1979年全米10位(アダルトコンテンポラリーチャートでは1位)。1970年代に人気のあったソフトロック(時期は若干ずれるが、日本のAORと同義といってもよい)で活躍した England Dan & John Ford Coley 最後の全米トップ10ヒットとなりました。John Ford Coley は、彼らがレコーディングした曲の中で、とりわけこの曲が気に入っているそうです。

 

 

というわけで、John Ford Coley のピンによるバージョンも。

 

 

↑のシングルのジャケットにも書かれているように、オリジナルは Todd Rundgren(彼が Utopia としてリリースしたもの)。

 

 

England Dan & John Ford Coley によるカバーバージョンがヒットした後に出演した『Mike Douglas Show』でのパフォーマンスです。Todd によると、この曲は、残念な出来に終わったアルバム "Oops Wrong Planet" を盛り上げるために入れたもの。

 

そして、Ringo Starr & His All-Starr Band でのパフォーマンス。

 

 

2015年のツアーの際、Ringo から、"I Saw The Light" と "Bang The Drum All Day" と "Hello It's Me" の3曲を歌うことを要請された Todd は、「Mr. Peace and Love」(Todd は Ringo のことをこのように呼んでいる)のショーはみんなで作り上げるものなので、内省的な内容の "Hello It's Me" よりもこの曲の方がピッタリだという理由で、Ringo を説得してこの曲を歌うことにしたとのことです(ただし、2012年の Ringo Starr & His All-Starr Band のツアーの際には、"Hello It's Me" を歌っていた)。

 

さらに Rick Springfield によるカバーも。

 

 

「bootleg」 の連続というのはちょっといただけないけど、ほかにないので仕方ないよね。