「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさんが亡くなって、
メディアではその人生を振り返っていろいろ伝えています。
妖怪話もおもしろいのですが、私のアンテナは『戦争体験』を受信。
ラバウルで爆弾にやられ、仲間はみんな死んだのに自分だけ生き残った
それは奇跡的で喜ばしいことなのに、上官に
「みんな死んだのならお前も死ね」
と言われた、と。
そんなばかげたことがまかり通る時代だったんですね。
戦争=死
だとも言っておられました。
夫の本をたまたま借りて読んでいた影響もあるかもしれません。
この井上成美のような「どんなことがあっても正義を貫く」ような人が
今の世にもゼッタイ必要だと思うのです。
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