★ ディナーカロリー ★

肉業界では、昨年あたりから、肉を塊のまま焼き上げるような「塊肉」ブームが到来!

IMG_0533
それは、もともとA5ランク=いかにサシがキレイで歩留まりが良いか、の評価のとおり、
もともと日本は霜降り肉を追求してきた歴史がありましたが、ヘルシーな赤身肉が台頭し…

IMG_0535
赤身をより美味しく食べる手法として熟成肉ブームが来て、さらにそこからの進化で、
赤身熟成肉は塊ごと焼いたほうが旨味と香りを逃さないということで、時代は塊肉へ!

IMG_0537
もともとは、肉フェス優勝した「格之進R@六本木」が塊肉を先駆けてきましたが、
今回突撃した渋谷の「炉窯ステーキ 煉瓦」も、昨年6月にオープンした塊肉のお店。

IMG_0541
【冷製スープ(コース内)】
このお店はルールが変わっていて、毎日、塊肉を焼き上げる時間がすでに決まっていて、
その時間にお客が合わせなくてはいけないという、「肉」中心で成り立っているところ。

IMG_0543
【アサリの炒めもの(コース内)】
それもそのはず、6kgにも及ぶ巨大な塊肉を、常温に戻してからじっくり焼き上げるまで…

IMG_0544
じつに6時間もかかってしまうようで、注文を受けてからではとても間に合わない時間。

IMG_0546
焼き上がりは、いつも20時(当初は19:40だったけど変更)キッカリと決まっていて、
18時半・19時・19時半にスタートするのはお客の自由だけど、時間になれば肉が登場。

IMG_0551
そう、これこそが、その塊肉! 宮崎産黒毛和牛イチボ(おしり部分)を焼き上げ…

IMG_0555
言うなれば、牛がこっちを向いておしりをフリフリしている状況なので、きゃわたん♪

IMG_0560
【イチボステーキ(コース内)】
DEBU的にはそのおしりにカブりつきたいものの、お店のお客全員でシェアする形なので…

IMG_0562
ひとり300gずつカットされて提供されますが、それでも厚切りなので食べごたえアリ。

IMG_0567
肉仲間の猪鼻ちひろちゃん桃ちゃんと、今宵も肉に Nice to MEAT you しながら…

BlogPaint
元会社同期・世界のイザワがスーツで決めている横で、DEBUはパツパツなTシャツでも…

IMG_0577
肉で太りたい気持ちは誰にも負けないので、ワイン片手に、肉にかぶりついてみると、
さすが塊で焼いたからこそ旨味と香りが凝縮していて、歯を入れるとイッキに肉汁が♪

IMG_0583
脂が少し多めなイチボなので、もっと赤身にふりきったランプでも食べてみたいものの、
DEBUにとって脂は生きるための潤滑油なので、むしろすべての脂を体で受け止めるYO!

IMG_0584
300gを食べ終えても、肉が余っていたら追加料金ナシで、肉をさらに分けてくれるので、
もちろんそれもGETして追カロリーしつつ、高貴な香りに包まれながら肉をフィニッシュ!

IMG_0586
【パテドカンパーニュ(コース内)】
しかし、塊肉ステーキを食べ終えたあとに、なぜかパテが出てくる展開になりましたが…

IMG_0589
それは塊肉の焼き上がり前に前菜を食べきっていなかったから、順番が逆になったため。

IMG_0592
【デザート(コース内)】
ここは@6800円のコース、または@4000円で肉だけ、という限られた選択肢しかなく、
20時になれば容赦なく肉が出てくるので、コースだと事前に前菜を片付ける必要あり!

IMG_0594
厳しいルールではありますが、店名のとおり「煉瓦」で作られた炉窯で焼き上げる
塊肉を食べようとすればそれだけ手間がかかり、肉好きならガマンすべきところ。

IMG_0548
ルール説明がややこしいので、肉以外の料理のコメントをできていませんでしたが(笑)
アサリやパテなどの前菜からデザートのパンナコッタまで、どれも美味しく太れました。

欲を言うなら、毎日、イチボだけを焼き上げるのではなく、日によって部位を変えたり、
炉窯で塊肉のさまざまな魅力を引き出してくれると、また何度も通いたいと思えるかな。

とは言え、まだオープンして1年なので、炉窯を使ったさらなる肉進化が楽しみです☆

【こんなときにココで太りたい!】
*豪快にまるごと焼き上げた塊肉を喰らい、みずからも塊肉になってみたいとき。


===コチラもお願いします!====
 instagram / twitter / facebook 
東京 トレンドグルメ2015
東京 肉らしいほどうまい店」出版!
 240_40-1
==================

炉窯ステーキ煉瓦
夜総合点★★★☆☆ 3.8

関連ランキング:ステーキ | 渋谷駅表参道駅明治神宮前駅