

第3回大会で今度こそ優勝し、本当の最強の称号を得る事が出来るかもしれない。

 

頑張って、徳久さん!!

 

 

 

 

そんな徳久さんの激闘が記された過去2回の大会はこちらで配信中。

エントリーする方、過去問題の参考にもなるので是非。

https://club.fami-geki.com/category/etc

 

 

 

 

 

ファミリー劇場スタッフ こすけ