硝子姫が見てきたやきうと二次元イベント。

硝子姫が見てきたやきうと二次元イベント。

ジャンプフェスタにもいかなくなってしまったし、プロ野球関連はSNS等公開厳禁なイベントばかり参加しているので記事を書くことはなくなりました…

Amebaでブログを始めよう!

■おことわり
スターマンに関する記述はありません。ちょっと、諸々、記憶が飛びました。

ことの発端は11月23日の球団発表。
https://www.baystars.co.jp/news/2019/11/1123_03.php

あの日の先発発表の時みたいに「えっ」と声が出た。これは一大事。国吉くんがトークショーに。それに、一緒に百瀬くんが出るって。これはさらに一大事。

あわてて百瀬ファン ― あのときの「見送りの民」 ― にコンタクト。
※あの時、とか見送りの民、についての詳細はこちら 

姫「ちょっと、我々事案が発生しましたよ」
民「えっなにこれ。超ピンポイント事案じゃん姫と私の」
姫「日程どうよ」
民「ちょっと時間ちょうだい万障お繰り合わせる」

ものの10分と経たないうちに見送りの民は万障をお繰り合わせていた。
あの広島の一件に絡んでいる民たちは皆、万障をお繰り合わせるのが上手い。

ロマッカーのアレ(※)やファンフェスを無事に乗り越え(姫は召されたが)
無事に「優先席観覧券」と「握手会参加券」を入手した姫と見送りの民は本日、無事に鴨居の地へ降り立ちました。

※)Twitterハッシュタグ #それでもボクはロマッカー 
このトークショーが発表になった日がまさにロマッカー当日で、運営に関わっていた姫と見送りの民はまさしく「盆と正月とCSと日本シリーズが一緒に来た」ようなてんてこ舞い状態でした…


…というわけで記憶が定かなうちに今日のトークショーを文字に残しておこうと思った次第です。

司会はもうベイスターズに関わるイベントではお馴染みとなったダーリンハニーの吉川正洋さん。
時折「鉄分」が出てくるのがとても味わい深い。吉川さんの何がすごいって、鉄分のない人であっても「あれ?楽しいぞ?もしや自分にも鉄分が?」と思わせてしまう、万人受けする鉄分濃度の絶妙な配合率。

さぁそして登場です。国吉選手、百瀬選手!(以下敬称略)

吉川「今日はこんなに寒いですけど、皆さんタオルとか持ってね、お集まりいただきましたよ。アツいですよ!」
国吉「ありがとうございます!」
百瀬「ありがとうございまぁす」
吉川「説明不要だと思いますけどもね、国吉選手は今年10年目!53試合に登板されました!そして球速も161キロを記録されました!あとで詳しく伺いましょう」

会場 \よっしゅー/
姫(ギエエエエ…ギエエエ…)
民「やっぱ大きいねー…てか姫、顔がキモい」
姫「」

吉川「そして5年目の百瀬選手!今年は1軍も経験されましたね。こちらも後ほど詳しく伺いましょうね。そして百瀬選手は…なんと、今日が初のトークショーとのことで」

会場 \ももちゃーん/
民「きゃあああももちゃーん!」
姫「…うわ」
民「何」
姫「…お互い様やで」
民「」

吉川「みなさんからももちゃーん、と声がかかりましたが、ももちゃんと呼ばれているんですか?」
百瀬「そうですね、…先輩とかにも。ももちゃん…ですね」
国吉「僕もモモちゃんて呼んでますww」
吉川「そうですかwwでは百瀬さんは逆に国吉さんをなんと?」
百瀬「僕は、クニさんって」
吉川「あ、さすがにクニちゃんではなく」

会場 \wwww/

吉川「百瀬さん、初めてのトークショーですが、どうですか喋るほうは」
百瀬「まぁ、あの、そこそこw」

民「ほんとさぁ…初めてだからさぁ…未知数なのよ…」

国吉「あぁ、そこそこ面白いですよw今まだ緊張してるからアレですけど、もうちょっと慣れたら、面白いですよww」
百瀬「えっ…えぁ…えぇ…(困惑)」
吉川「ハードル上がりましたねぇwww」

姫「ももちゃん…かわいい」
民「でしょっ…」

■国吉くんの今季振り返り 

吉川「今年はもう…何度、国吉選手に助けてもらったか!本当にお疲れ様でした。振り返ってみていかがでしたか?」
国吉「春から秋まで、シーズン終盤まで投げたの初めてだったんで、途中やっぱり体もしんどくて、ダメかなと思ったこともあったんですけど…(ハマスタの)スタンドが新設されて、ファンの方の声援がすごい大きくなって。あの声援が後押ししてくれたと思います」
吉川「今年からウィング席ができましたからね。そしてあの161キロの球速…はいかがでしょう、ご自身で」
国吉「そうですね…もう、これ以上出ないかもしれないですねwwww」
吉川「wwww投げた瞬間わかったんですか?」
国吉「投げた時僕わかってなくて、…でもお客さんがなんか、こう、ザワザワっと」
吉川「しましたね」
国吉「それで、パって後ろ振り返ったらまだ、61の表示が残ってたんで、あぁそういうことだ、と」
吉川「結構あっさりww」
国吉「いつだっけ…オープン戦の時に159出てて、あと1キロで60だなーなんて思ってたんすよ」
 

姫(ギエエエエその159現地で見ましたギエエエエエ)

 

国吉「そしたら開幕すぐくらいで61がパーンって出て。でも!その日に、大船渡の佐々木君が163キロ出したんですよwwwおんなじ日にwwwww」


会場 \あーーwwwwww/ 

 

国吉「なので、僕が61出したことよりそっちがフォーカスされてww」
吉川「わははははははははwwwwww」


会場 \wwwwwwwww/

 

 ■百瀬くんの今季振り返り 

吉川「今年はスターナイトで1軍へ、ファームでも調子がとてもよくて。どんな1年でした?」
百瀬「目標にしていた『1軍に行く』っていうのは達成できたんで、そこはすごい良かったですけど、やっぱり1軍っていうのは結果を出し続けないといけないんで、これはまだまだ、課題だなと思います」
吉川「どうでしたか、1軍の打席は」
百瀬「緊張するかなって思ってたんですけど、そうでもなかったです。面白さ…のほうが上回ってました」
吉川「わぁ、そうでしたか」
百瀬「バッターボックス向かうあたりで、なんか…なんていうか、たまんなかったです」


会場 \wwwwww/ 

姫「たまらんなこの子」

民「これがももちゃんよ…」


■長野・松本のこと 

吉川「百瀬さんは長野県の松本出身、ということで」
百瀬「ハイ、松本です」
吉川(鉄)「まつもと~~~~~…ってね、アナウンスが長いことでおなじみ」
百瀬「wwwwww」


会場 \wwwwwwww/

 

民「wwwそうwwそうwww」
姫「そなの?ww」
民「あとで動画見せるww」

見送りの民は百瀬くんと同じ松本出身である。

 

↓「あとで見せてもらった動画」がこちら

民「伝われこの感じwwww」


吉川「上田コーチも同じ地元で」
百瀬「上田さんは、中学が同じで。大先輩です」


会場 \へーー/ 

 

姫「『松商学園』って上田コーチの枕詞だよね」
民「やめなさいww」


■チームの仲良しは 

吉川「チームの雰囲気はどうなんですか?百瀬さん、普段よくお食事したりするような…」
百瀬「僕はニコさん…乙坂さん。1年目からお世話になってますし、よくご飯つれてってもらいます」
吉川「あぁ乙坂さん!…あの僕、奄美キャンプ見に行ったんですけど、伊藤裕季也選手と結構…いちゃいちゃされてましたね?」
百瀬「あれは、…あれは…(照)」
吉川「まさか言えない関係!?」


会場 \wwwwwwwww/ 

 

百瀬「結構、フレンドリー…(照)」


会場 \wwwwwwwwwwww/ 

 

吉川「国吉選手は、仲のいい選手はどなたか」
国吉「えーっと、たぶん、三嶋さんですね」


姫(知ってる…ほんっといっつも一緒にいた…)

 

吉川「あぁ、三嶋投手…!じゃぁ試合後に食事とか?」
国吉「いや、それはほとんど…試合終わったらもうお互い、家に帰るだけなんで。 今の時期だけですけど、ゴルフ。三嶋さんも僕も好きなんでww」
吉川「ゴルフ大好きですか」
国吉「ゴルフ大好きです!」
吉川「スコアのほうはどうですか」
国吉「やっと最近、100切るようになったんです」
吉川「あ、じゃぁ来年からの背番号92くらい行きそうな?」
国吉「や、ベストが91なんで…w」


会場 \wwwwwwwww/

 

国吉「だから、次の目標は90切ることですけど、まぁ趣味で楽しく、やってるんで。スコアよくなくても楽しければいいかなって」

 

■プライベート事情 

吉川さん曰く、楽屋で話した百瀬くんは自称「ネクラ」とのこと。

 

百瀬「一回家に帰っちゃったらもうめんどくさくて、出かける気にならないです」
吉川「今は、一人暮らし?家にいるのが好き?」
百瀬「YOUTUBE見たり…Netflixで映画探したり…」
吉川「インドア派でいらっしゃる」
百瀬「いや、それはまだ、認めてないですww」


会場 \wwwwww/

姫「どういうことw」
民「カワイイ…」


百瀬「アウトドアのほうが、好きです」
吉川「ほう、ではそこをもっとアピールしないと、このままではYOUTUBE好きってことに」
百瀬「あの、山が、すきです。自然が。」
吉川「山登りとか?」
百瀬「は、しないです。見るだけw」


会場 \wwwwww/ 

民「あぁ…わかるわ…ももちゃん…それが松本の子よ…」
姫「どういうこと」(数分ぶり2回目) 

見送りの民曰く、松本で育った子は山を見ると安心するとのこと。

 

吉川「確かに松本のほうは、山も自然も景色がいいですからね」
百瀬「自然も、夜景もきれいです」
吉川「崖!?」
百瀬「やけい!夜景ですwwww」
吉川「あぁびっくりしたwww夜景確かにきれいでしょうね、長野だと」
百瀬「きれいです。…はい、…きれい、です」
吉川「あの、アウトドア派アピールは以上でしょうかww」


会場 \wwwwwwwww/ 

 

国吉「これ以上聞かないでくれみたいな感じになってますねwww」


会場 \wwwwwwwwww/

 

吉川「国吉さんは、インスタとか拝見してますけどやはりご家族と」
国吉「基本あんまり家にいないんですけど、いるときはまぁ、子どもが遊べ遊べと」
吉川「結構、インスタ更新されてますけど、お好きですか」
国吉「最初は好きじゃなかったんです。でも去年オーストラリアに行って、その時に僕が日本の情報を集めたくて、…それでまぁ、始めたんですけど」
吉川「実際どうでしょう、発信するって」
国吉「案外楽しくて。時間のあるときだけですけど更新するようになったし、今はもうハマっちゃって…ますねw」
吉川「ファンとしては嬉しいですよね」


姫(ほんとそれ…ありがてぇ…ほんと…)

 

 ■すきなたべもの 

吉川「結構みなさん食事制限とかされてますけど、オフの間は…好きなもの食べたり」
国吉「インスタ見てる方だったらわかると思いますけど、ラーメンの写真載せてたり。きょうも朝Dock(追浜の練習場)行ってたんですけど、昼はラーメンでした。好きですね」


選手はドッパマじゃなくてドックっていうんだな。 

 

吉川「百瀬さんは、お好きな食べ物は」
百瀬「お寿司が好きです」
吉川「ちなみに、すきなネタは」
百瀬「…イカ、がすきです」


会場 \かわいいー/ 

姫「かわいいなももちゃん」
民「おすし…いか…かわいい…」


■ららぽーと横浜のこと

 国吉「結構、来ますね。お店もたくさんあるから全部ここで揃うのがいいです。でも子ども連れてくるとおもちゃ売り場から動かなくなっちゃうww」


会場 \wwwwwwwww/

 

吉川「どうするんですかそういう時w」
国吉「甘やかさないです。けっこう厳くしてます」
吉川「えっそうなんですか。僕ばんばんプラレール買ってあげちゃいますww僕も欲しいしw」
 

鉄分…!

 

百瀬「一人で来ることもありますし、クニさんも言ってますけどなんでもあるから、逆に目的がなくてもなんでもあって楽しいです」
吉川「あ、ここでアウトドア派が出ましたね」
 

会場 \wwwwwwwww/ 

 

百瀬「はいwwこれもアウトドアですww服好きなんで、服見たりとかしますww」
吉川「乙坂さんと一緒に服みたり」
百瀬「…は、ないですw」
 

会場 \wwwwwww/

 

■ぼっち飯、どこまでできる?

吉川「一人で行動するのが好きという方も、みんなでワイワイがいいという方もいますが百瀬さん、どうでしょう、たとえば食事とか」
百瀬「んっと、ラーメンまでは一人で行けますけど、ファミレスとかだとちょっと無理です。牛丼は大丈夫。焼肉は無理!」


民「やだ意外」
姫「荒波くんもおんなじようなこと昔言うてたな」 (※参照はこちら


吉川「国吉さん、百瀬さんの線引きについては」
国吉「僕は…実はラーメンも一人はちょっと…厳しいです」


姫「えっ意外」
民「えっ意外」
姫「ユニゾンかな」


百瀬「なんか、カウンターがあれば大丈夫かなって」
吉川「では、カウンター式の焼肉があったら」
百瀬「…無理っすw」


会場 \wwwwwww/ 

 

■これからのこと 

国吉「12月いっぱいはDockでトレーニングして、来月は宮崎で自主トレする予定が決まってます」
百瀬「クニさんと一緒で12月はDockでやります。来月なんですけど、ニコさんとアメリカで…初のアメリカです」


民「…筒香くんのおっかけ要素もあったりするのかしら」
姫「やめなさいwwwww」
民「ももちゃんの高校だと修学旅行オーストラリアなのよね確か」
姫「松本市民の情報力すげぇ」


国吉「今日もDock行ってきましたけど、結構(選手)おったな?」
百瀬「はい、結構みんな、いました」
国吉「もうみんな…それぞれ、来年に向けて準備始めてます。ゴルフばっかりやってるわけにも行かないんで」


トークショー的にはここまでです。この先は野球の神様に感謝する話です。 

開始前に、優先席の80名に「抽選券」が配布されていました。 姫が受け取った抽選券には「59」の記載。最後に抽選会があるようです。 

 

吉川「3名に、国吉選手と百瀬選手にさっきサインをいれていただいたI☆YOKOHAMAタオルをプレゼントします。3名を国吉選手、百瀬選手に選んでいただきましょう」


姫「…65の最後のサインかな。貴重だね」
民「あー。そか、そうだね。貴重」


吉川「ではまず、一人目。国吉さんに引いていただきましょう」
国吉「(箱ガサゴソ)…はい、ごじゅう…


姫(えっ近い、いいな!当たった人!) 

 

国吉「きゅうばん


この瞬間からの記憶がありません。断片的にちょっとあるだけです。 

 

姫「!!!!!!!!!!!!!!!ギエャッゴッフグッヴァッッ」
民「!!!えっ!ちょっ姫っ!?えっまじえっえっ」


吉川「59番!59番の方いらっしゃいますか」


姫「ギエエエエあっあっはいっっっ!!!はいっっっっ!!!」


吉川「ではどうぞ、ステージへお上がりいただいて」


姫「ギエッッあっあっちょっ待っ、ヌグコレヌグ」
民「おちつけ、脱げ、脱いでけ」


コートを脱いだことは覚えています。

吉川「あ、ちゃんとベイスターズのユニフォームを着…それも65番ですよ!!


会場 \オオオオオオオ/ 

 

ここから先は本当に記憶がなく…見送りの民とフォロワーさんが撮ってくれた写真がこちらです 

 

吉川さんにも今シーズンどうでしたか、というようなことを突然マイク向けられたような… 

 

 「応援していて、とても楽しかったし、活躍が嬉しかった」
というようなことを口走ったような気がしています。 唯一覚えてるのは「やばいこれ泣く」ってそっちに意識がいってしまったことと、 国吉選手が姫のほうをちゃんとみててくれたこと、やっぱり瞳がきれいだったこと

 

 後から、見送りの民にちょっと聞きました。

「今年は本当に活躍してくれて嬉しくて、って涙声になってなんか会場全体がいい感じの感動ムードになりかけてたのにもう死んでもいいとかいうから吉川さん慌ててたじゃないのよwww」


ほんとうに…何を口走ったんでしょうか姫は…全く覚えておらず…国吉選手百瀬選手申し訳ありません… この後二人目を百瀬選手が引き、3人目をスターマンが引いたようですがすでに放心状態でした。

当然ながらそして残念ながら国吉選手百瀬選手の締めのコメントも覚えていません。 握手会の記憶も残念ながら…己の手が冷たくて申し訳ないなという記憶だけが…

 撮影しておいてくださったジロウさん、ほんとうにありがとうございました。

 

 ■帰り道にて 

民「いや~おもしろかたねwwwwwあとwww奇跡を見たwwww」
姫「おう…(放心)」
民「姫、すごいよww80人のうちの3人に選ばれたってwwそのうえさ、国吉くんとももちゃんがそれぞれ引いて見事に国吉くんが当てるってほんと奇跡だからww 

姫「アアアア」
民「当たって姫が立ち上がった時の国吉くん超いい笑顔だったなー」
姫「アアアアアアア」
民「いやぁ、ほんと、ほんと日ごろから徳を積んでるんだなぁってマジで感心してる」
姫「そんな覚えはまったくないが」
民「広島の時とおんなじこといってる…あっちょっと姫!私ずっと傘持たせっぱなしだったごめん!」
姫「え、あぁ、いいよ、傘くらい持っとくよなんぼでも」
民「…わかった、それだ、それ。そういうとこが徳積んでるんだ。私だったらいつまで持たせんの、って怒るもん」
姫「…その感覚がよくわからない…傘持ってるだけだし」

民「でた、ナチュラル徳積みだ…こういうとこちゃんと野球の神様が見てるんだよ」

 

野球の神様本当にありがとうございました。毎年言っていますが、ありがとうございました。

 国吉選手自身も言っていましたが、ずっと一軍で投げ続けるというシーズンでした。

応援することしかできないファンですが、ずっと一軍で活躍してくれるということがこんなにも楽しく、そしてこんなにもドキドキするものだということを身をもって知りました。 

心底、野球を面白いと思える人生でよかった。野球が好きでよかった。Twitterでもよく言いますが、真面目に応援するということ、ほんとうに大切です。真面目に応援する気持ちは、いつか必ず伝わります。 

今日のことに関しては運の要素ももちろん大きかったと思います。でも、見送りの民の言う「徳を積む」ことの中に、もしかしたら「真面目に応援すること」 も含まれているのかもしれません。 

これからも真面目に応援して行こうと思います。

 

民「タオル見せてよ、奇跡のタオル」

姫「あ、うん、写真撮るか?」

民「掲げてよ\I☆YOKOHAMA/って」

 

 

姫「…なんかこの感じ知ってるなって思った、あれだ、新幹線からユニ掲げたやつ」

民「あーwwwwwwwそうだねwwあの時と同じだww」

 

ここまで読んでいただけた各位にもいつか「あの時」ってずっと思い出に残るような事案が発生しますように。

 

 それではまた来季、スタジアムでお会いしましょう!

前編:https://ameblo.jp/falfare/entry-12549265795.html からの続きです。
なんで今更5年前の話?…という経緯を含めて前編からお楽しみくださいませ。


==
3つ目の質問:野球選手の恋愛って大変じゃない?

