ウルフマンジャックだ!(笑) これ、1976年に全米 No.1 になったんだよな。初登場が51位と好スタートを切って、以後順調にチャートを駆け上がってきたんだけど、4位に達したところで4週間足踏みし、その間に C.W. McCall の "Convoy"、Barry Manilow の "I Write The Songs"、Diana Ross の "Theme From 'Mahogany' (Do You Know Where You're Going To)" がこの曲を追い抜いて順に1位になったので、そこまでかと思ったら、Diana Ross からなんとか1位をもぎ取りました(ソウルチャートでも1位)。なお、この曲の中盤に悲鳴のような声が聞かれ、それに関して、レコーディングの間に殺された女性の実際の断末魔の叫び声だとか、この曲が収録されたアルバム "Honey" のジャケットの女性(雑誌『PLAYBOY』1974年10月号の「今月のプレイメイト」Ester Cordet)が熱した蜂蜜を体にかけて火傷を負った際の叫び声だとか、様々な都市伝説が流布しているそうですが、実はメンバーの Billy Beck の声だということです(話盛りすぎだろ)。

 

こちらの1分25秒前後に問題の声が聞かれます。

 

 

こちらがアルバム "Honey" のジャケット。

 

 

これだけでもかなりのものだけど、開くともっとエロいらしい。

 

Red Hot Chili Peppers がカバーしているとは存じませんでした(まあ、そもそもレッチリには興味がないんだけど)。

 

 

1996年全英7位、Billboard Hot 100 エアプレイチャートで22位。アニメ映画『ビーバス&バットヘッド Do America』のサントラの収録曲で、そのためかライヴで演奏したことはないとのこと。そーいえば、もう何十年もジェットコースターに乗ってないな(←怖いからって正直に言えよ(笑))。