管楽器のマウスピース部分だけで音をだすと
「ピー」とか「キー」とかいう耳障りな音がします。
それが共鳴部分を通過してきれいに響くから、そこではじめて
『美しい音』
に、なるわけです。
これを人の声に当てはめれば
マウスピースは声帯で、共鳴部分は喉とか鼻とか(口腔・鼻腔)
そこに空気(息)を送るだけなんです・・・・が、
それが一番ムツカシイ
目に見えない「空気」というものをあやつる魔術師的なカンジ
吸った空気を留める、出す(吐く)空気の量をコントロールする、
そして、自分のからだを観察して響く場所を見つける・・・
そうしていい音(声)が出ると気持ちがいいですよ~