カネシゲ「つまりどっかデートいったとして、『あっ荒波だ!』『あれ石川だ!』…みたいなことになるじゃないですか」
石川「あぁ…ぼく…はまぁ、普通ですよ」
カネシゲ「普通の尺度がよくわかりませんがww」
石川「あ…っと、写真とってくれーとか言われたら普通に撮るし」

会場内(の、一部) \うそぉ(ぼそ)/

カネシゲ「ウソ言われてますがwww」
石川「いや会ったことない!会ったことないしwww」

会場 \wwwwwwwww/

カネシゲ「荒波さんはどうです?デートであそこ必ず行くーみたいなのは」
荒波「カラオケ………は、行かないですね。そもそも僕、一人でご飯がダメなんです」

姫(ええええぼっち飯ダメなの…!カワイイ!!荒波翔なんなのかわいいじゃんギエエエエエエエ)

荒波「カフェまでです、一人で入れるの。…待ってる時間がイヤなんです。それであの…こないだ、自炊しました」

会場 \えー/

カネシゲ「あれ?今は寮…じゃ、ないですよね」
荒波「はい、一人暮らしですけど…スーパーで、一人用の野菜、切ったやつとか、モヤシも一人用のとか買って、あと肉と。外食の味にも飽きちゃったんで。あの、スーパーの総菜とかでも、『あっこの味かぁ』って食べる前に、なんかこうわかるじゃないですかww」

姫(ギエエエエ自炊…ギエエエ…!)

荒波「そしたらもう、味がわかるじゃないですか。だったらもう自分で作った方がいいんじゃないかって。最近、MOCO'sキッチンとか見てて、あの千切りはすごい羨ましいww」

会場 \wwwwwwwwwwww/

…荒波選手もオリーブオイルの沼に…
いや、ほんと、荒波選手ヤバい。今まで完全ノーマークだった。というか
ハマスタでも神宮でもドームでも「荒波ユニ女子」ってたくさんいて、たぶん
比率的には石川ユニ>荒波ユニ>筒・梶ユニ>三上・下園ユニ …みたいな感じで
荒波選手人気あるんだなぁ程度の認識しかなかったんだけども、だからこそ、
そういう予備知識がなかったからこそ、

完 全 に や ら れ た 

どうしよう…なにこの気持ち… ほんと、そんなことばっかり考えてた、この時。

2019年追記:2017年ごろ『福袋で手に入れたけど持ってるやつだったから』と荒波ファンのフォロワーさんから
氷結荒波ユニをいただきました。ありがとう…ありがとうございます…!感謝…!


この他にも

石川「オフの日は…ジムでトレーニングしたりウィンドウショッピング…」
カネシゲ「横浜ですか?」
石川「んーっと、青山とか、表参道のあたり」
荒波「あとやっとゴミ出したやつ」
カネシゲ「ごみ、ですか?」
石川「あー…(照れ笑い)ちょっと溜めちゃって」
荒波「こいつほんと空き缶とかペットボトルとか捨てなくてずっと溜めてて、こないだやっと捨てに行ったって」
石川「…マンションの通路出られなかったwwww」
カネシゲ「え?」
荒波「ため込みすぎてて、量がすごいことなってて」
石川「こう…袋にいれて…マンションのごみ捨て場持ってこうとしたら、通路通れなくてどうしようかと思いました」

会場 \wwwwwwwwww/


(写真:ペットボトルをマンションの通路が通れないほどため込んだ石川雄洋選手)

 

あと面白かったのが、荒波選手が喋ってるときの場内放送。

/ご来場の皆様に迷子のお知らせを申し上げます。荒波選手のユニフォームを着た…\

会場 \wwwwwwwwwwwwww/

しかもこの迷子くん、なかなか見つからなかったみたいで、3回くらい同じ放送が入る始末。
3回目の放送でとうとう

荒波選手「あの、もう僕いきましょうか?ユニフォーム着てるし!wwww」

会場 \wwwwwwwwwwwwwwwwwww/
姫(ギエエエエエエエエエエなんなのほんとまじ荒波翔ーーーー!!!姫が!!保護されてぇぇぇぇーーーー!!!!)

最後に、プレゼントをいただきました。

カネシゲ「せっかくですからね。石川選手、荒波選手から皆さんに直接、手渡しでですね」

会場\キャァァァァァ/

姫(ギエエエエエ雄洋でも荒波翔でもギエエエエエこれほんとまじどうしたらいいのギエエエエエエエエエエエエ)


近い…!ギエエエエエ近い…!!

 

アアアアアアアアア振り返ったうわあああギエエエエエエエエエエエエエエエエ

 

ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ荒波ケツ!!!荒波ケツが!!!
姫の!!20センチ先に!!!
荒波ケツがあばばばばギエエエエエエエエすき!!!すき!!!!!!


この流れは荒 波 選 手 か ら 手 渡 し 
非売品のミラーストラップ。シルバーとゴールドがあって…

荒波「はい。シルバーとゴールドどっちがいい?」
姫「えっと…シルバーがいいです…」
荒波選手「はい、どうぞ」

ギエエエエエエエギエエエエエエ…いや何か、何かお礼を言わなければ。

ギエギエ蝉化している場合ではない、何か、何か…!

姫「ありがとう…ございます…あ、あのっ、お、すごく、応援してますっ、頑張ってください!」

荒波「ありがとう☆」(超絶荒波スマイル)

ギエエエエエエエエエエエギッギッギエエエエエエエエエエエエエエエエ

あっあっ荒波…荒波翔が…っひ、姫だけのためにスマイルを(昏倒)

ちなみに、あっという間に配り終えた石川選手に対して、荒波選手はその
4倍くらいの時間かけて配ってました。同じ人数なのに…!

姫は割と最後のほうにいただいたのだけども、姫のあたりではもう石川選手は配り終えてカネシゲ先生のところに戻っていたような。

※2019年追記:この「配布時間の違い」について衝撃の後日談を追加します。

2016年ごろ、フォロワーさん
「え、姫のあの時のトークショー居たの?私もいた!」
姫「え、あの空間にいたのかww姫は荒波くん側だった」
F「私雄洋側だった、じゃぁあのハートのやつ、荒波くんにもらったの?」
姫「そうなのよ…荒波くんね、ちゃんと目合わせてくれてね、どっちがいい?って聞いてくれてね…それで姫、シルバーがいいです、って言ったの…(うっとり)」
F「えっ何それ」
姫「えっ?」
F「あれ、シルバーもあったの!?」
姫「えっ…だって…荒波くんがシルバーとゴールドどっちがいい…って」
F「マジ…雄洋、ありあとぁしたーって配って終わりだった…」
姫「…道理で。道理で、雄洋ずいぶん早く配ったなぁと思っていた…」
F「荒波くんすごい時間かかってるなぁって思ってた…」
姫「…雄洋…まじ雄洋…」
F「雄洋…いや、雄洋らしいけどwww雄洋…」

==追記ここまで

荒波選手に完全に骨抜きにされたようになって、姫はふらふらしながら
ビクトリーコートを後にしました。これが、ファンフェスというものか…!と思いながら。

いただいたのは、こちらです



いまでも姫の「やきうリュック」にお守りのように入っています。

(現物見たい!という方はスタジアムで声かけてくださいな)

■そして、ここからが姫に対する「死体蹴り」が始まる―



そんな状態の姫、そのままグラウンドに降り立ちます。何故かって?

『12:20~ 国吉選手サイン会(要整理券)』

そう、BBM社のブースに大天使国吉くんが来ることがわかったのがファン感前日。
うわぁ…トークショー直後じゃん、ていうかこれ整理券狙うならまずは資金と開門ダッシュじゃん…

…という状態だったのでハナっからサイン会は諦めていました。
そもそも推し選手でもなんでもない、完全ノーマークの荒波選手に

これだけ完全にヤられちゃってるわけだし、だったら推し選手っていうかもうデステネイ!な国吉くんなんてもうそんな。無理無理無理無理無理マジほんと無理無理無理無(ry

…でも、ちょっと近寄ってみようかな

この時完全に「急性荒波症候群」にやられてたんで、近寄るくらいなら平気だろう、と。
っていうかもう荒波くんかっこよかったな~/////っていう思考回路ですた。

…いた!




ギエエエエエエエエエイタアアアアアアア!!!
(はい、この瞬間に荒波くん全部ふっとんだ!)
し、至近距離3m…く、国吉くんが…すすすすすぐそこに…あぁぁ…デステネイ…
この3ヶ月間、…たかだか3カ月という俄かファン、だけどとても濃密な3カ月、3か月前はこんな、こんな至近距離で会えるなんて誰が思ってた?ねぇ?ねぇ?

※2019年追記:お察しのこととは存じますが…極度の緊張やらなんやらで横顔見るのが精いっぱいでもうほんとマジギエエエエ


アアアアアギエエエエエエエエエエエエエエ手を…振ってくれた…びっくりして撮影タイミングずれたけど…

整理券持ってる男の子(母親に連れられている)が緊張して大泣きしちゃって
それでもまぁ、なんとか頑張って国吉くんに近づこうとして、そしたら

国吉くん「泣くなよぉww」

…こ、子ども好きなの…こどもになりてぇギエエエエ
さっきまで「どうしよう何この気持ち」とか荒波くんに対して思ってたのに、そんなことはもう全部吹っ飛んでしまってあぁやっぱりデステネイだわ…あの日偶然見たスターナイトもやっぱりデステネイだったんだわ…

…などと放心状態でちょっとグラウンドに座り込んで休憩。



ファウルラインを見つめながら、あぁ姫がジャイアンツ女子を誘ってハマスタデビューしたあの日、国吉くんが2セーブ目取ったあの日、9回表、最後のバッター坂本選手の打ったライトフライ(ライナー気味)を梶谷くんがこのあたりで捕球したんだなぁ… ってほんとにしばらく放心してました。

※2019年追記:確か2014年9月27日土曜の試合。このチケットを取るために、姫はベイチケ会員登録したのでした。(まだ友の会には未加入)

ところでハマスタのグラウンド、ほんの数m歩いただけで靴の中が芝のクズ(?)でじゃりっじゃりになるんだけどもあれは何なんだろうか。

ハイカットのスニーカーだったんだけど…わりと大変なことになりました…

■魂を取り戻しがてら
国吉くんと遭遇してしまった姫はもうぐったりしてしまって
あとはスタンドの空き席に座ってボーっとしてました。

炎の体育会TVの収録直後

国吉くんが本気で走る姿…かっこよかった…/////
関根くんも…かっこよかった…関根くんはもうスター性あるよほんと…

バラエティベースボール


すげぇ面白かった。スタメンからして面白かったwwww
声に出して読みたい日本語:四番ライト・井納。

※2019年追記:メンバーが懐かしすぎて編集してて涙が

で、最後は乱闘騒ぎになって…

ズボン脱がされてパンツいっちょなツッツ。
このまま、パンツいっちょのまま、「I☆YOKOHAMA!」をやったツッツ。

「筒香におにぎり上げたい感は異常」  ←今年の名言だと思う。

さぁ、散々笑ったし、だいぶ立ち直ったかな…と思っていました。この時は。



ファンフェスもそろそろフィナーレ。最後は選手がハイタッチでお見送り。
この時点で、グラウンドへ通じる通路はすでに封鎖。つまりスタンドにいた姫はスタンドから退場するしかないわけです。

で、どの選手がどのゲートに来るかは不明。

一番近いゲート、もう大混雑。ジャンフェス以上。でも、ちらっと乙坂くんと桑原くんの姿が見えました。

 

わー、桑原くんに股関節!とか言っちゃおうwww


なんて思いながら列に並びます。っていうかここ最後尾?なの?っていうくらいほんと混んでた。横入りだったらごめんなさい。
姫のすぐ後ろに並んでたお兄さん2人組の話が聞こえます。

「グラウンドのほう、番長いるって」
「マジか」
「番長と、林と、国吉…」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!

…いま国吉、と口にしたなお兄さんたち!!!!
っていうかグラウンドか…そうか…ピッチャー陣はグラウンドだったか…

残念なような、ある種の安ど感とか、いろんな気持ちが入り混じる姫。列はなかなか動きません。そこへ、場内アナウンスが入ります。

/ただいまより、グラウンドへの通路を開放いたします\

たまたまその時姫が並んでいた位置はちょうどコンコースからスタンドへ入る通路の前。咄嗟の判断。というか考えるより先にカラダが動いたかもしれない。
ともかく、気がついたら姫はグラウンドへ降りていました。靴またじゃりじゃり。
…そんなことはどうでもよくて、グラウンドのゲートへ向かいます。
…いた。大きいから、すぐわかる。ほんとうに、国吉くん、居ました。

「見つけた…!」

この時ほんとに声に出ました。ストーカーかよ。

※2019年追記:これが『姫氏きめぇ速報』の第一報である


もう、ここまできたら勇気出すしかない。いつだったかTwitterで勇気を佑樹と痛恨の誤変換して散々煽られたことを今思い出したけども、
ともかく今必要なのは佑樹でなく勇気。いや佑樹も必要か/////
※2019年追記:姫PCが新しくなった今でもIMEがまっさきに「ゆうき」の変換を「佑樹」で学習するので誤変換癖は治らないままである

 


国 吉 く ん と ハ イ タ ッ チ し た 姫 、無 事 死 亡

1列に5人?6人?選手が並んでて全員とハイタッチできるんだけども、列の先頭がばんてふで、2番目に国吉くんが居た…ことは覚えてるけど…他…覚えてない…
林くんがいたってことは覚えてるけど…あとの選手…ごめんなさい…

※2019年追記:このあと知り合った「ばんてふの民」たちもこの時、この列に

並んでいたことがわかり、お互いで記憶を補完しあった結果

番長 国吉くん 林さん 加賀繁 阿斗里 

…がいたことは確実でした。そうだ、阿斗里…!阿斗里がいたんだ…


国吉くんほんとうに大きかった…でも、ちゃんと、姫と、目線を合わせてくれて…それでハイタッチしてくれて…(ギエエエエエエエエエエ

9月にハマスタに誘ったとき、写真撮影しながらジャイアンツ女子が

「国吉くんほんと天使だわ…大天使…あの瞳に吸い込まれそうだわ…」

って言ってたけども、

ほ ん と う に 吸 い こ ま れ そ う だ っ た

ばんてふだってちゃんと目線合わせてくれたんだけど…なんだろう、国吉くんはなんていうか、それだけじゃないっていうか、ほんと吸い込まれそうで、ってもう今何書いてもそれしか書けないんだけど、決してボキャブラリー貧困じゃないって自分で思ってるけど、こういうことになるとほんと語彙力ねぇな姫!!!(姫氏きめぇ速報)

8月に衝撃的に出会ってデステネイだわ、と思い始めて、3カ月。
まさかまさかまさか、ハイタッチできるなんて。ほんと、どうしたらいいこの気持ち。

4日経った今でも、夢だったんじゃないか、あれは幻だったんじゃ…ってまだ思ってる。


■というわけで、姫のファン感デビュー、無事死亡にて終了
最初に「いいから行って来い!!」って背中おしてくれたフォロワー諸氏に感謝。
それからトークショーのチケット譲ってくれたフォロワーさんに感謝。

ハイタッチしてゲートから退場した姫、膝から崩れ落ちるようにあの噴水のところでしばらく座り込んでぼんやりしてから帰りました。

 

 

====

改めて、自分で読み返しながらここまで編集してきましたが

あの時の緊張感と感激した気持ちがブワっと蘇ります。

今後も何か国吉くんにまつわるイベントごとがあるたびに同じように吐きそうになったり緊張したり、を繰り返してゆくのかな、と思っています。

 

また、荒波選手、ほんとうにお疲れさまでした。あの時のトークショー、生涯忘れません。野球選手の「素」に触れたのは荒波選手そして石川選手が初めてでした。

石川選手の背番号「7」ももう見られないんだな、荒波選手の出囃子ももう聞けないしタオル回しもできないんだな、と寂寥感でいっぱいです。

 

そして国吉選手、今季は本当にお疲れさまでした。本当にあっというまの2019年シーズンでした。5年前からずっと本気で応援していましたが、やはり「ずっと一軍にいる状態」だとぜんぜん、応援の熱量とこちらの緊張具合が違うものなのだ、ということを痛感いたしました。

来季も、期待しております。頑張ってください!

 

 

■そして5年後、2019年ファンフェスにて

フォロワーさんが超かっこいい国吉選手の撮影に成功しまして…

 

ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ

 

ほんとうにかっこいいですね…素敵ですね…

ずっと、応援し続けたいですね…

 

■最後に

5年前に自分で書いた記事が案外面白かったのは意外でした。

毎度言っていますが二次元のレポでもやきうのレポでも『あとから自分で読み返したときに面白いと思えるか』ということを書く時の基準にしているので、やはりこの基準は間違っていなかったのだなと思います。

そして5年間何の進歩もなく「惚れっぽくてギエギエ鳴く蝉」でありつづけたことにも驚きと一抹の不安を覚えています。

 

それでは各位、来季また元気にスタジアムでお会いしましょう(*´ヮ`)

■おことわり
この記事は2014年11月終わりごろ、つまり2014年のファンフェス直後に
mixi日記として一部のマイミク限定で掲載していたものです。

なんでそんな古い記事を、という理由は2019年ファンフェスに参加して
荒波選手の引退セレモニーを見て、あぁ姫のファンフェスデビューは
石川・荒波両選手の女性限定トークショーだったんだなぁ…

あれっそうだあのときレポート書いたじゃんね!と泣きながら思い出したので。
荒波選手お疲れさまでした、の意も込めて推敲・追記の上で再掲いたします。

2014年、10年ぶりにやきうの封印を解いた直後の『急性国吉中毒』状態だった姫が
いきなり、ぼっちで、勇気を振り絞ってファンフェスに参加した、

あの日の記録です。


===

2014年ファンフェス、当日まで行こうかどうしようか迷ってました。というのも当初この日は
社員旅行が組まれており、諦めていたわけです。
ところが諸般の事情で社員旅行が中止になって
…え、これどうしよう、今更チケットとか…え...?みたいな感じで悩んでたわけです。
※2019年追記:社員旅行どころかこの翌月に退職しました。いわゆるブラッ(ry

そこへ

『ファン感、女性限定トークショーのチケットお譲りできます』

というフォロワーさんが現れました。石川選手と荒波選手の「女性限定」トークショー。
ファンフェス自体が初めてな姫、流れに乗ってこのチケットを譲っていただくことになりました。
逡巡していてファンフェスの入場券も買っていなかったのだけど、これで意を決して購入。

ともかくそんな経緯があって、初めてのファン感にして初めての「イベント参加」ということになったのでした。
ほんとうに勝手がわからないので、フォロワーさんの助言に従うことにします。

「開門までにはハマスタについてたほうがいい」
「混み具合によって開門が早まることもある」

…つまり早く来いよと。開門は10時。ハマスタまで2時間ちょっと。
前日がほぼ終電みたいな帰宅だったので準備もろくにできず、
ハマスタについたのが10:30頃。途中、現地組からの情報で開門が9:30に早まったことを知り焦りつつ到着。



スタジアム入って、通路からグラウンドが見えるこの瞬間のこの空気、
ほんっといいね!ほんっといい。やきう好きでよかった。やきうが面白いと思える
己でよかった。ほんとそう思う瞬間ね。I☆YOKOHAMA!

…入ってはみたものの自由席だしなんかもう人いっぱいだし、何をしたらいいのか判らず、ひとまずお手洗いに逃げ込んだ。
またもフォロワーさんから

「11時からオープニングセレモニーで選手が出てくるからグラウンドのフェンス沿いのみやすいところにいるか、じゃなかったら空いてる席へいたらいいですよー」

というありがたいアドバイスをいただく。

…ぼっちだし、1席くらいどっか空いてるだろ…と思って1塁側の空席を確保。
※2019年追記:今では考えられませんが、あの頃はスタート直前でもところどころ、スタンド席に空きがありました。

オープニングセレモニー、選手がコールされて一人ずつ走って登場。
あっ…来た!国吉くん!!!ギエエエエエエエエエエ…
…と思ったら並びが3塁側の方だった…残念…遠いよ…近くて遠いよ…

キヨシ「きょうは一つ、わがままを言わせてください!…あの、選手たちいつもヒーローインタビューでそこに立つでしょ?そうするとさ、最後にやるじゃない、タオル持って。あれ、やってみたいんです!!」

スタンド\wwwwwwwwwwwwwwwwwww/

MC南さん「あの監督、あの、わがままじゃないですからそれ、ちゃんと台本に入ってますから!wwww」

キヨシ「あ、そうなの?じゃやっていいの???」

キヨシすげぇ嬉しそう。
そんなキヨシとスタンドみんなで

\I☆YOKOHAMA!!!!!/

念のため、と思ってI☆YOKOHAMAタオル持ってきといてよかった…
こうしてファン感は始まったのでした。
さて、トークショーの集合時間が迫ってきます。
 

集合時間近くの姫Tweet:

「吐きそう」
「えづいてる」
「いっそ地球爆発しろ」


こればっかwww ほんと、寝不足と緊張でものすごい吐き気でした。
遠かったとはいえオープニングセレモニーで国吉くんに会ってるし…
しかも、フォロワーさんたちも

「吐いて楽になれよ」
「ゲロ吐いて酸っぱい口でトークショー行けよ」
「ゲロでダイイングメッセージwwwwww」


などと煽ってくる始末。
極度の緊張、吐き気と戦いながら開催場所のビクトリーコートへ。
膝の震え。謎の悪寒。

※2019年追記:今にして思えばこの時のこの緊張、あの「2018年9月の広島戦」の時と同じですね… →広島の件はこちら

ランチ付きのトークショー、という触れ込み。
正直ランチ部分についてはビュッフェにすることなくね?と思った。
ビュッフェでなく、お弁当形式でもいいから先にもう用意されてたほうが
諸々スムースなんじゃないですかね…と。
でも、球場飯とは思えないくらい美味しかった。
「石川雄洋選手お勧め」のチキン香草焼き、たくさん食べてしまった。



横浜銀行がプロデュースだかスポンサーなので。こんなお土産つき。
あれ?はまぎん、トム&ジェリーやめたの?

