言わずと知れた Billy Joel の名曲で、日本では大ヒットし(オリコンで12位、オールジャパンポップ20では1位)、The Stranger と並ぶ彼の代表曲と言っていいでしょう。哀愁を帯びたメロディはいかにも日本人好みなのですが、アメリカ人には受けないのか、チャート上は最高位24位(1978年)とイマイチの結果に終わり、アメリカ編集の彼のベストアルバムにはこの曲を収録していないものもあります(日本では考えられんな)。これに対し、フランス人の琴線には触れたようで、フランスでは No.1 に輝きました。Billy Joel によると、まず曲ができて、"Home Again" というタイトルをつけて歌詞を書こうとしたのですが、もっといいタイトルはないかと考えていたところ、彼のバンドのドラマーが、「Sodomy... such a lonely word~♪」とテキトーに歌っていたのを聴いて、大急ぎで歌詞を書いたとのこと。ちなみに、私のカラオケのレパートリーでもあります(笑)。
こちらはピアノマン同士の顔合わせ。
さらにハーモニカおじさん男爵 Toots Thielemans によるカバー。
なお、Toots Thielemans は、"Leave A Tender Moment Alone" にゲスト参加しています(こちらを参照)。
その他、カバーはやはり日本人によるものが多いのですが、それはスルーして Beyoncé のカバーを。
Destiny's Child のデビュー10周年記念アルバム "Love Destiny" より。ただし、このアルバムは日本企画盤で、Beyoncé は「日本のファンのため特別に」この曲を吹き込んだそうです(笑)。