1981年全米9位、カナダでも9位。イギリスでは最初にリリースされたときは62位に終わったのですが、2009年に『The X Factor』というテレビの音楽オーディション番組で取り上げられたことがきっかけとなって最高位6位を記録しました。タイトルは、Jonathan Cain が売れない時代に挫けそうになって実家に電話すると、決まって父親から、「Don't stop believing or you're done」(信じるのをやめたらおまえは終わりだ)という言葉をかけられたことに由来するそうです。さらにトリビアネタを(笑)。この曲の歌詞の中に「Just a city boy born and raised in south Detroit」というくだりがありますが、デトロイトでは、「イーストサイド」と「ウェストサイド」という言い方はあるが「北デトロイト」と「南デトロイト」という言い方をすることは殆どないとのこと(実際に「南デトロイト」という地名があるのはカナダのウィンザー市)。この詞を書いた Steve Perry は、「north」も「east」も「west」も試してみたが、「south」が一番フィットした(「south Detroit」という響きが気に入った-実際にカナダにその地名があることは後で知った)と述べています。

 

 

こちらはアメリカのテレビ番組『グリー』より。

 

 

2009年全米4位、2010年全英2位(オリジナルがイギリスで最高位6位を記録したとき、Glee のキャストによるバージョンが5位に着けていた)。この番組を始めとして多くのテレビ番組で使用されたことで、この曲は、英米では Journey を知らない若い人たちの間でも広く知られるようになったそうです。

 

しかし、われわれにとって、"Don't Stop Believin'" といえば...。

 

 

1976年全米33位(イージーリスニングチャートでは1位)、日本ではオールジャパンポップ20で3位。同名アルバムからのファーストシングルでした。

 

 

日本では "Take Me Home, Country Roads" との豪華カップリング。ちょうどオリビアに夢中だったころです(笑)。