それから歴代のユニフォームが展示してあって…


来季はこの濃紺の部分がブルーに変更になるとかなんとか。アンダーシャツも。
あと今日のニュースで、背番号に選手個人のスローガンの英訳が入るとか。
何それすげぇかっこよくね?それってレプリカにも入るの?
※2019年追記:そうか、まだネイビーのホームユニの時代だったのか…

そして、なんと。司会者に驚いた。

「あの…スポナビでベイスたんって漫画書いてたり、野球大喜利主催してたりするカネシゲタカシといいます」

会場 \えーーーー!!/

いやほんと姫も驚いた。
やきうの封印を解く、と決めたこの夏、姫の空白の10年のうちの数年間の空白を
埋めてくれたのはまちがいなくベイスたんであった。

カネシゲ先生「あの、せっかく女性限定ですしね。野球のことなんか週べとか、公式サイトなんかに情報出るんで。今日は、恋愛トークとかそういう方向で行きましょう!あ、でも今彼女いますかー、とかそういう話になると、ショック受けたりする人もいる…のかな…?」

会場 \wwwwww/

で!選手登場です。 ※以下、敬称略


逆光なのが惜しい、ほんと至近距離3mくらいのところに石川選手!

…なんでこの時荒波選手の写真を撮ってなかったのか、と己を今、呪っています。
正直石川選手は別に「推し」ではなかったのに…

や ば い 、 カ ッ コ い い 

逆光のせいかかっこよさ4割増し。
え、どうしよう何この鼓動、なんで姫こんなドキドキしてるの…?
石川選手こんなにかっこよかったっけ…え、なんなの…?

カネシゲ「学生時代とかどうでした?ファンレターたくさんもらったりしました?」
石川「うーん…あの、女の子に応援されるのと…男の子に応援されるのとじゃ…違うじゃないですか、出る力が」
カネシゲ「あぁ、やっぱり女の子に応援されたい、と」
石川「いや、今は違いますけど!wwww」

会場 \wwwwww/

石川「ぼくが(横浜高校)入った時点で、翔さん(荒波選手)はもう、めっちゃスーパースターでしたからね」

会場 \へぇー/

石川「翔さん1個上で…ぼくら普通に横高の試合見てるじゃないですか、それでぼく1年後に入学して、もうすごかったですよ、ほんとに」
カネシゲ「じゃぁファンレター、というか彼女いたりしたんですか」
荒波「ちょwwwめっちゃ恥ずかしーんですけどwww」

会場 \wwwwwwwwwwwww/

石川「ほんとのことですからねww」
荒波「だってこんなん言われたことないですからねwwwww二人でごはん食べてるときでもこんな話ようしませんよ気持ち悪くてwwwwww」

会場 \wwwwwwwwwwwwwwwwwww/

カネシゲ「確かにあこがれてましたー、とかちょっとwww」
石川「いや、あこがれてはないです!ww」
荒波「ちょ、まてwwwww」
カネシゲ「あの、お一人ずつ喋ってくださいwwwwww」

会場 \wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww/

いきなりこんな感じ。何この石川荒波の距離感wwwww
すごい人だけどあこがれてはないとかwwwなんなのwwww

カネシゲ「質問シートがここにありまして。えー…初恋はいつですか」
石川「え、初恋ってどういうこと」
カネシゲ「えーっと、初めて好きな子ができた…」
荒波「小学校1~2年のときくらいです」

会場 \へー/

カネシゲ「ファーストキス、とか聞くとショック受けちゃう方も居られると思うんで」
石川「ぼく覚えてます。幼稚園のとき」
カネシゲ「してもらったんですか?」
石川「そう、向こうから」
カネシゲ「その時どんな気持ちでした?」
石川「びっくりしたwww」

やだ、カワイイwwwwwwwwww

カネシゲ「あの、荒波さんはいかがでしょう?」
荒波「ファーストキス?ぼくですか?……(タメ)……まだです(キリッ)

会場 \ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛/
姫(ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエアラナミショウギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ)

石川「ちょっwナミさんwwwwずりぃっすよそれ!wwwwwww」
荒波「いや、まだだし(キリッ」
カネシゲ「ではその、実際に『つきあった』という意味では」
荒波「それは、中1です。…あれ、これそんなリアルな話していーんですか」
カネシゲ「いいんですいいんですwww」
荒波「あのこれで俺ら応援しなくなるとかやめてねwww」

会場 \wwwwwwww/

いや…むしろこれで応援したくなってる姫…あれ…ほんと何この気持ち…

荒波「2つの小学校が1つの中学校に合併して通う形で、女の子から告られたんですけど、その子はその向こうの小学校からの子で、だから帰る方向も真逆で、一緒に帰るとかもなかったし、正直付き合うつっても何していいのかわかんなかったです」

カワイイ…なんなの…ほんと何なの…そして何なのこの気持ち…
そして荒波選手が話してる間、ずっと何か考えてる風な石川選手。

石川「ぼく…は…まぁ…付き合った…っていうのは、中3…でしたかね」
荒波「ちょっwwwwなんかおまえずるいぞ!wwww」

会場 \wwwwwwwwwwwww/

石川「だってほんとだもんw」
荒波「おっまえちょっと先輩の立場とか考えろwww」
カネシゲ「お相手は同じ学校の…?」
石川「いや、違います。…なんかよくわかんないけどwwいつのまにか付き合ってる…みたいなことになっててw」
カネシゲ「よくわかんないけど気がついたら付き合ってた?」
石川「そうです、いっつもよく遊んでたんで」

会場 \wwwwwwwwwwww/

石川「(会場に向けて)いや、ぼくらにファーストキスとか聞くけど、みんなもしてるからね!?」
カネシゲ「いや、みなさん、責任転嫁されてもねぇ?www」


会場 \wwwwwwwwwwwwwwwww/

石川選手のこの「ズルさ」みたいなの、なんだろう、知ってたような、
今知ったような、あぁなんだろうほんと、石川選手に対するこの気持ち。
…いや、それより荒波選手へのこの気持ちほんと何なの…?

※2019年追記:おそらくこれが『姫氏惚れっぽい速報』の第一報である
なお、「急性国吉中毒」罹患中である。

 

2つ目の質問:『好きな女性のタイプ』
荒波「タイプがよくわかんないです。強いていえば自分をしっかり持ってる人。人に流されない、芯をしっかり持ってる人」
カネシゲ「大丈夫ですかみなさん、芯持ってますか?」

会場 \wwwww/

やべぇ…姫ダメだ…すごい影響されやすいもん…だって現にほら…なんなの今の
この気持ち…あれ…おかしいな…ほんとどうした姫…

石川「やっぱり価値観…じゃないですかね」

…やべぇ姫の価値観なんて相手に合わせてしまうレベル…あぁなんかもうダメじゃね姫…

カネシゲ「たとえば、彼女さんを試合に呼んだりするとか、そういうのはありますか」
荒波「ないです。ぼく…大学時代の彼女とか、ぼくが野球やってるって知らなかったと思います」

会場 \ええええええええええ/

カネシゲ「逆にそれ隠し通せたのがすごい!」
荒波「いや、隠してたわけじゃなくてwwその…野球やってる自分は、自分なんですけど、そうじゃなくて、本心の自分じゃないっていうか。だから、野球じゃないほうの自分を見てもらって、後付けで野球やってる自分を好きになってほしいって」

姫(ギエエエエ…)

荒波「野球を、別で考えたいんで。野球になるとほんと野球になっちゃうんですよ」

姫(ギエエエ…なんなの…なんなの荒波翔ギエエエ…ギエエエ…)

石川「めっちゃ熱いですね…」
カネシゲ「負けずに行きましょうよ」
石川「だって…無いっすもんwwww」
荒波「石川も同じ、ってことにしときましょうかw」

会場 \wwwwwww/

カネシゲ「じゃぁ、その、彼女さんに、ちょっといい席で見てもらって、『きょうの俺どやった?』みたいに後から聞く…なんて」
石川「いやぁそんなことはないです。そんなんやったら完璧ナルシストですからねwwないない、絶対ないですwww」
カネシゲ「ナルシストではないと。荒波選手はどうですか。お風呂上がりずっと鏡見てたりとか」

会場\wwwwwwwwwwwwwwwww/

荒波「野球選手あんまりナルシスト居ないと思いますよーww結構普通に風呂入ったりしますけど、汗だけ流して。石川に至っては髪乾かさないで帰ったりしますよww」
カネシゲ「ワイルドですね」
石川「いやぁ、めんどくさいっす
カネシゲ「ファッションとか無頓着なほうですか」
石川「ぼくはもう、全然。ユニクロとか着ますもん」
荒波「ジーユーとか」

会場 \えー…(ざわ…ざわ…)/

荒波「こないだユニクロでいいな、と思ったスウェット見つけて、でもそれがレディースで!男の店員さん捕まえて『これ試着していいっすか』って聞いたww」

なんなの…ユニクロにかけるその情熱は…うわぁ…こんな人だったんだ…見る目がちょっと変わるよ…

 

【後編】へ続く(2017年11月30日投稿)

第一部:推しの誕生日
第二部:赤い街と青い姫
第三部:先発・国吉
第四部:ビジパフォ
第五部:万障
第六部:古の丑の民


…からの、続きです。今回でやっと完結します。


「来た時とちゃう駅やで、さっき来た時の向こう側の駅やで」
「ぬ??」
「行けばわかるで。ドーム前千代崎って駅や」

山田ニキに教わった通りにドーム前千代崎駅まで歩く。雨強い。
人の気配がほとんどない。ほんとに合ってるんだよなぁ…?と思いながらホームへのエスカレーターを降りた。
ここから数駅乗って、心斎橋で御堂筋線に乗り換え。

…長堀鶴見緑地線…?? あれ?聞き覚えがあるな。なんだっけな。
思い出せないまま到着した電車に乗り、発車ベルを聞いてあっ、と思った。これも、中川家のネタで見た奴だ!人の声みたいなんがするっていうの、この線だ!
あー、確かに人の声みたいだわこれ。KORGのシンセサイザにこんな感じの音源があったような気がするわねwwww
新幹線のお手洗いの音と長堀鶴見緑地線の発車ベル、どっちも生で聞けたのがとてもうれしい。

心斎橋に着いて御堂筋線へ乗り換え。ホームの天井がとても高くて開放感がある。へぇ、と感心して天井をきょろきょろと見ていたら試合が終わったらしい。Twitterでは「おりほー」と「「まけはむー」の声が連なっている。
あとちょっとのところで出てきちゃったんだなぁ、残念!
あれっ、おりほーってことは逆転された??あれっ…山田ニキ大丈夫かな…と思いながら新大阪行の御堂筋線に乗った。

新大阪へ向かうのがのぼりなのか、くだりなのか。そもそものぼり・くだりの表現が正しいのかもわかっていない。空いていて座れた。新大阪どまりだからかもしれない。
大阪は「~~橋」と付く駅名や地名が多いなと乗りながら路線図を見ていたら地上に出た。横浜市営地下鉄みたいだなと思った。

「姫を広島にかっ飛ば(以下略)」のLINEではぼやく山田ニキが慰められていた。どうやらハム戦の現地観戦勝率が高くないらしい。
…また、リベンジしような。なんなら甲子園見て一泊して翌日デーゲームの大阪ドームとかでもいい。もちろん逆でもいい。なんかうまい日程があれば。

新大阪に着く。「東海道・山陽新幹線」と書かれた案内板に沿って歩く。
行きとはルートが違うし山田ニキにくっついていっただけだからさっきの記憶はアテにならない。案内板に従って歩いてゆく。
見覚えのある大きな改札に出た。中央口。あぁ、これ来る時に出かかってやめた改札か。案外近かったな。

カープが優勝を決めたようだ。おめでとうカープ。

 


昨日いた球場で、昨日対戦したチームが歓喜に沸いている。昨日はこちらがいい試合をみせていただいたけれど、赤い民たちが湧いている。
そっかぁ。カープが決めたか…でも直接対決で決まってよかったのかな、スワローズファンはそれどころじゃないかな、やっぱりみんな昨日の姫みたいな心境だったのかな…と思いながら回数券を自動改札にくぐらせた。
さぁ、首都圏に帰ろう。

パシッ、と排出された回数券を右手で取った瞬間に「あっ」と思った。
コインロッカー!!荷物取ってない!!!!
あっあっあっ、やべえ、改札入っちゃったよやべえこれどうすんのそもそもロッカーどこだっけ!?!?!?

時刻、21時12分。

あっやべえと思うばかりで行動に出られない。回数券を受け取った状態で右手が固まっている。思い出せ、どこに預けた!?

・中央改札を出ようとしてやめた
・確か180度反対側の乗換口から出た
・出た先の方の広いロッカーに預けた気がする

と、ともかく乗換口だ。固まったままの右手で反対側の乗換口へ急ぐ。
あれっこんなに広かったっけこんなに遠かったっけさっきどうだった!?
乗換口の有人改札、よかった空いてる

姫「あの、ろろろロッカーロッカーロッカーロッカー(焦)」

不審者である(数時間ぶりn回目)

係員さん「あ、どうぞ」

慣れているのかすんなり通してくれた。ありがたい、ありがたいけど!
ロッカーの場所!どこだっけ!なんかあんまり歩かずに預けたよね…
ここ絶対さっき山田ニキと通ってるんだから、と記憶をたどる。…辿るのだが山田ニキとの馬鹿話でだいぶ上書きされてしまっている感が否めない。
突き当りにコインロッカールームを発見した。ここだっけ?でもここだよな、会ってすぐ荷物預けたんだからここしかないよな…

まったく記憶がない。どの辺にあずけたとか、上段とか下段とか、本当に覚えていない。

時刻、21時15分。新幹線発車時刻まであと8分。

失くすなよ、と言われた預けた時のレシートのような紙は財布にしまったことだけは覚えていた。


「R8です」ってそんなこと言われてもここがR8なのかどうか。
まぁ、預けたのは今朝買ったお土産類だけだから最悪、諦めてもいい。そこまで考えながら端末パネルにSuicaを当てた。

\カショっ/

!!
どっかで鍵が開いた音!?ってことはここで合ってるんだ、うわ、じゃぁどこだ!?どこでカショっていった!?!?!?!?
あっ、4619って書いてあるじゃん。

「タナケンヤマヤス」

そうだ、山田ニキがタナケンヤマヤスって言ってたわ、思い出した!ありがとうタナケンと康晃!ありがとう!!

時刻、21時17分。超焦りながら「青いエコバッグに詰め込んだ赤い土産」の回収に成功した。新幹線発車時刻まであと6分。
ロッカールームを出たところにセブンイレブン。ガッサガッサとお土産を抱えたまま音速でほうじ茶を買う。さすがに水分一切なしで新幹線に乗るのはしんどい。
競歩でさきほどの乗換口に戻り、有人改札の駅員さんにお礼を言って通していただく。
25番線を目指す。いわゆる「一目散」というやつである。赤い土産をガッサガッサさせながら。

21時20分、なんとか25番線ホーム到着。結構混んでいる。近くにORIXユニのおねえさんが二人いた。親近感。
 


こんなことをツイートしたものの、内心「よかった間に合ったぁ…」という気持ちでいっぱいだったことを今ここで告白しておく。
本当に焦った。今回の旅程でいちばんのタイムアタックであった。

思えばマツダスタジアムは「最寄りが新幹線の到着駅」だったし、赤い民についていけばよかったので迷うという概念がなかった。
甲子園については完全に山田ニキに着いていけばよかったし、大阪ドームも同様である。実際、着いて行っただけだった。
なので今回の旅程において「知らない街で一人で乗り換えを含む移動」をしたのは大阪ドームから新大阪駅だけだったのである。

最終の新幹線はほぼ満席であった。姫の隣には出張帰りみたいなおっさん。テーブルを引き出してずっとノートPCを操作している。
網棚に余裕があったので、モバイルバッテリーと今さっき音速で買ったお茶を取りだしてやきうリュックを乗せながら、朝広島駅で指定付けといてほんと良かったなと思った。新大阪でつけようと思ったらきっと満席だっただろうし、なにより今起きたばかりの「コインロッカーどこだったっけ事件」でそんな余裕も時間もなかったわけだし。深夜にアドバイスくれた現地経験民ほんとうにありがとう。助かりました。

京都で降りてった人のところにまた人が乗ってくる。本当に満席らしい。
夜なので景色も見えない。寝ようかと思ったが眠れそうにない。昨日から、いや一昨日から神経昂りっぱなしである。これ絶対あとで揺り戻しがくるなと思いながらTwitterを遡ったり、昨日の試合についての記事を読んだり。

名古屋を出てからずいぶんたつ。景色も見えないので今どの辺を走っているのかもわからない。新横浜に23時28分ってことは今は「しぞーか長すぎ問題」の中間点あたりだろうか。景色が見えないってつまらない。
行きの新幹線でやりそびれた「ホットコーヒーとアイスを同時に買って蓋の上で溶かすアレ」もさっきのいてまえドッグでお腹いっぱいすぎて試す気になれない。
(いてまえドッグほんといてまえ…アレ食べたら他のもの食べられない)

一昨日からの怒涛のような展開を反芻しつつ、帰宅してからの時間シミュレーション。
おそらく帰宅するのが1時を過ぎる。荷解きは明日以降でいいけれど会社にばらまくお土産をわすれてはならない。明日の用意して、お風呂入って、頑張って3時には寝たいな。1ミリも眠くないけど。っていうかこれ明日会社で倒れないか、大丈夫か…?
そうか、あと2日で退職か…27日、28日しかないのか…

ん、ちょっとまて 今日って9月26日か。そうだよな。えっ、9月26日!?
ちょっと、ちょっとまて。姫、とんでもない日に大阪ドームに行ったんじゃないか!?

急にビクっとなった姫、これまた不審者である。隣でPC使っていたおっさんがこちらを気にした風である。ごめんおっさん。今、姫、とんでもないことに気付いた。今日、9月26日じゃん!!!

