1982年全米2位(J. Geils Band の "Centerfold" と Joan Jett & The Blackhearts の "I Love Rock'n Roll" に阻まれて6週間連続で2位に留まった)、カナダでも2位、日本ではオールジャパンポップ20で7位。元々は Jonathan Cain が Babys に在籍中に書き始めたものの、John Waite からダメ出しをされた(「sentimental rubbish」とか「too syrupy」などと酷評されたという)もので、Journey に移籍後、この曲を Steve Perry に聴かせたところ、是非演りたい、と言われたので、二人で完成させました。しかし、他のメンバーはこの手のバラードをレコーディングすることには反対で(Jon Cain は、「ジョン・ウェイトの言うとおりじゃん」と言ったとか)、特に Neal Schon は、Perry と Cain を「軟弱者」と dis ったそうです。ところが、初めてライヴでこの曲を披露したところ、オーディエンスから喝采を浴び、Schon は「あの曲、スゲーじゃん」とはしゃぎまくったとのこと(さすがに Perry は、この手のひら返しにブチ切れて、殺意を覚えた、と後に回顧している)。

 

 

カバーバージョンで最もヒットしたのはこちら。

 

 

1996年全英4位。イギリスでは、Journey のオリジナルは全くヒットしなかった(チャートインすらしなかった)ため、この曲と言えば、Mariah Carey のバージョンの方がお馴染みとなっているようです。

 

さらに、Céline Dion によるカバー。

 

 

こちらの方が断然いいですね(そもそも、Mariah Carey には興味がないので(笑))。

 

なお、この曲もいいけど、個人的には、同じアルバム("Escape")に収録されたこちらの曲の方が好みなのだ。

 

 

1981年全米4位、全英46位、カナダで3位、日本ではオールジャパンポップ20で6位。Steve Perry が、サンフランシスコ(ロサンゼルスという説もある)にクルマで向かう途中にコーラスのパートを思いついてカセットに吹き込み、その後 Jonathan Cain の家に行って二人で完成させたとのことです。