感情を整える
これまでお話してきたように、家族は感情のユニットです![]()
(ユニットとは、1つのチームやまとまりのこと!)
そして、誰か一人が変わると、
家族全体も変わります![]()
今回は、その「ユニット」がどのように動いているのか、どのように調和を保つかについてお伝えします。
役割を理解する
まず、家族の中での 感情の流れ や 役割 を理解することが重要です。
少し想像してみてください💭
家族の中では、
「怒る人」
「仲裁する人」
「無関心な人」
などの役割が自然と分かれていたりしませんか?
「お父さんはいつも怒っている
」
「お母さんは何でもまとめようとする
」といった具合に…。
このような家族内の感情の役割を把握することで、誰がどのように影響を与え合っているのかを理解できます。
感情の状態を探る!
次に、家族内で誰がどのような感情の役割を担っているのかを探り、潜んでいる問題を見つけます![]()
例えば、お母さんが「息子が学校に行かないのが問題」と言っている場合、その背後に両親の不和があることも考えられます。
このように、息子は「問題の表現者」であり、実際には家族全体のバランスが根本的な問題である可能性があります。
感情のやり取りを観察する
家族内の感情のやり取りを観察してみます。
・誰が誰と一番話している?
・誰が誰を避けている?
・家族内で一番ピリピリしているのは誰?
こうした観察により、家族の中で感情的なエネルギーがどこに集中しているのかが見えてきます。
お父さんとお母さんの間に溜まった
感情の緊張 が子どもたちに伝わり![]()
家族全員がお父さんの顔色をうかがうようになってしまうこともあるでしょう...![]()
また、もし兄弟の誰か一人が両親の感情をすべて受け止め、感情の防波堤のようになってしまうと、他の兄弟は心理的に距離を取りがちです。
小さな変化を起こす
感情のパターンが見えてきたら、次はその流れを少しずつ変えていきます。
ここで重要なのは、無理にすべてを一気に変えようとしないこと!
小さな変化が家族全体に大きな影響を与えます。
いつも「聞き役」だったお母さんが少し自分の意見を言い始めるだけでも、家族の雰囲気が変わるかもしれません。
家族内で感情の「渋滞」が起こっている部分を見つけ、その流れをどうスムーズにするかを考えることが大切なんです。
夫婦間のコミュニケーションを少し改善するだけで、子どもたちのストレスが軽減されます![]()
外部とのつながりを意識する
家族の感情は、家の中だけで完結しているわけではありません!
学校や職場でのストレスが家族内の感情に影響を与えることもあります。
そのため…
外の世界とのつながりも要チェックです![]()
もし家族全体が外部との交流が少ない場合、
感情が内側で詰まってしまうことも…![]()
時には、家族以外の関係を広げてみると、
感情の流れがグッと良くなることもあるんです!
家族の感情の調和を始めよう
家族全体の感情の動きを観察し、家族それぞれの役割を理解しながら、少しずつ感情整理していくことです。
(交通整理のようなものですね
)
大きな変化ではなく、小さな改善から始めることで、家族全体がスムーズに「感情のユニット」として機能し始めます。
まずは小さな一歩から!
少しずつ家族の感情の流れを整えてみましょう!
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