 

 

野球の神様、ありがとう。姫、17年後の記念日に『聖地巡礼』ができました。

(まさか、球団が消滅しているとは毛ほども思わなかったけれど)
なんで、なんで今の今まで1ミリも思い出さなかったんだろう。
…もっとも予定外に大阪ドームに行ったし本来の目的は昨日の広島戦だったわけだけど…デステネイ…デステネイすぎるだろこんなことってあるんか…
どうりで、どうりで近鉄ユニが多いと思った…

『かっ飛ばす会』のログを遡る。昨晩の今頃、姫がカメラの民たちと祝勝会している頃にかっ飛ばす会の民たちは姫を甲子園に連れて行く策を練っていたようだ。

「最終ののぞみでいいんじゃないの、いくら千葉でも帰れるでしょ」
「最終だと東京着23時45分やな。あいつ間に合うんか」
「ひめちゃんいつもハマスタの帰りに呑みいくと酔っぱらって『東京駅最終24時33分!』って叫んでるからたぶん大丈夫」
「なんなんだよあいつww」
「だいたいいつもそうw」
「いつもかよww」
「よく毎回つきあってるよねぇ」
「ほんと、よくあいつを手懐けたな」
「ひめちゃんは写真投げつければおとなしくなるからw」
「なんという掌握術ww」
「単純にして最強の武器かよww」

…ぐうの音も出ない。確かによっぱらって関内駅まで歩きながらよく「だいじょうぶ!東京駅最終24時33分だから!」って言ってるわ…

「お休み中のところ失礼いたします。この列車はまもなく定刻通りに新横浜へ到着いたします。お降りのお客様は…」

遅い時間の新幹線は『寝ていること』を前提としているのだと知った。
新横浜まで戻ってきた。あっという間だった。
そのあとの品川駅でどっと乗客が降りてゆく。そうだよね、東京駅まで行く必要のない人たちだっていっぱいいるよね。

網棚からやきうリュックを下ろす。23時45分、東京駅。定刻着。
 


あと10分で日付が変わる。怒涛の3日間が終わろうとしている。
全世界にお礼を述べたい。野球の神様にも感謝したい。

ありがとう、世界。
ありがとう、Twitterのやさしい世界。
ありがとう、Twitterのやきうの民たち。
ありがとう、野球の神様。

ありがとう、ベイスターズ。
ありがとう、国吉選手。カッコよかったです。ありがとうございました。
ずっと応援してゆきます。


『推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しにゆきます』 ~完~



以下、まとめと後日談です。(またいずれ追加修正するかもしれません)

第一部で書いたとおり、今回の一件は全世界の皆さまのご厚意により実現しました。
すごく乱暴に身も蓋もない書き方をすると『野球見に行きたいけど資金もチケットもない、空から降ってこないかな!!→うわ、降ってきた!!』
…みたいな話です。降らせてくださったのは皆さまです。

第三者的な見方をするなら

「他人の金で遠征して見に行く野球は楽しいか?」

ということです。正直なところこの問いかけは2か月経った今でも毎日のように繰り返し自問自答しています。
完全に流れに乗っかって、皆様のご厚意に甘えて、姫が野球を解禁してからのこの4年間でいちばん濃密で楽しい2日間を過ごさせていただきましたが、本当に良かったのか?という葛藤めいた自問自答は未だに続いています。

「かっ飛ばす会」の民たちによると『みんな面白がってる』『姫にお礼するまたとないチャンス』…とのことですが、とはいえ、…ほんとうに良かったんだろうかこれで、と思う気持ちはまだあるし、楽しかった思い出とともにこの気持ちもずっと持ち続けてゆくのかなと思っています。

じゃぁどうすりゃいいんだ、どうすりゃこの気持ちにケリが着くんだ、とも考えました。今回「出資」していただいた皆様に全額お返しすればいい?
…でもそれも違う気がします。かっ飛ばす会の民たちのいう『姫へのお礼』『日ごろの姫への感謝』の気持ちで(自分で書いていて気恥ずかしいことこの上ないですが)いただいたのだとしたらその気持ちまでお返しすることになってしまうわけだし…

書いたら少しは気持ちの整理になるかと思ってここまで書いてみましたが、あんまり整理できずにいます。
今回ご支援ご賛同いただいた皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
このことも、生涯忘れることはありません。
怒涛の3日間のことを一緒に面白がっていただけたなら何よりです。


【収支のご報告】
クラウドファンディングについて、最終的な収支をご報告いたします。



あらためて、ご支援に感謝いたします。面白がっていただけたなら幸いです。
表中の「手数料」ですが、クラウドファンディング運営に支援金の1割が手数料として渡りました。また振込手数料もかかるため、受取金額は実際の支援金額より少なくなりました。
また、食事やチケット代など「普段の野球観戦」でもかかるものは支出に含めず収支といたしました。

【書き忘れ・1】
第一部から読み返していて、書き忘れていたことがあったので追記します。
広島戦から一夜明けて、チケット譲渡主へ改めてお礼のDMを送信しました。
譲渡主からも

「昨日はいい試合でしたね!私も感動しました。晴れやかに、気分よく仕事できます」

…という内容のありがたいお返事をいただきました。確か広島のスタバから送信したので話数としては『第五部』で書くべき項目でした。

【書き忘れ・2】
書き忘れではなく、書こうとして省いたというほうが正しいのかもしれません。
いわゆる「ビジパフォ問題」です。『第四部』で途中まで書いていましたが、試合の流れとは関係ないし、野暮かなぁと思ったため止めました。

中継を見ていた方なら気付かれたかもしれませんが、ビジパフォ席はかなり空いていました。ガラガラとはいきませんが、一列全部空席、みたいなところも多かったし、そうでないところも『隣の席に荷物おける』ようなところが大半でした。
姫の隣には愉快なおっさんがいましたが、反対側の隣は空いていて途中までやきうリュックを置いてました。(途中で食べ物を買ってきた向こう側の方に譲りました)

実際にカープファンがビジパフォ席を買っていたのかどうか確認することはできませんが、かなりの空席があったことは事実です。
たぶん端から詰めればあの日の「青い民」は1ブロックに収まったんじゃないかと思います。

それからここまで書いて今更気付きましたが、今回の試合のチケットを完全に「譲渡してもらうこと」しか考えていませんでしたが、そもそも正規の購入方法では買えなかったのか。ここを調べずに「チケット譲渡」しか眼中になかったのはちょっと、思慮不足だったかなと思います。
結果的にとても良い譲渡主さんに出会えたので、まさしく「結果オーライ」です。


【後日談・1】
広島(というか新大阪)から帰宅したのが深夜1時半過ぎ。やはり神経は昂りっぱなしで寝たのかどうかよくわからない状態で翌日出社したところ、社内でも弾丸遠征が話題になっていました。お土産の赤いお菓子類を見て

「おっ!弾丸広島だ!」
「ほんとに行ってきたたんだねぇ、タフだねぇ」
「しかも勝ったでしょ、俺ニュースで見たよ」


…などと口々に。良い職場でした。3年間お世話になりました。


【後日談・2】
10月の終わり頃のことですが、ご縁があって、とてもありがたいことに
国吉選手に直接お会いして広島戦を見に行ったこと、行くにあたってTwitterをはじめとしたSNS上でたくさんの協力と支援をいただいたこと、そしてこれが人生初遠征だったこと、とても感動したことをお伝えできました。
国吉選手もとても面白がってくださいました。
このことも、生涯忘れることはないと思います。

 

広島へ持って行ったボードにサインを書いていただけました。

 

バカ正直に応援していてよかった。
バカ正直に応援していることをTwitterを通じてみんなが知っててくれて良かった。
真面目に応援し続けている気持ちはいつか選手に伝わります。

今回、身をもって実感しました。

国吉選手ほんとうにありがとうございました。

 

【後日談・3】

良いお年を!と言って横浜駅で山田ニキと別れた4日後に新大阪で再会した、と書きました。

大阪ドームを出る際にもお互い「じゃ、念のため良いお年を!」と言って出てきましたが、紆余曲折の末11月のファンフェスティバルで再会しました。何があるかわからないものです。

ファンフェス終わりに「じゃぁ三度目の正直で良いお年を!!」と言いましたが

 

「二度あることは三度あるかもしらんのやで」

 

と山田ニキはニラニラ笑っていました。ま、まさかね…?

■最後に
何らかの形で今回の遠征の件をまとめて報告することは広島のホテルに帰ったあたりから考え始めてはいました。
当初はTogetterにまとめようかな、とも思っていたのですが、いつものイベントレポ(とはいえやきう解禁以来二次元イベントにほぼ行かなくなっていますが…)のようにまとめて正解だったかなと思っています。

行くまでの成り行きと試合のことで2部構成くらいでいけるかなぁ、なんて考えていましたが、いざ書いてみたら7部ですよ7部。
こういう日記やレポートを書く時の絶対的マイルールとして

「数日後、数ヵ月後、1年後、数年後、ことあるごとに自分で読み返して面白いと思えること」

…と決めています。今回もそのルールに則って書いたらこんなに長くなりました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
おまえら各位のやきうライフに幸多かれ!

 

 

第一部:推しの誕生日
第二部:赤い街と青い姫
第三部:先発・国吉
第四部:ビジパフォ
第五部:万障

…からの続きです。

===

新神戸を過ぎたあたりで、山田ニキへのお土産…あのイケメンふせんその他をカープ坊やの小分け袋に取り分けた。会ったら即渡すんだ。そんでウケてもらえたらいいな。山田ニキなら絶対わかってくれるわこの気持ち。
ゆっくりと減速。定刻通りに新幹線は新大阪へ着いた。

『姫を広島へかっ飛ばした帰りに甲子園へ送り込んだ民たちの会』のLINEでは「中央口」という大きな改札を待ち合わせ場所に指定されていた。
案内板どおり、中央口へ向かう。

別の案内板を見かけた。

「JR各線へお乗換えのお客様は反対側の『乗換口』をご利用ください。
中央口では新幹線の乗車券は回収されます」

…ん、待てよ。甲子園まではどうやって行くのかルートも調べてないけども無暗に乗車券回収されちゃうのは勿体ないな、乗換口へまわろう。
そんで山田ニキに「乗換口にいる」と連絡すればいいか。

踵を返して乗換口を出た。さて山田にLINEを、とスマホを取り出したところでヌッ、と人影。

■以下、青文字=山田ニキ 桃文字=姫 といたします

「おまえというやつは」
「あれっ」
「なんで!」
「いや、中央口だと乗車券回収されちゃうからこっちだなって今LINEを」
「俺もここについてそうだ切符だと思って先にこっちに回って、今おまえに乗換口に来いって飛ばそうとしたとこやってんで!!」
「…そかwww」
「まぁほんと、おまえってやつは…マジ…おもしれえわここ三日www」
「きのう、東京駅で見送りの民にも同じこと言われたわwwww」
「こんな面白いこと早々ないってマジwww今年いちばんおもしれぇw」
「…え、繁の引退試合のが」
「あれとこれはベクトルが違うから比較にならんのや」
「あぁ、そうだね、ベクトル違うね。あ、これ、お土産」
「うわ、なんだよ気ぃ使うなや」
「だって今回散々煽、いや、お世話になりましたので…」
「ええんか、ありがとな」
「半分はまともなお土産、半分はイヤゲモノですやで。全部赤いけど」
「…なんやと」

コインロッカーへ向かいながら山田ニキとそんな話をした。

「…最近のロッカーってもう鍵じゃないんだな」
「せやで、あ、そのレシートみたいな紙失くすなよ」
「把握」

コインロッカーなんて滅多に使わない。今は鍵じゃないことに驚いた。
しかもSuicaで支払えるとか。すげなICカード。

「雨がなー」
「ちょっと降ってるねぇ。どうかねぇ。でもこれ以上過密日程にはしたくないんじゃないの、阪神さんサイドも」
「そうなんや、そこや。まぁ、行ってみようや」
「ルート全く調べてないからついてくだけやで」
「えーとな、確かこっちや。俺も普段こっちのルートやないしな」
「OKついてく」

梅田から阪神電車に乗る。もちろん初めて乗る。きょろきょろしてしまう。
普段のらない路線の中吊り広告、すごくおもしろい。

「しかしまぁ、おまえを甲子園に連れてくことになるとはwwww」
「…ほんと、なんか、一昨日から別の世界線に飛ばされた気がしている」
「めちゃくちゃおもしれぇもんwwwおまえの人徳ほんとすげえよw」
「申し訳ない気分でいっぱい…ほんとみんなどうかしてるわと正直」
「確かに最初は俺らがクラウドファンディングだーいうたけど、でも集まったんはマジでおまえの人徳だからな、それは素直に尊敬するわ」
「面白がってるだけかもしらんけど、でもありがたいわ、ほんとに」
「それでええのや、流れに乗るって大事やで」
「乗っからせてもらったら超いい試合を見られました」
「ばっちり抜かれてて俺超笑ったわwwwwww」
「えぇ…(困惑)」
「あぁ、俺まだズムスタ童貞やから、来年アテンドよろしくな」
「えぇぇ(困惑)」

姫が渡したお土産袋を覗く山田ニキ

「赤いな」
「ほんとに赤いものしかない店、圧巻だった」
「そりゃそうやろなぁ…」
「ハマスタのさ、ベイストアの青さとはちがうね。なんか、強い」
「…な ん や こ れ は」

なんやって、付箋である。

「ぶふっ」
「どうしろと、これを」
「すまんなwwあの赤い店の中ウロウロしてて全部赤くて発狂しそうになってたところにこいつと目が合ってしまってwwもうそっから何見ててもこれが離れなくてwww」
「イケメンてwwwwいやこっちの鈴木誠也はまだわかるけどもwww」
「ほかにキクマルがあって、そっちは見送りの民に渡そうと思うwww」
「おまえとwwwwいうやつはwwww」
「この付箋を理解してくれるのはニキらしかいないとwwww思ってww」
「広島すげえなwwwwほんとwwwすげえわwww」
「だてに赤い街ではなかったよwww広島wwww面白かったよwwww」
「は~ww付箋でウケてたらもう次やで甲子園」
「はえ、もう着くんか」

甲子園駅に降り立つ。梅田から15分。東京駅から水道橋駅までと大差ないくらいか(こっちは乗り換えが1回あるけれども)

梅田駅でチャージしたSuicaを自動改札へタッチ…えっ何これ
自動改札があのタテジマである。ええ…そっからですか…甲子園…
(でも考えたら関内駅も日本大通り駅も駅全体が青い☆デザインか)

「おまえとここに立ってるの不思議な気分や」

そう言う山田ニキについていく。いきなり虎のオフィシャルショップ。
さっきまで赤い店に居たのに黄色い店、そして黄色い街。タテジマ。

「さっきまで赤い店にいて、今黄色い店の前にいるのすごい不思議」
「雨やし、発券したらあっちのショップいってみようや」

高速道路をくぐると、NHK高校野球で見たあの「阪神甲子園球場」が出現。
これが…甲子園かぁ…高速際ってなんか風情ねぇなぁ…
発券を終えた山田ニキが謎の問いかけを発する。

「金本と鳥谷どっちがええか?」
「ファ??????」
「金本と鳥谷www」
「ファ????」
「ええわ、くじ引きにしよww」

まったく理解していない姫の前に、裏返されたチケットが2枚出される。

「好きな方引きや」
「…お、おう、じゃぁこっち」

チケットを見て理解した。金本監督がプリントされている。


山田ニキに渡ったチケットは鳥谷選手のプリントが。
どうやら監督・選手のランダムプリントのようである。

「開門見合わせやって」
「やっぱりか。しかたないねぇ」
「ほな先にショップみよか」

あぁ、黄色い。店が黄色い。1日で赤い店と黄色い店を回っている。
うっかり藤浪選手のタオルとか欲しくなってしまう。
当然だが赤い店では店内BGMが空を泳げと天もまた胸を開いていたし、ここでは六甲颪に颯爽と蒼天翔ける日輪の青春の覇気が麗しい。

でもこれって、横浜に「遠征」してくる民、それもビジター側の民になら
「青い店」「青い街」「店内BGMが熱き星」って感想になるんだよな…
でも、熱き星たちよはDeNAになってから毎年選手が歌っているから…
(姫はアレ、完全にキャラソンのノリで聞いています)

「去年のアレみたいな泥んこ試合になるんだろうか、今日」
「あれはな…あれ俺現地やったし、ココいたけどアレ見ちゃったらもう大概の雨試合平気になるでww」
「なんで強くなってんだよwww」
「あ、中止や」
「あ、中止だね」

「払い戻しがあるだろうからチケット返しとくわ」

さよなら、金本監督。手元に10分いたかどうかの金本監督。

「じゃぁ姫は新幹線早めて帰rセラドいくぞ」
「えっ」
「京セラドームに、行くぞ!」
「えっっ」
「よし、そうときまれば即移動だ、ついてこい姫!」
「あわわわわ待て、ちょっ、待ってくれぇマジかよ」
「おまえは!近鉄民だろが!」
「!いかにも」
「聖地巡礼やろがい!」
「せやな」
「そして!俺としても!今日のセラドはハム戦!!」
「なんだよ中止になっても楽しいかよ」
「どこで乗換やったかな…地下鉄で行けるんや」
「ふたたび、ついてゆきます」

流れと勢いというものは本当に怖い。ともかく京セラドームへ行くことに。
古の丑の民、どうしても大阪ドームと言ってしまう。
移動しながら国吉くんの抹消を知った。

そっか…抹消か…リリーフ待機するかと思ったんだけどな…ううん、でも昨日あんだけいいピッチングしてたしお疲れさまかな…ってことは朝の広島駅に居たのかもな~…あーーマジでグダグダしてなきゃよかった姫のバカバカ

「国吉くん落ちてる」
「マジか、しゃーないわな」
「どうせ中止だし、よかったというかダメージはさほどない」
「きのうあんだけいいピッチングしたんや、お役御免ってとこだろ」
「ほんとそれな。…でも神宮で見られない…」
「ええもん見たんやし、そこはしゃぁないって」

地下鉄に揺られる山田ニキと姫。

「…甲子園どころか京セラにおまえを連れて行くことになるとはwww」
「まさか2日間で3球場まわることになるとはwwなんかのラリーかよw」
「すげぇよな、ほんとww昨日の今頃広島にいてなww」
「一昨日の今頃はチケットもまだ確保できてなかったし」
「俺が一番焦ってた時間帯やw煽るだけ煽っといてチケット!て」
「ところでさ、…ついこないだ『よいお年を!』って言いませんでしたか」
「…言うたなwwwwwwwwwwww」
「言うたよな俺らwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


===
話は再び4日前、9月22日に遡る。加賀繁とゴメスの引退試合を見て、関内で飲んだ山田ニキと姫の別れ際のことであった。

「もしかしてしばらく会わない感じか俺ら」
「ファンフェスがまだ詳細わからんしな」
「そもそも抽選だろうしね」
「ってことでフェンフェス次第や」
「じゃぁ、場合によってはこれで良いお年を!か」
「せやな、ほな良いお年を!ほんと世話になったわありがとな」
「何言ってんのこっちこそよ、ありがとな、ほなまたなー!」
===

「何があるかわからんっちゅうことやでwwwww」
「良いお年をもなにも4日後に会うとかなんなんだよwwwww」
「俺4日前の俺にあの直後に姫が広島でカープうどん食ったとか言っても絶対信じない自信あるわwwww」
「姫だってwwwあんときカメラの民にうわぁ広島行くんか羨ましいわーって言うたわwwww」
「まさかwwwwおまえ自身が行ってるとかwwwww」
「ほんとまじwwwwwwなんでだよwwwwwww」
「なんでってwwwww国吉が先発したからだろうがwwwww」
「アアアアアアアアアwwwwwいい、いい試合でしたァァァァァァ」

もう吐きそうな姫ではない。ありがとう国吉くん。カッコ良かったよ!
…そんなバカ話をしているうちに、ドーム前駅についた。
 

「こっちのが雨降ってるな」
「ドームでよかったな」
「…甲子園の前にもイオンあったしここにもイオンあるけど何なの、大阪は球場のとなりにイオン作らないといけない規則でもあんの」
「俺が知るかwwww」

己が大阪ドームに来ているという実感がさっぱりわかない。雨脚がやや強まる中、そうか大阪ドームかぁ…とうろうろしていたら山田ニキにチケットを渡された。

「自由席、三塁側でええか」
「ハム檻ならもう完全にどこでも」
「一塁ベンチ見えるとこにしよか、白崎見られるかもやで」
「わー!白崎ヒーロー今上に居るんだったわね、見たい見たい」
「あとハム側のいいケツ見たいやろ」
「えっ」
「わかってるって^^」

わかられましても…

 

 

散々、録画で、スポーツニュースで、Sky-Aで見たあの大阪ドームに、居る。
うわぁ…と思った。まさに、丑の民の聖地である。
昨日、マツダスタジアムに「来ちゃった速報」だしたのも17時ジャスト
偶然にも大阪ドームの速報も17時ジャスト。デステネイ。

「白崎や」
「あっいいケツしてるやっぱり!ケツナンバーワン!」
「…おまえと言うやつは…」

己が大阪ドームで野球を見ていることも(まだ練習だが)白崎選手がバファローズのユニフォームを来ていることも俄かに信じ難い。
ほんとうに別の世界線、パラレルワールドに居るような感覚である。

