青春はゴミみたいな記憶だって美化してくれる。 | ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

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ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。

Best / The Boomtown Rats

1.シーズ・ソー・モダン
2.4年生のマリー
3.ラット・トラップ
4.ルッキン・アフターNO.1
5.ホエン・ザ・ナイト・カムズ
6.サムワンズ・ルッキング
7.ジョーイ
8.バナナ・リパブリック
9.デイヴ
10.哀愁のマンデイ
11.ライク・クロックワーク
12.エヴァ・ブラウン
13.ネオン・ハート
14.愛のミリオン・イヤー
15.涙のダイアモンド・スマイル
16.ドラッグ・ミー・ダウン
17.アイ・キャン・メイク・イット
  (Live from the Music Machine 1976)
18.象の墓場
19.フォール・ダウン



格好の悪いものや汚いものに憧れてもいた。
お洒落で豪勢なものは表面的で、
あんな風に成りたくも無いと思ったりもした。
落ちていく事の快感が知性に近いものを感じさせ、
規則どおりに行動する事が疎ましかった。

The Boomtown Ratsは汚かった。
ボーカルのBobのボコボコと濁るような声も
がなりたてなくても十分汚かった。
発音のハッキリしないボーカルは、
何を言っているのかわからなくても十分だった。

毎日毎日何かを選択させられていた頃で、
free jazzやNew WaveやBlues等の
口当たりのあまり良くない物を好んでいた。
そんな時に聴いたThe Boomtown Ratsや
London Punkと呼ばれていた連中の音楽はPopで心地良かった。

破壊衝動に理由なんて求める方がおかしいんだ。
The Boomtown Ratsは、存在するものを否定しなかった。
存在するものは、存在するだけで、その理由に十分だったのだ。
みんな本当は心を見て欲しかったのだ。
見えもしない心を見て美しいと言って欲しかったのだ。

青春は無いものねだりの甘酸っぱい思い出で、
甘ったるい心を隠す為に必死になるだけで
狂おしいほどの溢れる体力の使い方もわからず
ただ無性にイライラしていた自分を
The Boomtown Ratsを聴くと思い出したりします。



出ない出ないと何年も待たされて、
販売予定日の延長が約1年、
遂に彼らのアルバムがオマケ付きで販売されだしました。
今、お金が無いから少し後にしようと思ったら
既にAmazonでは1週間~2週間待ちになっています。
彼らってこんなに人気が有ったっけ?
いやいや、うれしい事です。

彼らのベスト・アルバムは2種類持っていますが、
こちらの方が新しくて曲も多いのです。
オマケに日本盤の方のライナーノートは、
プロの小説家らしき人(笑)が書いた
ちょっとした短編小説風の文章が載っているのですが、
これが本当に素晴らしい。
安い外盤も良いのですが、
これに関しては日本盤を買うべきですって(笑)。
どっかの誰かさんじゃ有りませんが(?)、
パンク・ファンや1980年前後が青春だった人は、
泣けてしまう内容です。


アーティスト: ザ・ブームタウン・ラッツ
タイトル: ベスト・オブ・・・