1980年全米1位、全英2位。アメリカでは、4週間トップの座を守り(Queen の "Another One Bites The Dust" にその座を追われた)、ディスコチャートとソウルチャートも制してミリオンセラーを記録し、Diana Ross のソロとして最大のヒットとなりました。さらに、スイス、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランドで1位となったほか、アイルランド、フランス、西ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリア、フィンランドでトップ3入りしたワールドワイドな大ヒットです。いうまでもなく、Chic の Nile Rodgers 及び Bernard Edwards が作・プロデュースした作品ですが(彼らはニューアルバムのプロデュースを依頼されて Diana Ross と面談した際、彼女が、自分のキャリアを「ひっくり返し」てもう一度楽しみたい、と言ったことから想を得てこの曲を書いたとのこと)、Diana Ross は最初の仕上がりが気に入らず、自らリミックスを行ったところ、リミックスされたバージョンを聴いた Nile Rodgers はショックを受けて、一時は自分と Bernard Edwards の名前をプロデューサーのクレジットから外すよう要求する(モータウンに怒鳴り込んだらしい)など、ゴタゴタがあったことが知られています(なお、Rodgers は、現在では、「ダイアナが満足しているのなら、嬉しいよ」と、諦めの境地に至っている模様)。

 

 

その最初の「オリジナル CHIC ミックス」バージョンがこちら。

 

 

こちらは Diana Ross が「My baby」と呼ぶあのお方との共演。

 

 

さらに Boy George との共演も。

 

 

さすがの Boy George もなんだか遠慮がちだな。