ハム戦、最後に見たのいつだっけ。去年の4月に弊社の民たちと東京ドームで見たな…ってあれもオリ戦だったな。でもアレ以来だ。

ハっと目を引くイケメンが居るなと思ったらおーたたいしであった。
この人もまた、別の世界線を生きている雰囲気がすごい。

投げてる感じとか、いつかジャイアンツ球場でみたのと変わらないのに
姫の知ってるおーたたいしじゃない… 魔改造されてる…
 

「いてまえドッグ買いに行こうぜ」
「おうよ」
 

ケチャップを始めとするシーズニングがセルフ方式。
浮かれてマスタードもケチャップもかけ過ぎてしまった。

ブルベルを見ながらいてまえドッグを齧る。辛い!マスタード多いわ。
(自業自得です)
球団マスコットにさほどウェーイ、となる姫ではないけれどこのときのブルベルはカワイイと思って見ていた。動きがかわいい。あぁ、これは生で見ないとわからないな、と思った。

試合展開が早くテンポ良い。山田ニキは大城選手の出場にはしゃぐ。

「アアアアアアア俺今日来てよかったわ!!!!!!」
「結果オーライやな甲子園残念だけど」
「ほんとおまえ、持ってるな!」
「え、姫かよwww」

ハムに先制点が入る。さすが清宮選手。山田ニキとハイタッチ。
中立の立場で見てるとは言え点が入るのはうれしいものである。
いや清宮くんすごいわ…持ってるわ…タイムリー3ベースて。
 

「ハムのお勧め選手は誰かいないの」
「おまえにお勧めするとなると尻中心になるよな」
「えっ…」
「尻か顔だろwww」

ぐうの音もでない。

「横尾くんとかお勧めや、おにぎりくんや。サードやで、見とき」
「よこおくん。鎌ケ谷でも会えたりすんのかな」
「あー俺鎌ケ谷行きそびれたのやっぱり悔しいわ」

そうだった、9月上旬のの鎌ケ谷に行く計画を立てていて、台風が直撃しそうでやめたんだった。来季また行けたらいいな。

ハムの選手ほんとうにわからない。わからないけれどさっきからちょこまか出てきてキャッチボールしてゆく背番号12番の子が気になる。いいケツ。

「背番号12番ってだれ」
「12はえーっと、まつべり」
「まつべり」
「松本剛。あぁ、まつべりいいケツしてるよ」
「うん、いいケツしてるなと思ったから聞いた」
「ほんとうに、ほんとうにおまえって奴は」
「姫が自発的に聞くなんてそこしかないじゃないですかw」

背番号12番、松本選手。通称まつべり。覚えた。これだけでも収穫。
 

試合は2回にハムが先制してから淡々と両チーム0点が続いている。
そうだ、せっかく来たんだから白崎タオルと高城タオル買おう。
地下のショップへ向かう。ドーム内にエスカレーターってすごいな。コンコースも全体的に広いし、なんかデパートみたいな明るさだし。
しかも地下のショップ広い…広くて空いてる…

「選手名タオル:完売選手一覧<入荷未定です>」とかかれたPOP、
2・白崎浩之選手 22・高城俊人選手 の名前があった。残念。

「タオル、ヒーローもジョーも完売だった」
「まじか、残念やったな」
「まぁ、しょうがないよ、来られただけでありがたいよ」
「マジおまえがここにいるの面白くてしょうがないわwww」
「面白がってもらえるんならなによりよwww」
「俺さ、わかったわ。おまえはさ、存在自体がエンターテイメントだわ」
「どういうwwwことwwwww」
「存在そのものがエンターテイメントなんだよwwwエンターテイナーじゃなくてwwwエンターテイメントwwwww」
「ちょっとまってwwまってwwwそれなに、姫の存在がコンテンツってことなのwwww」
「そうwwwwおまえの存在がもうコンテンツとして成り立ってるwwwおれこの3日でよくわかったわwww」
「まぁwwwいいよそれでwwww面白がってもらえるならwwwww」

試合は展開が速く7回裏。バファローズがチャンスを迎えている。
白崎ヒーローが代打に出る気配があったものの、ベンチ裏に引っ込んでしまった。
そしてマウンドには宮西投手。山田ニキが今日イチの顔をしている。
時刻は20時15分。山田ニキのルート計算によればここを20時35分に出れば新幹線には間に合うらしいが、なにより雨である。雨と、慣れないルートの乗り換えである。早めの行動にこしたことはない。

「ちょっと早いけど、そろそろ行くわ」
「お、早くないか大丈夫か」
「雨脚強そうだし、早めに動くわ。いいよ、一人でいくから。みゃーにし応援して!」
「お、おうすまんな」
「いいっていいって、こちらこそありがとうね色々、マジで」
「ほな、また。念のため良いお年を!www」
「そだね、念のため良いお年を!!」

コンコースに出たところでLINEが入る。

「丑!河内のオッサン!!!聞こえてるか!なんなら戻ってこい!」

聞こえてる。ありがとう。大阪ドームで。河内のオッサンの丑聞いてる。
ちょっと泣きそう。向こうから近鉄ユニのおっさんが歩いてきた。
しかも背番号5、村上ユニ。うわぁ…うわぁ…!!!
あれっ、河内のオッサンの丑ってことはみゃーにしこと宮西投手もしかしてピンチなんじゃないの…?

鳴り響く河内のオッサンの丑を背に大阪ドームを出た。後ろ髪引かれまくりである。しかしタイムリミットが迫っている、しかたない。

 

 


『推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しに行きます』【第七部:やきうの神様】へ続く

第一部:推しの誕生日
第二部:赤い街と青い姫
第三部:先発・国吉
第四部:ビジパフォ

 

…の続きです。


お好み焼き祝勝会のあと、カメラの民2名と別れる間際にこんな話をした。

姫「もしかして週末(※9月29日・30日)の神宮に来るん?」
「…内野に」
「1日だけ行きますねぇ」

姫「…流石だよな俺ら。…あ、姫はレフトスタンドのいつもの位置に」
「しってる」
「じゃぁまた元気に神宮で会おうww」

姫「せやな、週末神宮で!ほんときょうはありがとうね」
「お疲れ!まじでヨッシュナイス!姫ちゃんと寝るんだよ!」
「ほんとそれ!明日無事に帰るんだよ!」

姫「おう!無事に帰りつくから!おまえらも気をつけてな!」

数日前にハマスタで会った民と広島で再会してまた週末に神宮で会う。
(※なお、この試合は2日間とも台風接近で中止になった)
…みんな、大概だな。職場抜けだして見送りに来る民とか、煽るだけ煽って広島に姫をかっとばした民たちとか、ほんとみんな大概だな。どうかしてる。どうかしてるし、最高にありがてぇ!!!

そんなことを思いながらホテルに戻る途中であらためてスマホを見た。
かっ飛ばす会、いやもう姫来ちゃったから「姫を広島へかっ飛ばした会」の民たち、なにやら『姫と自分との出会いのエピソード』を語っている。
やめろ、なんだ、なんだこの流れ!

姫「あのう…ものすごいこっぱずかしい流れなんですが」
「あっ来た」
「おう、お好み焼き帰り」
「旨いもの食べられていい試合見て最高だな姫!」
「ところで姫よ、明日の新幹線のチケットはもう取ったんか」
姫「いや、まだ。そもそも何時の新幹線とかも決めてない」
「ってことは仕事行かん方向か」
姫「社員には今日明日で休みくれつって今日飛びだしてきちゃったけど、SOSが入ったら行くつもり、でも現時点で入ってない」
「ならもう、いいんじゃない?明日SOSが来たとしても9時すぎでしょ」
姫「そうね」
「それでマッハで新幹線乗ったとしたって東京着くの昼過ぎでしょ」
姫「うん、だからもうSOSは来ないものとほぼ思ってる」
「じゃ、いけるね」
姫「ファ?」
「じゃ、決まりな。姫よ、明日新大阪で降りろ」
姫「えっ」
「甲子園、行こうぜwwwwwww」
姫「ちょwwwまてwwwちょwwww」
「姫ー。ついでだから行っちゃいなよ!どうせ通り道なんだしさ」
「それに新大阪からの回数券があるんでしょ?」

姫「うん…ある…え…甲子園…?」
「姫、よく聞け。明日リリーフ待機してるかもしらんのやで、よっしゅ」
姫「!」
「じゃ、チケット確保するで。安心しろ姫の大好きな外野や」
姫「…あ、あの、最終ののぞみには乗るからね」
「おう、それも調べてある、東京着23:45が最終やで」
姫「OK、ハマスタの後にちょっと飲んだらいつも東京駅そのくらいの時間だし大丈夫」
「じゃ、甲子園のチケット取っとくで」
姫「…も、もうなんとでもなれ…任すわ…ホテル戻る」

いい試合を見てよっぱらってふわっふわして知らない夜の街をさまよって、完全に流された感じで甲子園行きが決まってしまった。決定打は「リリーフ待機かもしれない」という一言であった。

「15時頃新大阪につけば余裕で間に合う、午前中は広島観光楽しんだらええ」
姫「承知した…またちょっと放心してしまう」
「いやーほんとこっちも、楽しいわ。流れってあるんやな」
「ほんとだよ、この流れと祭りに乗っかれたの嬉しい」
姫「はぇ…」

テレビをつけっぱなしのままシャワーを浴びる。そういえばフロントの脇にご自由にお持ちください的な各種シャンプー類が合ったけどすっかり失念していた。いいやこの備え付けのやつで。

ビシャっ

え?ビシャつったね?あれ?シャンプー出ないよ?あれ?え?うっそぉ!!
壁に。壁にシャンプーがビッシャァァァと。なにこれ。まさかのシャンプー暴投である。ノーコンかこのボトル!
シャンプーってこんな飛ぶか?いやいやいやないわ。なんだこのボトル。
低い位置で良かった、と思いながら壁のシャンプーを流す。なんだこの展開。
シャワー一つで大騒ぎである。
なんとか髪をあらい、体をあらい(ボディソープは普通に出た)少し熱めのお湯にしてしばらく目にあてる。散々泣いたし目が腫れるとアレだと思った。
はー…良かった…ほんと良かった…国吉くんカッコ良かった…超カッコよかった…
あーダメだまた泣いてしまう何のためのお湯だ、これはいけません!

甲子園だのなんだのでうわついたまま寄ったローソンで買った。
湯上りのぼっち二次会。つけっぱなしのテレビから知らない番組が流れて新鮮。
東京ではあんまりみない芸人さんがいっぱい出てたりする。

現地経験民から「落ちついた?」と個別にLINEが飛んできた。
落ちついてはいない。Twitterの通知はゆるゆると止まらないし、シャワー一つで大騒ぎしてるし、窓の外に謎のおっさんいるし。

そう、謎のおっさんが居たのだ。今思い返しても謎である。
ホテルは大通りから1本入ったところ、という立地だがたまたま姫の部屋の前がコインパーキングになっていて視界が開けており、実際には大通りに面しているのとなんら変わらないという立地である。
その窓から外を見ると、大通りにおっさんが立っているのだ。手ぶらのおっさんが。
何をするでもないし、こんな深夜に。タクシーを探しているふうでもないし、人を待っているふうでもない。ただ、おっさんが立っているのだ。ちょっと気味悪い。

姫「まぁ、なんとか」
「まだ、落ちついてないか。そうだよね。でもほんとよかったね、私も泣いちゃった。姫はいい試合を見たね」
姫「…うん、きて、よかった。ほんとよかった」
「明日の新幹線の切符の買い方とか大丈夫?」
姫「んー…」

そうか、行きは見送りの民がいてなんだかわーっと買えたけど。明日は全部ひとりでやるんだった。

「窓口で、『新大阪まで指定席でお願いします』って言うのよ」
姫「わかった」
「そしたら係の人が時間はどうされますかって聞いてくれるから」
姫「早くに買いに行ったほうがいいかな、あと新大阪からのは新大阪で買った方がいい?」
「お盆でもないしそんな早くなくても大丈夫。新大阪からの回数券はね、一緒に出して『指定つけてください』って言えばいい」
姫「ありがと。まぁチェックアウトしたらすぐ行ってみるよ」
「会える人たちによろしくね。残りもめいっぱい楽しんでおいでね」
姫「うん。ご厚意に甘えまくる」
「ねぇ、姫」
姫「ん?」
「ノウミサンクレープ、デビューだねw」
姫「!!!wwwwwwww」

そうだ、能見さんのクレープ!甲子園いくならあれが食べられる!
■能見セレクト フルーツクレープ■
毎年この能見さんの動画が楽しみでならない。能見さんカワイイ。
そうか、すっかり忘れてた。ノウミサンクレープ!ジョセイニ、オススメ!
わぁちょっと楽しみだぞこれは。甘いもの苦手な姫だけど、これだけは食べたい。

そっと窓から外を覗く。まだ謎のおっさん、立ってる。本当にただ立ってるだけだがさっきと向きが90度変わっている。なんなんだろ。
まぁ、ともかく、終わった。国吉くん本当にお疲れさま!

テレビも消して灯りも消して。まーだ謎のおっさんそこに立ってんなーと(また90度向きが変わってた)思いながらベッドにもぐって結局ずーっとスマホでエゴサしたりサーチしたりYAHOOの記事おっかけたりしてた。
己が思っているよりこの「姫が広島に弾丸遠征した件」が話題というか、拡散のような状況になっていることを知る。また震える。
そういえばまたフォロワーさん増えてないかこれ…うわ…どういうこと…
なんか申し訳ない…今だけやでこんなん…ふだんは選手のケツみるか写真の民に狙撃されてギエエエ言うてるだけやで…
結局震えながら10秒に1回くらい寝がえり打ってた気がするし、何度もお茶飲みに起きたりもした。すごく不思議な広島の夜であった。謎の立ちおっさんはあのあと1時間くらいは立ってた。その後は窓の外を見なかった。





ちょっとだけ寝たのかもしれない、よくわからないままいつものアラーム。

たけお「7時のアラームです」

おっさんはもういなくなってた。いや、いたら怖いが。本当になんだったんだろうあのおっさん。
テレビをふたたびつける。あぁ天気予報が首都圏じゃない。新鮮。
東京がやはりあまり天気が良くないことを知る。昨日は普通に『出勤』の体で出てきたから、駅前の駐輪場に自転車も止めっぱなし。雨か…
結局ホテルの朝食サービスにも行かず、そのままゴロゴロしてしまった。
今思えばここでさっさと行動開始していればもうちょっと広島観光できたな、と反省。

 

これはちょっとびっくりした。ほんとに荷づくりの手が止まった。奥田民生どうしたこれ……って記憶をたどっても姫の奥田民生像ってPATI☆PATIに出てたころのユニコーンしかでてこない。民生…

まぁ、民生はともかくだ。昨晩教わった通りにまずは新幹線をおさえるミッションがある。
荷づくり完了。忘れものなし。冷蔵庫切った。ゴミまとめた。よし、チェックアウト。
フロントのお兄さん「横浜ファンにはいい試合でしたね」
姫「はい、頑張ってきてみてよかったです。お世話になりました」
お兄さん「またお待ちしてます」
姫「…CS、決まったら来ます!」

本気でCSに行けると思っていた。勢いが、まだあった。

大通り。昨日の謎のおっさんが立ってたあたりを通る。本当になんだったんだあのおっさん、と思いながら駅へ向かっていたらスマホにトレード通知が来た。
ちょっと逆光になっていて良く見ないままトレードを了承してしまった。

トレードしてくれた方の名前が「初遠征記念」となっていた。
あらためて己の広島行きが「結構な話」になっていることを思い知った。
どなたかわからないけれど、ありがとうございました。生涯大切にします。

広島駅着。昨晩お好み焼き屋難民になってるあいだにいくつか金券屋を見つけておいたものの、まぁ、いいや正規価格で…と思い窓口へ。結構並んでいる。
「赤い民」たちの姿も見える。スタジアム方面へ向かうと思しき赤い民たちも見える。…平日の朝10時前やぞ…??いや、働き方はさまざまだし、今日は赤い民たちにとって特別な日になるだろうから(昨日もそのはずだったんだけど)(それ以上に昨日は姫にとって特別な日だったから!!)

窓口のお兄さん「お並びの方おまたせいたしました」
姫「しっ、」
「ハイ」
姫「しんっ大阪まで1まい」

不審者である(2日連続n回目)

「新大阪でよろしいですか」
姫「ハイ、新大阪まで、あの、し指定で」
「指定席ですね。すぐ乗られますか」
姫「えとそれなんですが、新大阪に14時半から15時頃に着けるようにしたいです」
「その時間ですと…13時17分発のぞみ東京行きが新大阪着14時38分、その次が13時22分発新大阪行き、これが14時48分着があります。指定席は…あ、どちらも指定席あります」

ともかくここ2日ロクに寝ていない。うっかり寝過ごしでもしたらコトだ。
新大阪行きならその心配もない。

姫「では新大阪行でお願いします。あ、窓側空いてたら窓側で」
「かしこまりました…では、窓側で1枚お取りしました。こちらが乗車券です。
10,030円いただきます」

姫「あ、それと、あの、かか回数券があるんですが、これも指定席を今、えっと」

何言ってだ…このときものすごくぐちゃっとなったことは覚えている。
窓口のお兄さんが苦笑していた。

「ん、お持ちのきっぷ拝見させていただけますか」
姫「あ、これを持っています、今指定席をつけられましゅか」

まだ噛みつつ、回数券を見せる。

「あ、つけられますよ。こちらは時間どうされますか」
姫「これは、東京行きの最終にしてください」
「では新大阪発21時23分の最終でお取りします。…通路側でよろしいですか」
姫「はい、構いません」

え、もう窓側ないんだ。よかった、今言ってみて。結構混んでるんだな最終の新幹線。

「ではこちら、通路側でお取りしました。お気をつけてどうぞ」

よし。超不審者みたいになってしまったがなんとかとれた。一安心だ。
ぜんっぜんお腹すいていないけれど何か食べないとまずいな。もう、スタバでいいか。
昨日スタジアムに向かうときから気になっていた、駅前の『蔦屋家電』に向かう。すげぇな。こんなん東京にはねぇな(※調べたらニコタマにある模様)
…わかってはいたが蔦屋家電の中も赤かった。一部だけ、がっちり赤かった。
なんだこのオサレな店…広島しゅごい…と、半ば気圧されるような感じでスタバ。これまた年に何度もない話である。

チャイティーラテとほうれんそうのキッシュ。知ってる味なのになんだか新鮮。
窓際のカウンター席でしばらくぼんやりしていた。ときどき赤い人が外を通る。

さて、どうするか。こんなにぼんやりしてなければ、というかそもそもさっさと起きてれば広島城のあたりまで行けたなぁ、でも今更仕方ない。今回は世界の好意に甘えて来させていただいたんだし、十分かな。よし、新幹線の時間までお土産見てまわろう。お礼をしなきゃいけない人はいっぱいいる。それにそのうちの一人にはこれから会う…うわぁ甲子園行くのかこれから…

蔦屋家電を一回りする。「赤い」本だけでなく野球関連の書籍がたくさんある。
家電と本。あーこれ、なんもないときに一日ぐるぐるしてたいやつだな…
あぁヤバい、ここだけで新幹線の時間まで居てしまいそう。ちょっと、他行こう。
外に出て、昨日スタジアムに向かう前に「引き込まれそうになって止めた」赤い書店に入ってみた。うわ、赤い。フロア全部が赤い。棚に置かれている商品すべてが赤い。

お菓子、食品、文具、おもちゃ、もちろんTシャツやレプリカユニ、タオル、なんでもあるし全部が赤い。目移りどころの話ではない。どこを見ても赤いのだ。目が移ってんのかどうかもわからない。
ひとまず会社にバラまくお菓子を2種チョイス。結構かさばるな。仕方ない。
それと…あぁでも週末の神宮で会えそうな民へのお土産もこれでいいか、これを小分けラッピングにしてメッセージカードつけて配布しまくろう。となるとあと2箱ずつ買ってもいいな。2箱…あ、2箱!?(しじみ習慣ほんとまじ…)

文房具コーナーに移動してあっ、と思いだした。三色ボールペン!あれ欲しいわ、あるかな、とうろうろしたら、あった。コーナーだけは、あった。

『カープ三色ボールペン 品切れ中 入荷した場合はおひとり様3本までとさせていただきます』

…あっ…そう…品切れ…うわぁ残念…自分のお土産これがよかったな…
気を取り直して文具コーナーを見て回る。何がいいんだろうなぁ。なんか面白そうなものないかなぁと棚を凝視していたら、なんだか見つけてしまった。

これは…これはなかなかに土産に最適なアイテムなのではないか。
他に菊池選手、丸選手、鈴木誠也選手がある。よし、もうこれだ。これでいい。
洒落のわかってくれそうなメンツにこれを土産にしよう。
(一岡選手のがあったら自分用に欲しかった、これも残念)

スラィリー好きな民にはこれ、神宮で会えるあの人にはコレ…などと
なんだかんだ配布用のお土産だけで9000円近く使ってしまった。散財!
でもいいのだ、これは、全世界へのお礼だから。ありがたいことです。
レジのおねえさんもわかっているのか「小分け用の袋お入れしますか」と聞いてくれる。どうわけるかあまり考えておらず「ハイ、お願いします」とだけ言ったら束でサイズ違いの手提げを入れてくれた。ありがとうございます。

昨日吐きそうになりながら通ったカープロードをもう一度歩く。閑散としているがもう赤い民もいる。赤ローソンへ行ってみた。


この巨大な坊やに気づかなかったあたり、昨日どんだけ緊張していたのかということがあらためて浮き彫りになった。でけぇな坊や!

