Trix はアルゼンチンの三つ子のユニットで、8歳の時に「Las Trillizas de Oro」(Golden Triplets)というグループ名で芸能活動を開始し、フリオ・イグレシアスの1978年のワールドツアーにバックコーラスとして参加したことで注目を集め、1981年にはヨーロッパ、日本などでデビュー(その際、「Trix」というグループ名がつけられた)。この曲は日本でセカンドシングルとしてリリースされて、オールジャパンポップ20で3位に昇る大ヒットとなりました。
動画もあったので貼っときます。
後藤久美子が分身の術を使ったのかと思った(笑)。
こちらが日本でのファーストシングル。
この曲も大ヒットしました(オールジャパンポップ20で最高位5位)。
それにしても、この2曲の邦題、アイドルとして売り出そうとしたとはいえ、ひどいセンスだな(呆)。1970年代の終わりから80年代の初めにかけて、ノーランズ、アラベスク、ドゥーリーズをはじめとするこの手のキャンディーポップ(と言われていたようだがよく憶えていない)が人気を博していたのですが、ひねた高校生のガキだった当時の私は、小馬鹿にしてまともに聴いていませんでした。ところが、久しぶりに聴いたらあまりの懐かしさに思わず記事を一本書いてしまったところです(笑)。ということで、今後はこうしたケースが増えることが予想されます(なぜか第三者的コメント)。