以前予告(?)したとおり(こちらを参照)、またしても懐かしのキャンディ・ポップです(笑)。Dolly Dots はオランダの6人組のガールズユニットで、1979年にデビューしてから1988年に解散するまでにオランダで11曲のトップ10ヒット(うち1曲が No.1)を放つなど大人気だったようです。この曲は1979年に彼女たちのセカンドシングルとしてリリースされて最高位11位。日本ではデビューシングルとして1981年にリリースされてオリコンの総合チャートで24位(オールジャパンポップ20では1位)となり、20万枚のセールスを記録する大ヒットとなりました。

 

 

「ラジオ」じゃなくて「レディオ」としたうえで、「ギャル」をつけ加えちゃうセンスがイカしてますね(笑)。

 

こちらは日本でのセカンドシングル(オランダではサードシングル)。

 

 

1981年オリコンで70位(オールジャパンポップ20では12位)、オランダでは1979年13位。

 

 

この曲は正直言ってあまり印象に残っていないのですが、B面は、現在50代のみなさんは誰でも知ってるおなじみのナンバー。

 

 

いうまでもなく、ミスDJリクエストパレードのテーマ曲ですが、それに合わせて、原曲の「You're the only one」を「You are my DJ」に変えた日本特別仕様バージョンです。

 

原曲はこちら。

 

 

オープニングはこんな感じでした(チャーリー・ツナ!)。

 

 

この番組のコンセプトは、現役の女子大生が日替わりでDJを務めるというもので、その中には、川島なお美、斉藤慶子、向井亜紀、長野智子といったおなじみの面々も含まれていましたが(飯島真理や松本伊代もDJを務めていたようだが、そのころはもう聴いていなかった)、一番印象に残っているのは、やはり「やるっきゃない」の千倉真理(笑)。1983年に行われた Michael McDonald+Joe Walsh+Boz Scaggs のジョイントコンサートの際に Michael McDonald と Joe Walsh に会ったという羨ましすぎる話をしています(Boz Scaggs には会えなかったようだ)。そういえば、予備校と大学で一緒だった友人が、「ミスDJ」の一人と高校時代につきあっていた(元カレだった)ことを思い出しました(それが誰かは、個人情報なので秘匿するが、上に名前を挙げた7人ではないとだけ言っておく)。

 

(以下、脱線して政治の話を書きます。興味のない方はスルーしてください)

ところで、「やるっきゃない」というフレーズは、土井たか子が社会党の委員長だったとき(1986年~91年)に使って広く一般に知られるようになったが、もともとは千倉真理が80年代初めにこの番組で使って若者の間に広まったもので、土井たか子はそれをパクっただけ。それから、社会党といえば、その後継である社民党が今般分裂して所属国会議員は福島瑞穂一人ということになった。社会党・社民党が我が国の政治・社会に及ぼした害悪を考えると、未だにこの党が存在していることがそもそも信じられないのであるが、それはさておき、今回の事態については、当然の報いであって、慶賀の至りであり、欣快に堪えないところでもある・・・と書く予定だったのだが、最終的に照屋寛徳も離党せずに留まることとなった。照屋といえば、先の臨時党大会において、「先輩方が築いた遺産をあなたが全て食いつぶした」と福島に痛烈かつ的確な批判を浴びせたのであるが、そこまで言っておきながらどのツラ下げて残留するのかと面妖に思ったら、後継者(照屋は今季限りで引退の予定とのこと)が社民党からの出馬を希望しているというのがその理由のようである。このような、党利党略、否、個利個略によって自らの政治信条(そんなものがあればの話だが)を枉げて恥じない陋劣な御仁には一刻も早くお引き取りいただくことを切に願いたい。

 

さて、この際だから、ついでに、社会党・社民党がもたらした害悪のうち、最悪と考えられるものを3つ挙げておく。第1に、非武装中立なる世迷言を振りかざしてまともな安全保障の議論を妨害し続けた(さらには、自衛隊違憲論を唱道して自衛隊員に対する差別を助長し、その人権を蹂躙した)こと、第2に、北朝鮮による拉致問題をデッチアゲと決めつけて北朝鮮自身が認めるまでその立場を変えずに固執し、拉致被害者の救済を妨害し続けた(そしてこの問題を未だに解決できない状態にしている)こと、第3に、自民党・さきがけと組んで村山政権を誕生させて自民党を蘇生させてしまったことである(最後の点に関して言えば、その報いを受けて泡沫政党に転落してしまったのには、憫笑するほかない)。これらは、どれ一つをとっても万死に値するものであるから、幾許かの功(さすがに功が皆無とまでは言わないが、とは言え、例えば何があるかと問われても、直ちに思いつくものがない)があったとしても、疾うに消滅していなければならないはずであった。それにもかかわらず、この党が未だに生きながらえているというのは到底信じられないばかりか、あってはならないことで腸が煮えくり返る思いである。また、福島瑞穂は、いわゆる「従軍慰安婦」(この用語は使いたくないのだが)を自らの薄汚い利己的な目的を果たすための道具として利用し、その結果日韓関係を破壊した(それは明らかに北朝鮮を利する行為である)元凶の一人でありながら(そもそもこのような唾棄すべき鉄面皮が国会に議席を得てしまうこと自体、議会制民主政のバグだというにはその弊害はあまりにも甚大であって、なぜそのようなコストを負担しなければならないのかとの疑問すら抱かせる)、全く反省することなく居直っているのである。ともかく、次の参議院選挙では、この恥知らずを必ず落選させなければならない(照屋の後継者も次の総選挙では決して当選させてはならない)。そして、この、どこの国の政党なのかわからない売国/亡国の団体の息の根を止めなければならないのである(そして、こともあろうに、この不届きな政党の党首を平然と首相に担ぐという、吐き気を催すあさましさが、自民党の本質であることも決して忘れてはならない・・・なお、私は、現状では政権担当能力のある政党は自民党を措いてほかにないことは否定しないが、この既得権益にしがみつきその維持に汲々とするばかりの腐臭漂う集団に取って代わって政権を担当しうる政党(それは間違っても立憲民主党ではない)が一日でも早く登場することを冀って已まないものである)。

 

今年は、コロナ禍のせいで、嘗て経験したことのない全く面白くない1年で、鬱々として気分の晴れない毎日が続きました。そこで、今回のネタに託けて、些か激烈で穏当さを欠いていることは承知の上で、幾分かの鬱憤晴らしをしたところで(その矛先となった面々には良い面の皮かもしれないが、その面の皮はこれくらいでは何ら痛痒を感じないほど厚いだろうし、そもそもその悪行に照らせばこれくらいは受忍限度を全然超えるものではないというべきである)、最後の記事とします。

 

どうぞよいお年を。