さっきの赤い書店で完売していたアイテムがいくつかここにあった。買い足す。
たぶん今年一番散財している。いいのだ。広島という街へのお礼。世界へのお礼。

赤ローソンでこのPontaカードを出すのはほんの少しだけ勇気が要りました。
この2店舗だけで13,000円ほど使ってしまった。
時刻を確認するともう12時半を回っている。2時間ちかくお土産に費やしてしまった…ほんっとマジさっさと起きて動くんだった…結局広島駅周辺しか歩けてねぇー!

結構な多荷物をガッサガッサと抱えて駅ビルへ戻る。野球とは関係ないお土産もちょっと必要、でももみじ饅頭はもう芸がないなぁ…と思って見て回るうちに制服姿のおねえさんが目に入り、ピンときた。もしかしたらこのお姉さんは会社の「おつかい」で来ているのかもしれない。だとしたら何かいい感じのお菓子を選びに来たのかも。遠目からお姉さんの動きを追う。やはりそのよう。いかにも「ご進物」的なお菓子をいくつか買って、領収書をもらっている。
じゃぁ、たぶん間違いはないな。そう思ってお姉さんがチョイスしていたお菓子の小さい箱入りのものをいくつか買った。
(後日ちゃんとお渡しできてとても喜ばれました。ありがとう、見知らぬ制服のお姉さん。勝手に参考にさせてもらっちゃいました)

お土産はこれでいい。さて、最後に現地経験民を含め各方面から「絶対に買え」と言われていた『むさしのおむすび』を買う。


さぁ、新大阪に向かおう。滞在時間21時間半。ありがとう広島。また、来ます。

窓からスタジアムが見える。昨日いた、ビジパフォが見える。

 

また少し泣いてしまう。楽しかった。来て良かった。ありがとう広島。

おむすびは美味しかった。各方面から薦められるだけのことはあるなと思った。

 

ただ、たぶん「ハズレ」を引いてしまったのだと思う。から揚げが軟骨とスジだらけでほとんど食べられるところがなく、ちょっとだけ残念だった。
ただ、おむすびが本当においしかったので十分。姫母が握るおにぎりに近い味がした。
そういえば広島に行くことも言ってこなかったな。…まぁ、いいか。

おむすびをもぐもぐと食べ、やっと落ち着き始めたTwitter通知をざっと追い、
えらいおおごとになってしまったなぁ、案外「渦中」にいると気付かないものなのかもな、と半ば他人事のように思いながら、すこしだけ寝た。隣はスペイン系のような、すごくきれいな鼻の高い旅行者とおぼしきお姉さん。ずっと電子書籍で読書している。邪魔になってもいけないし、ともかくちょっとでも体力回復しておかないとならない。

そう、新大阪で姫を待っているのは 山田ニキ。


『推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しに行きます』<第六部:古の丑の民>へ続く

 

 

第一部 推しの誕生日】
第二部【赤い街と青い姫】
第三部【先発・国吉】
…の、続きです。

ビジパフォの民は「国吉いいぞ!!!!」「やるやんけヨッシュ!!!」と盛り上がっている。おそらく、姫も含めてみんな「どうした国吉」と思っていたと思う。
「ど、どうしたん国吉くんほんとに先発調整してないんかコレ…?」と思っているうちにあっさり3表の攻撃がもう2アウトに。
あぁぁぁまた国吉くんが投げるやんけ投げるやんけああああ

隣のおっさん「ザキミヤー!!!ザキミヤァァァァァァァ」

ザキミヤて。おっさんwwww
おっさん気にしてたらあっさり攻撃が終わってしまった。

3裏、一人目、會澤選手。
…4月のあの試合、會澤選手のあの打球が…あの打球が…ああああああ不運!!あの時打球が当たらなければ!!!抹消されることもなかったのに!!!!
…でもやきうってこういうものだから。逆恨みはよくない。
ふらふらっとショートフライで終わった。うわぁ…こんな簡単にアウトが。

場内がワーッともりあがる。安部選手。

デデデデデデデデデー \あ・べ!/


アアアアアアアアアアア怖い怖い怖い怖い丸でも安部でも野間でも怖いこれほんと怖いいや広島の応援みんな怖いんだけどこれほんと怖い

デデデデデデデデデー \あ・べ!/
デデデーデデーデーデーデデデ、デデデデデデデーデーデー\あ・べ!/


あっ

あっ

ここまでができすぎていたのだ。安部選手にヒット打たれて却って冷静になったかもしれない。そうだよな、うん。そうだよな…

あぁぁぁ悔しいなぁ!!!完全試合だったじゃんここまで!!!
ここまで完璧だったじゃん!!!!あぁーーー!!!!
いやまて、問題はここからである。ランナーが出てしまった。
次ピッチャーだから絶対送ってくるよねこれ、バントの構えだもんね

ボールが2つ続く。もちろん姫はギュッとなる。さっきとは「ギュッ」の密度が違う。ランナーがいるのだ、ランナーが。3球目もボール。
ああああほらぁぁぁノースリー!頑張って頑張って国吉くん頑張って!!
4球目で送りバント。よかった、フォアにならなくてよかった…
いやでもランナーセカンドなのよねうわああああチャンステーマだああ

今季ハマスタの広島戦に1回しか、それも4月に行ったきり。
聞いたことのないチャンステーマが始まった。新しいチャンテ!?

田中選手への初球、嶺井くんのミットが大きく動く。やばい、知ってる感じの球だこれ
がんばれ、マジがんばれ、ココしのげば強いぞマジで!

\ひ・ろ・し・ま・ワッショイ/
\ひ・ろ・し・ま・ワッショイ/


空振りも取れてる大丈夫だ、行ける、大丈夫だから!!!

あっ当たりでけぇうわあああああああいや切れる切れる切れる切れるわほら切れるほら切れたやろ姫言ったやろ

緊張感MAX謎テンションでもう脳内一人Twitter実況状態である
このときの大ファウル、打たれた瞬間はガチでビビった。場内えらい盛り上がってたし。

嶺井くんが立ち上がってキャッチする。ああああああああああああそれ!知ってる感じのそれ!!ちょっと!!頑張って!!!!落ちついて!!

ビジパフォ「国吉!!!!後ろ誰もいねーから!!!!!!」

誰かが叫ぶ。ほんとそれ、後ろ誰もいねーから安心して投げろ。

\ひ・ろ・し・ま・ワッショイ/
\ひ・ろ・し・ま・ワッショイ/


あきらかに2回までと違うわねやっぱりランナー出ちゃうとね…
ギュッとなりっぱなしの姫は吐き気と戦っている。心臓が口から飛び出そう。

あっセンターでけぇ!!ニコ!!!ニコ!!!ニコこっちむいてる!!!
取った!!!ニコとった!!!ニコありがとうニコ!!!!

ビジパフォみんなハイタッチである。姫も涙目のハイタッチ。
すごい、国吉くん凌いだ、超かっこいい、やべぇ、これちょっとすごい試合見てんじゃないの…!?

なんかあの「知ってる感じの球」であぁやっぱり国吉くんだ、って良くも悪くも全世界のベイファンが思ったんだろうな…姫も思ったよ…

でも序盤が終わって国吉くんがこんだけナイスピッチしてるって。カープうどん食べて戻りしなに買ったカフェオレをようやく開封する。でもやっぱり味はわからない。謎の安心感も出てきたけど謎の緊張感は和らがない。

ところで隣のおっさんがやはり愉快である。4表。打席にはソト。

おっさん「ネフタリーー!!!」
姫「ソト様ァァァァァ!!!!」
おっさん「ネーーフーーターーリーーーーー!!!!!!」
姫「ソト様ーーーーっっっっ!!!」

ロペスの打席でも

おっさん「ホセーーーーーーーーー!!!」
姫「ロペスーーー!」
おっさん「ホセーーーーーー!!!!!」
姫「ロペスーーーー!!」

べつにおっさんに合わせてるわけでもなんでもないんだが、なぜか姫がおっさんに合いの手を入れるような状態になってしまったwwwww

4裏、また菊池選手から。

\はじまーりーの(ry/

あーもうほんと怖い、怖いけど初球ストライク。すごい。
何球かファウルが続いた後、ちょっとライナーっぽいレフトフライ。

ビジパフォ、割と見切れ席みたいな感じである。レフト方向の打球が見えない。
選手のケツが遠いのはともかくとして(姫としては残念ポイントだけども)
この時のレフトフライも正直打たれたかうわぁぁぁぁって思っていた。
菊池選手が引き揚げて行くまで、打たれたと思っていた。

丸選手。こっわ。こっわ。国吉くんが丸と対戦してるって。マジかよ。いや菊池とかすずーきせいや!とも対戦してるんだよ、でもなんかやっぱり丸ってさ、違うじゃん。だって丸じゃん。怖いじゃん。ほらーーー!!ほら打たれたー!

毎回さっきのレフトフライみたいに上手く行かないしそもそも今みたいに上手く打たれてしまったらもうどうしようもない。流石丸。丸こわい。

あぁーまーたランナーが出てしまった。ふたたびギュッとなる姫。
しかも次\すずーきせいや/じゃん四番じゃんうわあああああ怖い怖い怖い
えっ何今の当たった?デドボ???あ、グリップエンドかビビった…
あっサード!ゲッツー!?いける!?!?あっ何ファウルなの??くっそ…
いやあのあんまり牽制とか、う、うん…いやなんでもない、とにかく頑張って頑張って頑張って国吉くんもうちょっとで勝ち投手の権利だからがんばって!
あーフライあがった取れる取れるソト様ロペニキとr…あぁダメか…
カウント2S3B。あと1球や。あと1球で鈴木誠也おわるぞ国吉くん!
うぉ、ゴロ取れる取れるよっしゃ!よっしゃ!!打ち取った!!!!!
ところで国吉くん、手足が長いからフィールディングカッコよく見えますね。

打ち取ったものの丸がセカンドに行ってしまった。怖いことに代わりはない。
しかもバッター松山。ボールが続く。あああああああがんばれ、がんばれ…
…結果的に松山選手にフォアボールを出してしまったけど、嶺井くんの構え方からもしかしたら半分敬遠ぽかったのかな…?となるべくポジティブに考える。

さぁ抑えよう、がんばれ国吉くん!あれ、ラミちゃん???かんとく???

 

国吉くんはここで交代。この瞬間、ものっすごい安堵した。やっと解放される、昨日の朝7時過ぎからのあの緊張感からやっと解放される…!!と思った。

ビジパフォは国吉コール。すごかった。嬉しかったしありがたかった。
開放された安堵感もあって、コールしながらまた泣いた。本日何度目かの不審者である。

本当に来て良かった、国吉くんナイスピッチだった。想定外と言ってもいい。
あれだけ煽、いや、背中を押してくれた民たちに感謝するしかない。
Twitterでも『国吉ナイス』『ヨッシュすげぇ!』の声が。

信じてきてよかった。本当に信じてきてよかった。カッコ良かった。
さぁ、緊張感からも解放されたことだし、ここからは切り替えて行く。
外野の民の本気である。…といいながらちょっとまた放心してしまって記憶があまりない。

隣のおっさん「倉本コノヤローーーーーーーー!」

放心の姫、おっさんの声ではっとする。あれ、愉快なおっさんが???

隣のおっさん「ワハハハハハハハハ倉本コノヤローーwwwwびっくりしたじゃねーかよワハハハハハハハハwwwww」

え、あ、点取られてない、チェンジだ、あ、あ、よかった
隣のおっさんの言動からなんか一瞬怪しかったのかもしれないな、と思った。

ここから先は半分「隣のおっさんウォッチ」みたいな感じで見ていた。
外野の民をやってるとだいたいい周囲に『おもしろい観客』がいたりする。
いつぞやの神宮の「俺のYKニキ」とか。今回のおっさんもその一人である。

改めてスタンド全部赤いなー、ほんとに青い民ここしかいないのかな、と見回していて「売り子がほとんどいない」ことに気がついた。通路がすっきりしている。
あの蛍光色で目立つコスチュームの売り子がほとんどいない。もちろんゼロではないが、ほんとうに少ない。そういえばビジパフォに売り子きたっけ…?というレベルである。

内野席の通路にも本当に売り子が居ない。「買い物はコンコースへ」という認識が徹底されているのだろうか。とても快適でとてもいい。ハマスタも見習ってほしい。
(ハマスタ売り子多すぎだよねあれ、しかもビールばっかり)
…この日が「特別な試合」だということもあるんだろうけど、そもそも通路に人があんまりいない。みんな試合に集中している。広島すごいな。

そして今更ながら「自分より前に応援団がいる」ということに気付いた。
これがとても新鮮である。コール指示が見やすい!特にニコ!あの

\オトサカットモ/

があと何回なのか、神宮でも東京Dでもよくふり返って確認しているが、それが不要!
応援団の顔触れも知らない人が大半。一人だけ知ってるお兄さんがいて、あぁ遠征してきたんだ御苦労さまです、と思いつつなんだか安心する。
そのニコがヒット。そして嶺井くんがタイムリー!きっちり追加点。
あぁー良かった、国吉くんに勝ちはつかないけど、今日は絶対に負けるわけにはいかないのだ。
1アウト満塁のチャンスでプニキ、ゲッツー。

隣のおっさん「ザキミヤーァおまえーワハハハハハ次ちゃんとやれよーワハハハハハハハザキミヤーー!ワハハハハハ」

なんだよおっさんいい奴かよwwwほんと、次いこう次!

地鳴りがした。え、何!?何!?と思ったら代打である。しかも新井さん。
すごいな、新井さん愛されてんな。あ、もうこれ見られるの最後じゃん、と
慌ててスマホをカメラに切り替えて撮影したらご覧の有様である

新井さんごめんなさい真っ白になってしまった…
しかも流石新井さん、きっちり犠牲フライを決めてくる。
よかった、さっき嶺井くんがタイムリー打ってて。

月が綺麗だった。思わず撮ってしまった。左にレフトポールが写っている。
マウンドでは今永くんがちょっと苦戦している。

この辺りから「あ、今日負けないわ」という謎の確信があった。
緊張から解放された反動なのかもしれないが、勝てる、という気がしていた。
プニキがさっきのリプレイのようなゲッツーを食らう。

隣のおっさん「ザキミヤーー!!ワハハハハハおまえーワハハハハハ2回目じゃねーかよザキミヤーーーーワハハハハハハハハおまえーー!!!!」

豪快に笑う隣のおっさん。あ、売り子さん来た。ほんと少ないね、とてもいい。
隣のおっさんの足元にはカップが積み重なっている。何杯飲むねん、おっさん。
そしてこのあたりでどうやら姫、中継に抜かれたらしい。

「今おったな」
「今一瞬映ったな?」
「存在を確認して爆笑した」
「ほんとに現地おるんやwww」

どうせなら国吉ボード持ってるとこで抜かれたかったな…

「ヤクルト追いつきそう」
だれかが叫ぶ。色めき立つビジパフォ。みんな一球速報を見ている。
前述したがここビジパフォはレフト方向への打球が見切れる。
ロペスの打球も途中から消えてしまった。 シン、と静まるビジパフォ。
姫も「切れたか取られたやろなこれは」と思っていた。

…内野席のほうからウォオオオオオオオオオオオ!と地鳴りがした。
さっきの代打・新井の時ほどじゃないけど地鳴りがした。
え、え、入ったの!?入ったの!?!?あ、ロペスゆっくり走ってるうわぁぁホームランか今の入ったんかうわああああああ!!!!
内野より一瞬遅れてビジパフォ、大騒ぎである。横浜市歌、広島の夜空にふたたび響き渡る。

「ヤクルト追いついたーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

また誰かが叫ぶ。ビジパフォ、今日いちばんの大騒ぎ。
勢いとはいえ、うっかり隣のおっさんとハグしてしまった。面白かったからよい。
打席にパットン。え、回跨ぎするんだ。パットンの打席って初めて?

隣のおっさん「スペぇぇんサぁアァァァ~~~~~(裏声)」

おっさんどうしたwwwwwwww酔っぱらいすぎて声裏返ったかwwww
(このとき、おっさん周辺みんな肩震わせてた、姫もそうwwww)

ハイタッチのあとうっかりハグしてしまったおっさんの手、何かの職人さんなのかごつごつとして荒れていた。おっさん愉快でかっこいいぜおっさん!

