いうまでもなく Rod Stewart の signature song であるこの名曲は、1975年イギリスで4週連続1位、その年の年間チャートでは2位(1位は Bay City Rollers の "Bye Bye Baby")となりました。また、翌年にテレビ番組の主題歌として使用されると再びチャート入りして3位まで昇っています。このほか、アイルランド、オランダ、ノルウェーで1位、ベルギー(フランドル)、スイス、オーストラリアで2位、ニュージーランドで3位、西ドイツで4位、オーストリアで7位となるなど世界的に大ヒットしたのですが、アメリカでは最高位58位というマイナーヒットに終わりました。Rod によると、彼はホテルで寝ていたところを朝10時にかかってきた電話でたたき起こされます。その電話はプロデューサーの Tom Dowd からのもので、これからレコーディングするから30分以内にスタジオに来い、とのこと。彼曰く、「朝の10時半にレコーディングなんて、冗談だろ?みたいな感じさ。おれは[レコーディングするときは]いつも一杯ひっかけて気持ちを落ち着かせないとだめなんだけど、そのときはアルコールがどこにもなくてね。全然飲まずに歌わなきゃならないんで、びくびくものだったよ。」
オリジナルは Sutherland Brothers Band。
1972年全英54位。Rod は、当時同棲していた恋人からこのバンドのことを教えられ(彼女はテレビ番組に出演していた Sutherland Brothers Band を見て、Rod の好みだと思ったとのこと)、彼らのライヴに行って大ファンになり、一緒に曲を作ったりしたそうですが、レコーディングしたのはそちらではなくこの曲のカバーのみ。ただし、Rod は、"Sailing" をシングルカットすることには大反対だった(自作の "Three Time Loser" を希望した)ということです。
"Sailing" は Sutherland Brothers Band のセカンドシングルで、彼らのデビューシングルはこちら。
残念ながら全然ヒットしなかったようですが、われわれ Bay City Rollers ファンにとってはおなじみのナンバーです。
この曲は、アルバム "It's A Game" に収録されていたのに、その次に出たアルバム "Strangers In The Wind" にも入っていたので、当時、なんでだろ?と思ったものです。その後、前者に収録されたのは日本だけで、アメリカ・イギリスでは後者にのみ収録されたことを知ったのですが、なぜ日本だけフライング(ボーナストラック?)となったのかは未だにわかりません。
というわけで、話が Rod Stewart からどんどん逸れて、気がついたらいつものようにローラーズで終わっていました(笑)。
