1984年全米2位("Jump""Footloose" の首位交代の陰に埋没して1位を逃した。なお、ブラックチャートでは1位)、全英6位。さらに、ベルギー、フランス、西ドイツ、オランダ、スペイン、スウェーデン、スイス、ニュージーランドでトップ5入りを果たすなど、ワールドワイドな大ヒットとなったんだけど、それも、I always feel like somebody's watching me ~♪ という Michael Jackson のコーラスのおかげであることは誰の目(耳?)にも明らか(笑)。Rockwell (本名 Kennedy Gordy)はモータウンレコードの総帥 Berry Gordy の息子で、この曲のレコーディング中に幼馴染のMJに参加してもらおうと思い、何も言わずに彼を連れ出してスタジオに連れて行き、「マイケル、力を貸してくれよ」と頼んだところ、Michael は快く引き受けてくれたとのこと(マイコー、いいヤツじゃん)。なお、Michael だけじゃなくて、Jermaine もバックボーカルに参加しています。Rockwell は、当時 Berry Gordy とは疎遠になっていたのですが、ネポティズムと思われるのが嫌で、オヤジには黙ってモータウンと契約した(できた)とのことで、この曲のデモを聴いた Berry Gordy は、最初のうちは冷淡だったが、聞き覚えのあるコーラスの声の主が Michael Jackson だと分かると(すぐには分からなかったらしい)、 大興奮したそうです(現金なおっさんやな)。

 

 

オランダの Beatfreakz とかいうダンスグループによる「カバー」(正確にはサンプリング)。

 

 

・・・っていうか、"Thriller" のパロディじゃん。MJのコーラスパートが完全にメインになってるし(笑)。2006年全英3位を始めとしてヨーロッパ各国で大ヒットしました。

 

なお、Rockwell は完全な一発屋と思われがちですが、"Somebody's Watching Me" に続くセカンドシングル "Obscene Phone Caller" もトップ40ヒットとなっています。

 

 

1984年全米35位。しかし、この後が続かず、間もなく音楽活動を停止してしまいました。