9回。代走に雄洋が出てきた。あっ雄洋!まさか広島で雄洋を見られるとは思っ…と思う間もなくあっさり3アウトチェンジになってしまった。一瞬の雄洋。

そして康晃ジャンプである。まさか広島の地で康晃ジャンプができるとは。
いや、そうなったらいいなとは思っていたけど。本当にそうなるとは。
今季あんまりジャンプできなかったからな…ハマスタで1回くらいしかしてないんじゃ…ビジターはそこそこやったかな…

 

\横浜優勝/

勢いに任せて、また各方面からのあおr…励ましと応援に乗っかって、
ありがたいことにチケットを譲渡していただけて、本当に流れに乗っかって
万障お繰り合わせて来てみてよかった。やきうの神様ありがとうございました。

カメラの民2名と合流。顔見たらまた安心して泣いてしまうなどした。

「いい試合見たねぇ」
「ヨッシュあれなんなの、いい球ばんばん投げて」
「さぁ、浮かれ写真撮りに行こう

浮かれました。本当にいい試合を観られました。ありがとうございました。

この後5~6件?「満席です」などと断られつつもなんとかお店を見つけ、
カメラの民たちと祝勝会しました。完全に浮かれまくりの広島の夜。
広島駅近く、郵便局裏のあたりのお好み焼き屋さん。

 

 

レモンサワーすごく濃くておいしかった。そういえば球場でアルコール摂取しなかったのすっごい久しぶりかもしれない。心境的にそれどころではなかったわけだが。
それからお好み焼きである。めちゃくちゃ美味しかった。首都圏のコンビニでよくある「広島風お好み焼き」とは一体なんだったのか、と思わされた。
なんだよ全然違うじゃん、すげえ美味しい。粉より麺率のが高いんだね。

姫「Twitterの通知が止まらない…」
「そりゃそうでしょうよ」
「ほんと、身近でこんなことが起きるとはねぇ」
姫「やきうの神様っているんだな…って思っていますよ」
「それなんだけどさ、野球の神様ってさ、働きかけるのは我々ファンじゃなくて選手になんじゃないの」
姫「」
「はいカンパーイ!ヨッシュナイスピッチ!」
姫「…う、ウェーーーーーーーーイ!!」

広島の夜を満喫して浮かれる姫はこの時LINEをほぼ見ていなかった。

 

 

『推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しに行きます【第五部・万障】へ続く

第一部 【推しの誕生日】/ 第二部【赤い街と青い姫】/ 

からの続きです。今回もやきう観戦記です。

 

==

「24時すぎにはフロント閉めちゃいますが出入りは自由ですので、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
そう言ってホテルのフロントのお兄さんはスタジアムまでの近道を教えてくれた。
その「近道」なら5分くらいでスタジアムにつくようだが、敢えてまた駅のほうからぐるっと回って行くことにした。理由は二つある。

ずいぶん前に勤めていた外資系IT企業。割と長い期間「内勤営業」として主に中国地区、つまり広島を中心とした地域を担当していた。
…という縁で「地名だけ知ってる広島の街がけっこうある」という状況であった。そして、駅からホテルまでの間に「あっ知ってる」という地名をいくつか見かけた。
なので、もうちょっと知ってる地名があるかも、というのが1つ。
もうひとつは現地経験民から聞いていた

「駅からスタジアムまではだいたい安針塚からベイ球までか、追浜からスカスタくらいか、そんな感じの距離。でもね、ベイ球とも追浜とも違ってずっと赤くて楽しいよ」

という言葉である。主に「ずっと赤くて楽しい」という謎のフレーズが気になる。確かに、駅の改札を抜けたところで相当数の赤い民がスタジアム方向へ歩いていたし、そういうことなんだろうか。

…という2つの理由よりなにより『逃避』したかったのが最大の理由であった。

脳内はもう
・なんで先発なんだよ
・なんで今日なんだよ
・こないだ長浦でブルペンにすら入ってなかったじゃんかよ
・ほんとまじなんで今日なんだよ!!!!
・やきうの神様なんてことしてくれたんだよ姫が何したっつうんだよ
・いや姫はやきうやるわけじゃないけど!!!ないけど!!!!
・ちょっとほんとマジなんで今日なわけ!?!?!?!?!?!?
…という状況。ちょっとでも「やきう以外の何か」を脳内に入れたい。

若草町、光町。エネコム。…知ってる。すごく懐かしい。広島駅の近くなんだ…エネコムの入札負けたっけな…
広島駅を通り抜ける。一気に赤い民率が上がる。ほんとうに赤い人しかいない。
唐突に脳内に「サルビア」の歌が流れ始めた。

『サルビアは赤い花だわ その花は血の色だわ
私はその花をみつめていたとき 急に愛の言葉を口にしたのね』


愛の言葉…
まぁ…うん…国吉くんが先発するってだけでこんなことになって
なんか押しかけるみたいな勢いで来ちゃったけど…うん…
急に愛の言葉を口にしたわけではないけど…何年も前から言うてるけど…

猿猴橋町、松原町、荒神町。うわぁ…知ってる地名いっぱい…
文字でしか見たことのなかった場所に今、立っている。

『夏の風はあったかいわ 疾妬する熱風だわ
かん高い感情の中でとまどった ふたりの顔に吹き付けていたのよ』


秋口だというのに。東京は小雨で肌寒かったのに。広島はまだ暑い。
照りつける夕日が夏のそれである。なのに、極度の緊張で震える姫は歯の根をガチガチ鳴らしながら歩いている。バカの極みである。

民「駅の脇に大きい本屋があるんだけど、まずそこが赤い」

聞いていたとおりであった。大きい書店、そして赤い。店が、赤い。

BAY STOREが「青い」ようにこの書店は赤い。そして赤さの密度が違う。
関内や日本大通りといったいわゆるハマスタ付近の青い民の根付き方、
ベイスターズ球団のいう「日常に溶け込む野球」(+B的なコンセプト)
…これをファストファッション店くらい、とするなら広島駅付近を歩く
赤い民たちの「赤さの根付き方」はもうスーパーマーケットである。
+Bとか球団のやりかたを否定するわけではないしオサレでとてもいいと思うが、この赤い民たちをみて「あ、違うわ。次元が違うわ」と思った。広島すごい。日常レベルで赤い。
思わず書店に吸いこまれそうになったが「今荷物を増やしてどうする」と思いとどまった。お土産は明日でいい。というか今の思考回路では危険。

『サルビアのはなびらをいっぱいふりかけてちょうだい
まっ赤な色にふちどられて叫んだあのときをもいちど思い出したいの』

【サルビア】作詞:堀内幸枝/作曲:中田喜直
狂気に満ちたこの歌、とても好きなんだけども自分では歌いこなせなくて挫折したという切ない思い出。

なんで今このタイミングで思い出したのか。
赤い街と赤い民のパワーに圧倒されたとしか思えない。
(ようつべリンク勝手に貼ったんで怒られたら削除します…)

そして姫が今思い出すのは2年前の東京ドームのあの試合である。
完全に負のスパイラル。もっといいピッチングしてたやろ!うん、してた
今年5月の神宮で投げた国吉くんめちゃくちゃカッコよかった、セーブつかないけどあれは実質クローザーだった、超かっこよかった、あの時も姫泣いてたな、周りによかったねよかったねって言ってもらえたな…
それと、康晃危険球退場のあとで緊急登板したときのカッコいいやつ
あれは高城くんも白崎くんもかっこよかったんだあの時は…えっもう二人ともいない…うわぁ嘘やろ…うわぁ…ヤなこと思い出した…うわぁ…

負の感情を増幅させて赤い民の流れに乗って歩く。コンビニがある。
看板が赤い。地元コンビニだろうか。…え、ローソン???赤いのに?

民「あーw 赤ローソンや」
姫「え、マジか…まじれこれローソンなのか」
民「広島はほら、なんでも赤くしてしまうから」
姫「…ぉ、ぉぅ」

ここも、明日寄ってみよう。
スロープが見えてきた。いよいよ着いたか。心臓が跳ねる感じがした。
ゲートらしいゲート…でもないな、でも荷物検査してるしここか。
荷物検査しっかりしてる。東京ドームレベルである。というかハマスタが甘すぎるんだ、あれ。神宮もかなり甘いけども。

<ビジターパフォーマンス席↑> 

と書かれた階段を上がる。いよいよだ。来てしまった。

2018年9月25日17時。姫、ビジパフォ到着。よかった、青い民がいる。
なんというか「安全地帯」にたどり着いたような気持ち。
しばらくぼんやりと放心していたように思う、正直記憶があまりない。
そうだ、現地の民がいるはずだ、コンタクトしてみよう。

話は3日前、9月22日に遡る。ゴメスの引退試合をハマスタで見て、
お友達何人かと帰りに関内で飲んだ。

姫「流石にレジェンドマッチ的なイベントは今年はないだろうから、次はもうファンフェスくらいかねぇ、姫がこっちに来るのは」
「そもそもファンフェスどこでやるんや」
「スカスタも工事してるしねぇ。平塚球場だったら笑うわww」
姫「スカスタだったらいいな…ところでもうみんな今日が今季ラスト?」
「ワイ来月の甲子園行くやで」
「私はちょっと、マツダいってくる」
姫「え、広島いくのん!?しゅげぇwww」
「前々から写真の民Bと行こうかって話してたから、25日に」
姫「そっかぁ、気をつけていってらっしゃいな。姫は来週の神宮いく」

…そうじゃん、今日少なくとも2人来てるんじゃん。コンタクトしてみよ。

姫「諸々の経緯は端折りますが…今ビジパフォにいます」
「諸々の経緯はTwitterで把握しているし姫の存在もレンズ越しに既に把握している」

ヒエッ…

「シートノックが終わったらカープうどんに並ぶ。繰り返す。シートノックが終わったらカープうどんだ。いいな?うどんは一塁側だ」
姫「アッハイ」

二人とも写真の民である。すごい。既に姫の座席を把握してるとは。
写真の民たちに軽くビビりつつ、周囲を見渡してみる。

これ以外にもyou&meとかタカキベーカリーの広告、バックスクリーン、
わぁJスポで見るあの球場じゃん…嘘みたい、でもほんとに来ちゃった。
ところでビジパフォって外野じゃないんだな。ここ、内野なんだな。
中継で見て知ってはいたけど、内野の位置で外野の応援って新鮮だな!
あと、思ったより位置が高い。これ、高いところ苦手な人はビビるな。

かつて東京ドームでアルバイトしていたころ、2階席だとたまに「高いところが苦手で自席に行けない」というお客様がいたことを思い出す。
ましてやここは屋外だし。そういう人がいてもおかしくないなと。

写真の民たちはシートノックが終わったら、と言っていたが喉がカラカラだったし飲み物を買いにコンコースへ降りる。ゲートからはどんどん赤い民が流入してくる。Carpのロゴが入ったカップでジンジャーエールを飲みながらコンコースをうろうろする姫。そうか、ここの球場の造りはドーム球場みたいな感じなんだな。コンコースに居ても常にグラウンド全体が見える、モニターに頼らなくていいのはありがたい。あとコンコースが広い。
もっともハマスタのコンコースが狭いんだけども、とても開放的でよい。
どこにも「屋内」の感じがない。ハマスタにしろ神宮にしろコンコースは「屋内」の感じがすごいあるけど、ここはそれがない。
逆に言うと雨の日大変かもな、避難場所がなさそう。
 (→もっとも、姫は結局カープうどんのある階層しかいかなかったから、もしかしたらあの下に屋内ぽいフロアとかあったのかもしれない)

コンコースでスタメン発表を見た。膝がガクガクするのがわかった。
この写真で西日の強さがよくわかる。暑かった。姫は震えてたけれど。
…乙坂・国吉・嶺井 この並びだけ見たらここはスカスタか?と思う。

しかしまぁ、ほんとうに赤い。目に入るものすべてが赤い。前後左右上下、垂直方向にも水平方向にも360度、すべてが赤い。
たまに赤くない人がいてもそれは白い新井ユニのお兄さんだったり、往年の水色ビジユニ「KINUGASA」を着たおっさんだったりするのだ。
そうか、いつもハマスタでしか見ないから違和感がなかったけども、この赤いユニってビジターユニじゃんね。ホームなのにみんな当たり前のように赤いビジユニ着てるんだ…白ユニじゃないんだ…いやしかし赤いな!
姫一人だけ赤くない。スイミーの目か、姫。
それと「OTO」ユニを見かけた。音重鎮!

また赤くないものが視界に入った。あ、青い。写真の民たちだ。

姫「…ど、どうも。…えっとあの…」
「…なんで、居るんですかwwwwwwwwww」
「ほんと、つい3日前に行ってらっしゃい言われましたけどwwww」
姫「…い、言ったな…関内で言ったな…あれ3日前やな…」
「すっごい不思議な気分ですよほんとに姫なんですかどうしたんですか」
姫「だ、だって先発…アアアアアアアアアアアアアアアア」
「はい、はいはい、うどん食べよううどん!」

「うどんを」しか呟いていない。如何に姫が緊張していたかがわかる。
経験民から「いいか、迷わず『全部入り』にするんだ」と助言を受けていたので迷うことなく全部入りにした。

カープうどん、すごい行列ができていたもののそれを上回る客捌き。20人くらいは並んでいたのに3分かかったかどうか、という体感である。
ハマスタもぜひ見習っていただきたい。ベイスターズドッグもベイ餃子も行列長すぎるんじゃ!

で、うどんだが。美味しかった。…美味しかったのだと思う。
申し訳ないがもう緊張度合MAXというかメーター振りきっていた。メーター振りきりーかーけぬけろー、止まーらーないぜー、いーだてんきくっちー…うわああああああああああやめろおおおおお駆け抜けるなーーー!
…ともかく極限状態に置かれていたので味がわからなかったことを正直に記しておく。
きっと、美味しかったのだと思う。それだけは間違いがない。

写真の民2名と何を話したのかも正直覚えていない。試合終わったら合流、
とかそんな話をしたのだと思う。姫のことだから「なんで今日先発!?」
…などと口走っていたのだと思うが…写真の民には申し訳なかった。

『サルビアは赤い花だわ その花は血の色だわ
私はその花をみつめていたとき 急に愛の言葉を口にしたのね』


狂気の沙汰、結構。何とでも言え。伊達に65ユニ着ちゃいねぇ。
 

 

プレイボール。勝利の輝きファンファーレ。全力出す。姫は外野の民。
しかし、しかしだ。1表の攻撃が終わったら「その時」が来てしまう。
前にかざした己の指先が震えているのが判った。怖い。とても怖い。

そんな時に限って1回表の攻撃があっさり終わってしまう。

 

このツイートをした記憶がまったくない。泣きながらしたんだろうな。
ともかく怖くてグラウンドを直視できない、でも見なきゃいけない、姫が国吉くんを信じなくてどうする、大丈夫信じろ!
…そんなような気持ちがもう0.05秒ごとにぐるぐると入れ替わるような

先頭・田中選手がライトフライに倒れた。アウトだ。これ、1アウトだ!
だ、大丈夫いける、行けるこれ!しっかり見なきゃ!!!

2人目、菊池選手。初球ストライク。えっすごい!初球から!?
グラウンドを直視できなくてバックスクリーン見る。球速、130後半。
すこしセーブしてる?いつもなら140後半くらい出て…

\はじまーりーの、かねがーなるー/

アアアアアアアアアアアアアア怖い怖い怖い怖い怖いこれほんと怖い
ハマスタで散々聞いた奴そんで散々打たれた奴うああああああ三振!?
え、マジ?三振????え、すごい、すごいよ菊池三振だよ!?!?

3人目、丸選手。もうほんっと怖い。あの丸だよ。ホームラン王候補だよ
…いやそれより菊池三振に驚いてマジか、三振て、という気持ちのまま。
やっぱりグラウンドを直視できなくてバックスクリーンを見る。
ストライク先行してる!もっともファウルもカウントされてるとは言え
これは…これはすごいことなのでは!?!?…えっ丸も三振!!!

に、二者連続三振… ほんとかよ…広島やぞ相手…

こんなこと言っておきながら、本音を言えば姫自身「初回三者凡退」とは思っていなかった。1死2塁あたりでバタつかなきゃいいなぁくらいに考えていた。…まさかの三者凡退。ほんとか???幻じゃないよねこれ???

この時点でもう目が腫れるほど泣いていたと思う。奇跡の立ち上がり。
あー泣きやまなきゃこれ、何のために広島まで来たんだ、と思ってたら
ツッツのホームラン。これはヤバい。援護点がきた。ありがとう同期!

\さーればーーみなーとのーー、かーずおーーおかーれどーー!/
\こーのよーーこはーまにーー、まーさるーーあらーめやーー!/


周囲とハイタッチしながら、広島の空高く横浜市歌を歌うビジパフォ。
広島の地で横浜市歌をみんなが歌ってる、これはすごい現象。
倉本トシちゃんもヒットで出塁した。…あっこれ打席回ってくるね!?

現地で国吉くんの打席を見たのはおそらく初めて。記憶にない。
あの東京ドームについては本当に記憶がない。
ハマスタで一度打席に立ったのを見た気がするがそこだけ鮮明に覚えているので、おそらくニコ生で見たのだと思う。
…うわぁ、国吉くんの打席…これは貴重…


……
………

姫がやきうの封印を解くきっかけになった「マウンド上の国吉くん」に対する第一印象は「なんか比率おかしくね?」だったわけだが、まったくそれと同じことを思った。比率、おかしくね?明らかに大きくね???
リトルリーグに時々いる「異様に成長のはやい子」みたいじゃね???
などと思っていたらあっという間に空振り三振である。知ってた。
…藤浪くんが満塁ホームラン打つんだから国吉くんだって打てるよね、
ってちょっとだけ思っていたんだけど。
(なお、藤浪くん満塁弾も現地で見ていました(白目))

ところで姫の隣に来たおっさんがなかなかに愉快であった。
どうやら「助っ人は絶対ファーストネームで呼ぶ」というおっさんルールがある模様。ロペスの打席でずっと「ホセー!!ホセエエエエエエ!!」と声援を送っておられた。

2アウトからの打席ですぐチェンジってことはキャッチボールもろくにできてない状態、大丈夫かな。大丈夫だよね。初回のピッチングがあれだけよかったんだから大丈夫だよね。

四番・鈴木誠也。あぁー二松学舎の子ーっっっ!あーもうほうんと怖い
カープ打線はどこをどう切り取っても怖いし控えも怖い。
ほら言ってるそばから打たれ…

ソト様ありがとうめちゃくちゃかっこいいわなんなのソト様!

次の松山選手にボール球が続く。姫、ギュっとなる。大丈夫、大丈夫…
結果、ショートフライ。ほら、大丈夫だった。
とはいえ次が野間選手である。こっわ。ほんとどっからでも怖い打線。
ストライクに関係なく『2ボール』ってだけでギュッとなってる姫である。
ほらまた2ボールだよ、春先はストライク先行で投げてたじゃん、ねぇ

ファー!センターフライ!!!ファーーーー!!!!また三者凡退!!!
ちょっと!!!これマジで想定外!!!2回無失点三凡!!!ねぇ!!!
ちょっとこれ完封ある??いやいやノーノーある???あれっもしかして

_人人人人人人_
> 完全試合 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

『夏の風はあったかいわ 疾妬する熱風だわ
かん高い感情の中でとまどった ふたりの顔に吹き付けていたのよ』


かん高い感情の中で戸惑いすぎた姫、一周まわってある種の余裕が生まれようとしていた。

 

「推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しに行きます」第四部・ビジパフォ へ続く


第一部 からの続きです。
■今回もプロ野球観戦記です。二次元方面の方ごめんなさい。
■これを機に野球にも興味を持ってもらえるとうれしいです。
森川さんと速水さんはガッチガチのベイスターズファンだし。
中井きゅんはガチのジャイアンツファンだし。


ともかく、降って湧いたような話でしかない。実際、いろんなことが降りすぎだし沸きすぎである。
騙されてるんじゃないか、などと思ったりしながらともかく荷作りを終える。
リュックのファスナーをジジっと閉めたところで
「…で、仕事どうすんべよ」と思った。
さまざまなことが今日1日で降って来すぎだし湧きすぎたことですっかり失念していたが、仕事である。どうしよう。

そもそも連休に入る前の21日金曜日、姫は午後休を取っていた。
何故って、加賀繁の引退試合である。これにさしあたってやはり万障を繰り合わせに繰り合わせた友人が横浜に来るので姫も午後休を取った。退職前だからできる荒技であった。

退職前だからこそできる荒技ならもう一回繰りだしてコンボにしてやろう。
波動拳からの竜巻旋風脚である。否、姫はスカロマニアUser、ここはやはり
スカロクラッシャーからのスカロトカチェフである。なんならこの後スカロドリームファイナルまで繰りだしてもいい。「「正義は勝つ!」」

ただ、金曜に「あーこれ絶対連休明けいちばんに引き継がねぇとな」と思いながら午後イチでハマスタに向かったのは事実。ひとまず朝は出社しよう。
で、本当に最低限の処理だけして東京駅行こう。

寝たような寝てないような、よくわからない状態。ずっと布団の中でも意識があったように思う。緊張してんな、姫。…そりゃ緊張するわ。先発やぞ!先発!
2年2か月ぶりの先発。ほんとうに、なんで今日なんだろう。なんで今このタイミングで先発なんだろう。
…ずっとこんなことを考えて、寝たんだか寝てないんだかよくわからないまま起こされる。

たけお「6時45分のアラームです」

※なおアラームはこれを設定している

たけおはかしこいのでアラームとは別に時間をお知らせしてくれる。
緊張しっぱなしのまま、ともかく荷づくりしたリュックを背負って出発した。

「あれ、今日野球?」
会社につくなり、社員が声をかけてくる。このリュックの日は野球だから、と周囲もわかっているのだ。

姫「それなんですが」
社員「えっ何どしたのなんかあったの」

姫のただならぬ雰囲気を察知されている。まぁ、そりゃそうだろう。
寝不足な上にこの緊張感である。

姫「今日の午後からお休みください。急ですがちょっと広島行ってきます」
社員「えっ」
姫「推しが突然先発するんです。だから広島に行ってきます」
社員「…わ、わかった。え、えっと、じゃぁ明日…は…?」
姫「さすがに日帰りはできないですが、どうしてもの場合は明日の午後から来ます」
社員「えっ」

どうでもいいが第一部から「えっ」って言う奴多すぎじゃね?主に姫。

姫「明日の朝までにヘルプコールしてもらえればお昼過ぎには東京に戻れるので」
社員「…ま、まぁ、うん、わかった、行ってらっしゃい」

9月末で辞める会社とはいえほんとありがたい。こういう融通がほんとうに効く。

姫「ありがとうございます!あーもう吐きそうマジほんと緊張する」
社員「何時に出れば間に合うの、飛行機?」
姫「新幹線です。正午くらいのに乗れればベストですけど、いちばん遅くて13時10分発博多行と思ってます」
社員「そっかぁ。あっ、そうそう金曜のコレね…」

