Free Jazzと言うよりも原始JAZZって感じ? | ここから見に来て。[旧Quem tudo quer, tudo perde.]

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ここは音楽のBlogでした。実際には節操無く何でも有りましたが、アメブロと相性が悪いようなので、他に書く事にしました。出来ればそちらを、よろしくお願いします。

Complete Live at Slug’s Saloon Recordings / Albert Ayler

Donald Ayler (tp), Albert Ayler (ts), Michel Sampson (vln),
Lewis Worrell (b), Ronald Shannon Jackson (d)

Slug’s Saloon, New York, May 1,1966

1. Truth is Marching in (Albert Ayler)
2. Our Prayer (Donald Ayler)
3. Bells (Albert Ayler)
4. Ghosts (Albert Ayler)


free jazz好きの人達には絶大なる人気を誇る(と思っている)彼ですが、
今秋発表されたBoxの音源を入れても録音の少ない演奏家だと思います。
私の大好きな演奏家の一人なのですが、アルバムを注文しても中々手に入れる事が出来なくてイライラさせられる事の演奏家です。

そんな彼がJazz界にAyler有り、と注目されだしたのかLiveの音源の多い1966年。
これはそんな時期のSlug’s SaloonでのLiveです。
アナログ時代はvol.1とvol.2という形で出ていました。
Completeとは成ってはいますが、他にも数曲演奏したと言う記録が有るので、もしかしたらこれからまだ発見されるかもしれません。

Liveらしく長尺ものが多く彼自身も調子が良かった事が伺えます。
注目すべき所はDrumsがコールマン一族で有名なRonald Shannon Jacksonだと言う事です。
どうやら1966年の5月頃には彼のBandに在籍していたようです。
こんなところで修行してからコールマン師に仕えたんですね。

私はAylerと言うとどうしてもSunny MurrayのDrumsのイメージが強いせいなのか、ここでのRonald Shannon Jacksonの演奏は、あまりイメージ豊かな演奏には聴こえてきません。
勿論悪い訳ではないのですが、ついて行っていると言うような感じです。
それが原因なのかもしれませんが、全体的に緊張感は少なく楽曲の面白さと演奏の展開で聞かせているように感じます。

それでも15分から25分と言う長尺をダラダラとした演奏にならず次々に展開していく様は中々聴き応えのあるものです。様々なテクスチャーが交じり合いながら一つの楽曲としての演奏としてまとまりお互いの演奏が独りよがりのバラバラとしたものの集合体にならずに進んでいく為にアチコチに面白さが有り飽きさせない演奏となっています。

確かに頭でっかちのわけのわからないfree jazzの諸作品も有りますが、Aylerはそれらの作品と少しばかり違うように感じます。もっと体感的な感じと言うのかリアルに音に向き合って感じるままに感じ聞きたいように聴けば良いように感じます。
少なくとも私はそんな感じで聴いています。