TRDからドアスタビライザというパーツが販売されています。

 

ドアのストライカー部分の隙間にスペーサーを入れ、

隙間を埋めることで、 ステアリングを操作した際の車両の応答遅れを低減し

クイックなレスポンスに仕上がります。

 

とのこと。

 

 

なるほど。

開閉方向にはきっちり固定されますが、

前後方向にはロックされず、ドアと車体の間に

前後方向10mm程度の隙間があります。

 

ドア前端は2カ所のヒンジで開閉方向以外には拘束

ドア内部にはインパクトビームがあり剛性は高い。

ドア後端を固定すれば3点で固定 ドアを剛性部材として

ボディ開口部を補強することが出来そう。

 

しかしながら、TRDの商品なので当然トヨタ車にしか適合しません。

(86繋がりのBRZには適合)

 

無いなら作るか!

 

ネットに自作情報が多数。

参考にして自成しました。

 

ドアとボディの隙間を埋めて圧縮に耐えれば良いので

ある程度の面積のゴム板で良い。

圧縮されるのでズレなければ貼り付ける必要がない。

ストライカにはめ込む式。

 

 

ストライカ。

接触面積を稼ぐため

凹み部にゴムを張り少しでも平坦に。

 

 

2mm、3mm厚のゴム板をストライカ形状に加工して

積層、厚さ調整をしながら

 

こんな風に嵌め込みました。

 

これをドア4枚分。

 

いろいろ試行錯誤して最終的に1mmのゴム板有る無しで

ドアが閉まるか否か程度のクリアランスまで詰めました。

 

結果は…

 

これ、効きます!

 

路面状況がブレーキペダル、シート、ステアリングを通じて伝わってきます。

ロードノイズは大きくなりますが不快な音質ではない。

 

街乗りレベル、交差点を曲がる程度でも予想外の動きが無くなってわかりやすい。

タイヤの向きがはっきりわかる気がする。

余計な動きをしない。

 

全体に硬く、しゃっきりした感じ。

 

そしてオーディオの低音が引き締まった気がします。

 

 

 

BE5での「気持ちの良い直進」を求めて車体を硬くする方向で

 

フロントメンバーブレース 装着

 

フロントストラットタワーバー 装着

 

リアメンバーリジット化

 

などを行ってきました。

 

だいぶ良くはなっていましたが、なかなか満足できませんでした。

ステアリング操作に対して車の動きがリニアになりましたが、

外乱に対し過敏に。上質とは言い難い。

 

それが今回一段階レベルが上がり

全体が調和した感じ。

「操作に対して敏感でうるさいけど乗ってて楽しい」

になりました。