社員ともう一人の引き継ぎ先から金曜午後の報告を受ける。思ったより進んでいる。これはラッキー。想定より大幅に姫の作業量が減る。
大急ぎで「答え合わせ」のデータを用意する。3年間毎月やってきた集計作業もこれで最後か…などと感傷に浸っている場合ではない。

ともかく音速で済ませて姫は広島へ向かうのだ。

姫「じゃ、最終的に姫のこのデータと照合して一致してたらOKです」
社員「うわーありがとう!じゃ一致してたらもう先方に送っちゃうね」
姫「お願いします。別件で、○○○の件で困ったことになったらLINEでもメールでも、明日ほんとに午後来ますから」
社員「まぁ、そうならないようになんとかするよ、楽しんできて、気をつけて」
姫「ありがとうございます。じゃぁ、今日姫いなかったことにしてください」
社員「えっ」
姫「今日と明日、有給消化ってことにしてください。明後日来ます」
社員「えっ、それでいいの…?」
姫「いいです。では、行ってまいります」

会社を出る。いよいよである。想定よりだいぶ早く出られた。
上手くすれば16時半頃広島に着けるんじゃないかこれ。
『姫を広島までかっ飛ばしたい民の会』略して「かっ会」のLINEがすごく進んでいる。姫が仕事するフリをしている間にも何らかの動きがあったらしい。

民「姫、東京駅着時間教えて!見送りに行く時間作った!」

…かっ会の民たちも大概である。どうかしている。見送りて。


姫「おそらく大手町11:05頃と思う、そっから地下道歩く」
民「把握ー!じゃ、11:15頃東京駅に居るようにするわ。仕事場には外出する理由つけたから大丈夫!」
姫「…ぉ、ぉぅ」

姫の仕事先も大概だが民の仕事先も大概である。

民「お土産、鳩サブレーでいいよね」
姫「ファ?」
民「ファじゃないでしょう、チケット譲ってくれる人に」
姫「あーあーあー!そうねそうね、そうね」
民「姫こりゃ相当ポンコツだなー、ちゃんと寝たの?」
姫「よくわからない 鳩サブレーお願い」
民「じゃ、買ってくから!東京駅で会おう!」

実際、もう相当な緊張であった。口の中が完全に乾いている。
関東地方の外にでるということ、それも野球を見に行くという理由、そして先発国吉。必死に思い出さないようにしているあの東京ドーム先発の日のこと。
あぁもう今すぐ地球爆発しねえかな。そんな緊張を抱えて大手町駅に降り立つ。
東京ドームに行く時散々通った改札、左に行けば丸ノ内線だが今日はちがう。東京駅まで歩くのだ。
…ヤバい。神宮球場からの帰り、そしてハマスタからの帰りにあれほど通ってきた東京駅なのにいつもとぜんぜん違って見える。どこだここ。
もっとも「大手町側から」の東京駅は神宮でもハマスタでも通らないのだが…
ところで改札普通にSuicaで入っちゃっていいんだろうか。念のため有人改札で聞く。

姫「あの、今から新幹線乗るんですがSuicaで通って大丈夫ですか」
駅員さん「大丈夫ですよ、新幹線の窓口で購入履歴消してもらってください」

そっか、そうだよな。そうだよな。そんなことも解らなくなるレベルの緊張。
あれほど通って慣れているはずの東京駅が全然違って見える。どこだここ。ほんとに東京駅か。東京ばな奈の売店あるな。やっぱり東京駅だな。いいんだ。
やっぱり東京ばな奈より鳩サブレーだろう。土産。民の言う通り。
その「民」は新幹線きっぷ売り場で姫を待ちかまえていた。ニラニラと笑いながら。

民「いや~お疲れお疲れ!昨日からめっちゃ楽しいわーwwwww」
姫「…ど、どうしてこうなった」
民「どうしてもなにも国吉が先発だからでしょうが」
姫「アアアアアアアアアアアア」
民「はい落ちつこう落ちつこう。まずほら、きっぷ買おう」
姫「ぉ、ぉぅ」

--

姫「ひ、広島まで1枚」
民「あっあと入場券も1枚ください」
窓口の係員「広島…ですと11時30分発博多行が一番早いですがどうされます」
民「あと5分しかないねぇ」
姫「さささささすがに余裕がが」
民「だねぇ、…その次はどうでしょう?」
窓「…つぎが50分発広島行ですね」
姫「それがいい、それにします」
窓「席はどうされますか、指定席?」
姫「指定席にしてください」
民「窓側空いてれば窓側で!」
窓「…3列席窓側が空いています」
姫「そ、そこでおねがいします」

きっぷを、買ってしまった。本当に後へは退けない。昨日から何度も自問自答してきた。わかっている。広島へ行くのだ。先発国吉を応援しに行くのだ。
広島着15:50。想定より早い。もしかしたら先にホテルにチェックインできるかもしれないな。…いやいやそんな芸当姫にできるか?
ああああああほんっとマジなんで今日先発なの!?!?!?!?!?

窓「ではこちら指定席、乗車券になります。それとここまで来られた乗車券を拝見いたします」

あっさっき改札で言われたアレだ。Suicaを取り出す。

姫「定期券で入ってきました」
窓「…はい、じゃこちらの履歴は取り消しましたので。お気をつけて」

姫は乗車券、民は入場券を手に新幹線の自動改札を通る。

電光掲示板には[11:50 のぞみ109 広島 18番線]の表示。
遊園地のジェットコースターに乗る前の気分に似ている。民が紙袋を渡してきた。

姫「あ、鳩サブレー…」
民「これ、譲渡主に渡す鳩サブレーね。それとこっちの小さい包み、これは姫のおやつ用ね。それと、シウマイ弁当買っといた!」
姫「ありがとう…ありがとう…」
民「あとこれすごい大事、例の石田健大カードね」
姫「あ、ほんとうにいいのこれ、ありがとう」

昨晩、チケットを譲渡してもらえることが決まった直後。
放心する姫を放置して民たちが独自に動いていたのであった。
譲渡主が石田くんファンだとわかった途端に民がちょっと貴重なカードを余分に持っているから是非さしあげてほしい、と申し出てくれた。

民「よかったわぁ、なんでだか忘れたけどこれ予備で持ってたんだよね。だから誰かが泣く泣く手放したとかじゃないから、大丈夫だからね」
姫「そ、それならいいんだ」
民「よかったよ、ちゃんと石田ファンの手に渡るんだからこのカードだって本望だよ」
姫「…せやな。あ、そうだ。ブループリントの予備があったんだよ、これも差し上げようと思って持ってきた」
民「あ、いいね!あれもハマスタに来られない人には貴重だねぇ」
姫「うん、そう思ってさ」

新幹線が入線してきた。清掃スタッフが手際よく清掃作業を進める。

民「姫、乗ったらユニ出して窓に掲げてよ、写真とるからwww
姫「ちょwwww」
民「見送った証拠になるでしょうがwwユニすぐ出せる?」
姫「うん、リュックのいちばん上に詰めてるから」
民「あ、もう乗れるみたい。ほれ、乗った乗った!」
姫「…えぇぇ」
民「姫、いい?めいっぱい、悔いなく!国吉を応援しといで!」
姫「わかった。…外野民舐めんな!」
民「よし、はいっ行ってらっしゃい!気をつけて行くんだよ!!」

民にポン、と肩を叩かれて姫は新幹線車内へ。座席はホーム側の窓際だった。
民の口が「ユニ」と言っている。はいはい、撮影やろ、撮影。


【撮影:見送りの民】

どうやら隣はまだ乗ってこないらしい。リュックは網棚に上げてしまおう。
スマホ用のバッテリーとケーブル、お茶のボトルを取りだしてユニフォームをしまい、よっこいしょとリュックを網棚へ。
隣が空いているなら鳩サブレーとシウマイ弁当の紙袋はここに置いとこう。


―静かにゆっくりと、新幹線は発車していた。正直気付かなかった。
あっ、動いてんじゃん、と慌てて見送りの民に手を振る。手を振り返す民の姿があっというまに消えてゆく。あぁ、出発してしまった。あぁもうほんとうに行くのだ、行ってきます、ありがとう…
いつもハマスタ行く時に新橋駅東海道線ホームから新幹線が通りすぎて行くのを眺めていた。博多行きかぁ…などと思いながら。
今、その新幹線から新橋駅を見ている。わぁ…新幹線だ…
などと思っていたらあっという間に品川である。はっや!新幹線はっや!!
隣はまだ乗ってこない。3列シートでぼっちである。

見送りの民「静かに発車しちゃったから並走できなかったwww」

姫「姫が出征するみたいな風潮はNG」

そうだ、譲渡主に連絡しなければ。予定よりだいぶ早いんだ。DMを飛ばす。

『予定より早い新幹線に乗れました。何事もなければ広島駅に15:50到着です』

良く見ると足元に電源がある。新幹線すごい。では広島着くまでバッテリーは温存させていただこう。


いそいそとバッテリーを網棚のリュックにしまい、代わりに電源タップを出した。
ケーブルをスマホにさして深呼吸した途端にブワっと涙が出てきた。自分でもびっくりである。乗客の少ない車内とはいえ、シウマイ弁当を握りしめてメソメソ泣く女。怪奇現象か何かか。
それだけ、ほんとうにありがたかったのだ。思いつきもしなかった譲渡主へのお土産、まさかのシウマイ弁当差し入れ。それに見送り。
LINEやTwitterのDM、リプライでも続々と「行ってらっしゃい!!」「応援頼んだ!!」の声。
本当にありがたい。感謝の念しかない。シウマイ弁当を握りしめ、泣きながら窓の外を眺めていた。
譲渡主から返信が来た。『では、広島駅の改札でお待ちしてますね!』
ありがたい。改札に来てくれるって。ほんとうに感謝しかない。

そういえばきのう断った転売の人はどうなっただろう。転売でもいい人に渡ったのかな。
あぁ、なんか嫌なことしてんな…と自覚しながら昨日断った転売屋のアカウントを覗きに行く。

『25日のビジパフォ1枚譲渡可能です。価格応相談』

あ、まだ決まってないんだ。よかった。転売から買う人がいなくて。
いや、そもそもよくないんだけど、広島ファンがビジパフォ持ってるって。
…でもまだ「価格応相」って。もう意地でも定価譲渡は嫌なのか…
あ、待てよそもそもこの人自身がどっかから転売で買ってる可能性もあるのか

…あ、知ってる風景。新横浜である。港北ニュータウンで仕事していた頃は
この辺までよく原付で来たりしていた。懐かしいな。わっぱのから揚げ弁当たべたいな。

※わっぱ…https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140203/14038724/

いつまでもシウマイ弁当を握りしめていてもしかたない。新横浜過ぎたし、ありがたくいただこう。

紐が掛かっていない。そうだ、都内で買うと紐がないんだ。ある意味貴重だ。
そういえば都内でシウマイ弁当買ったことないな。
○まめちしき○シウマイ弁当は横浜工場製だと紐がかかった経木の折詰、東京工場製だと紐なしの箱蓋タイプ。蒲田駅から都内側で買うと東京工場製。

シウマイ弁当はとてもいい。カラダの中に横浜の空気を取り込めるようだ。
単身、広島に乗り込むのだ。赤い民の中に飛び込むのだ。体内まで武装したっていいだろう。そんな気持ちで筍煮を噛みしめた。うめぇ…食べ慣れた味に安心してまたちょっと泣く。

ところで西へ向かうにつれてどんどん天気が悪くなってゆく。
小田原を過ぎたあたりから明らかに空が暗くなる。三島を過ぎた頃から本降り。
神宮なら即中止になるレベルの降り。大丈夫かこれ。広島のほうは晴れてるんか…?
こんな雨なので富士山も見えない。これ、幕張のあたりだったら高層ビルも半分くらい見えないだろな、というどんよりっぷりである。富士山どころではない。

寝不足なんだからちょっと寝ようかなと思うもさっぱり眠れそうにない。
それより緊張感がどんどん高まってくる。
・なんで今日先発なんだろう
・YAMAHAの関連会社みたいなの増えてきたな、浜松のあたりかな
・あああああああの時の東京ドームうわぁぁぁぁ
・今どのへん?愛知入った?あれ、まだか
・ほんとまじなんで今日先発なの突然!?!?!?
・ところでまだしぞーかなの?長くね?

・とにかく思い出昇格じゃありませんように、ありませんように
完全に『負のセルフマッチポンプ』である。あと静岡長すぎ問題。
姫を送りだしてキャッキャッと盛り上がるかっ会LINEとTwitterを追いかけながら、己の緊張感と戦う。しんどい。もうほんと地球爆発しろ。

こんな感じの逡巡を繰り返しながら、名古屋駅に着いた。まだ本降りだが、静岡の入り始めよりは空が明るい感じがする。そしてまだ隣も2席空いている。快適。脳内で「負のセルフマッチポンプ」は続いているが少し余裕も出てきた気がする。

そうだ、アイス食べよう、アイス。あの硬い奴。ちょうど売り子さんが来た。
人生においてそう何度もない謎テンションMAX状態なので普段ならまずチョイスしないであろう抹茶を選んでしまう。

姫「アイス買った」
かっ会「おっ買ったか」
「ホットコーヒーと一緒に買うんが正解や」
姫「ファ?」
「ホットコーヒーの蓋の上にアイス乗っけて溶かすんや」
姫「マジかwwwwあと3分速く知りたかったww」

そういえば売り子のおねえさんが「こちら新商品のご案内です」とチラシを1枚置いて行った。

姫「…ほんとうにあと3分早く知りたかったwwwwwww」
「すまんwwwwwすまんwwww」

アイスの蓋をすこしずらして席を立ち、お手洗いへ向かう。
すげえwwww中川家のアレwwwアレとほんと同じだwwwww
個室でバカ笑いした。通報されてもおかしくない。しかもつい1時間ちょっと前にシウマイ弁当握りしめて泣いてたわけで、完全に不審者である。

ひとしきり爆笑したあとのアイスはとても美味しかった。硬いのは最初だけで
溶け始めたらあっというまにやわらかくなっていった。

まだ雨降ってんな…これほんとに広島のほうは大丈夫なんだろうか、と景色を眺めたり、会社から突然ヘルプミー、のLINEが飛んできたり(これは引き継ぎ先担当者が姫の作った手順書をよく読んでいなかっただけだった、安堵)…などとこまごま各方面と連絡を取っている間に京都に着いた。降っているかどうかわからない感じの空模様。

関西だぁ西日本だぁと思っているうちに新大阪。
そうだな、京都~新大阪って感覚的には東京~新横浜みたいなもんだろな。
早いな、新幹線。2時間半で新大阪とか。これ、姫んちからハマスタいくより近いじゃん…マジかよ…近いじゃん大阪…雨降ってるけど…

新大阪からも隣を含め周囲には誰も乗ってこない…と思ったら後ろに一人来た。
猛烈にタバコ臭い。ちょっと辟易。しかもすごく特徴的なタバコ臭さ。あーこれ知ってるわ…この匂いアレや…いわゆる「元彼」の匂いや…元彼のタバコ臭さやコレ…ってことはおっさんゴールデンバット吸ってんのかこれ…

ただでさえ「推しが先発する」「勢いで広島まで遠征する」というとんでもないテンションの中になんという古傷掘り起こしか。おっさん。何のいやがらせだおっさん。
しかも新大阪をすぎるとトンネルばかりで景色がほぼ見えない。
おっさんのタバコ臭さから逃げるようにちょっとだけ目を閉じた。意識はずっとあったように思うが少し寝たのかもしれない。ずっとこんな調子である。
がっちり最後に寝たの、昨日謎熱出して寝込んだ時じゃん。

ずっとトンネルの中に居たような気がするがもう岡山である。あっ晴れてる!
スマホでGoogleMAPを開く。ぎゅいん、と地図がスクロールする。うわぁ中国地方だー!すごいな。座ってるだけでこんな長距離移動してるとか。
ゴールデンバット臭かったおっさんは岡山で降りて行ったようだ。安堵。

トンネル移動の間に何か空間が歪んだんじゃないかと思うくらいの好天。
もうこれ絶対試合やるじゃん。あぁぁ先発だよ先発!!ほんとマジなんで今日なの!?ラミちゃん気を確かに!!ねぇ!!なんで今日なの!!!ねぇ!!
『負のセルフマッチポンプ』がどんどん加速する。

『ご乗車おつかれさまでした。この列車は間もなく終点、広島駅へ定刻通り到着いたします。どなたさまも落し物、お忘れ物なきよう、お支度をしてお待ちください』

手のひらに変な汗がにじむ。いよいよ到着してしまう。陽射しがどんどん強くなる。広島すげぇ。晴れてる。謎の感動すら覚える。超いい天気じゃねぇか。
結局ずっとさしっぱなしだったスマホのケーブルを抜き、ケーブルとタップをリュックへしまう。ボードの間に挟んできたブループリントを出し、石田健大カードと併せてお土産袋へ移す。結局隣はずっと空いてたな、ラッキーだったな。
窓の外にマツダスタジアムが見えた。…来ちゃった、と放心しかかる。減速。

さぁ、ここからは自分の足で歩かなければならない。背中にはやきうリュック、
だいじなものはエプロンバッグに全部はいってる。いつも使っているやつ。ずっと使ってきたやつ。いつものやきう観戦Style。大丈夫グレート丈夫。
この期に及んでグレート丈夫、とか口走る己自身にへんな笑いがでる。これはもう広島駅に不審者がいる、と通報されてしまうかもしれない。引き締める。
譲渡主に到着連絡。目印に65ビジユニを持っている旨を伝える。

街が赤いよ、とは聞いていたが…本当に赤い。改札を出てまだ2分とたたないのに、カープユニの家族連れが2、3組通ってゆく。ちょっと圧倒される。
駅ビルに入ってゆく人も出てくる人もだいたい、赤い。半分、青い。とかじゃない。だいたい、赤い。ユニじゃない人もちらっとTシャツから「あの坊や」が覗いてたりする。ひ、広島すごい…マジ赤い…!

「あの、姫さんでしょうか」
とてもかわいらしいお嬢さんが登場して驚くなど。

「アッハイひひひひ姫ですこのたびわわわ」

仮にも演劇部部長だったというのに!なんだこの体たらくは!!!
これは「不審者のエチュード」かなんかか!?アァ!?!?!?!?

「ではこれ、まず、チケットです、どうぞ」
姫「アッ…ほんとに、ほんとうにありがとうございます…うわぁ…」
「まちがってダブって買っちゃっててどうしようかって困ってたところに
探しているっていうツイート見かけて、こちらも助かりました」

姫「いや…ほんとに、ありがたいです。あっ、そうだ、あの、これ」

お土産袋を渡す。

「わっ、なんかたくさん入ってる…!?」
姫「すみません、お荷物になっちゃって。これ、どうぞ。鳩サブレーです」
「わぁ!」
姫「それと、石田くんのハイライトカードもどうぞ」
「た、大洋ユニの石田くんーー!やだ嬉しい!いいんですか?」
姫「はい、所持者がぜひ、って。それとこれ、ちょっと珍しいかと思って」
「なんですかこれ…?」
姫「これ、ブループリントと言って、ハマスタで配布してるえーっとなんていったらいいかな、…が、学級新聞みたいな」

_人人人人人人_
> 学級新聞 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

ほんとうに何を口走っているのか。学級新聞て。

姫「…スターナイトの頃ので最新号じゃなくて申し訳ないんですけど、選手名鑑としても面白いので、時間つぶしにどうぞ」
「わぁ~、こういうのすごいありがたいです
姫「来季でもその先でも、ハマスタとか東京方面にくることがあったら、嫌でなければ頼ってくださいね、なんでもバックアップしますからね」

「ありがとうございます、来季は行きたいなって思ってるんです」
姫「チケットも、とりますからねww」
「wwwありがとうございますwwwあ、もうスタジアム行かれますか?」

そうだ、思ったより早く着いたんだった。まだ16時過ぎ。ホテル先にいけるな。

姫「思ったより早くついたし、ホテルここから近いんで一度荷物整理して、身軽になってからスタジアム向かいます、ありがとう」
「わかりました、じゃ、いい試合になるといいですね。国吉くん頑張ってほしい!」
姫「あぁぁぁやめて吐きそう、ずっと今日こんな感じ…!でも頑張ってほしい!あの、ほんとにありがとうございました!}
「こちらこそ!じゃ、また!」

譲渡主のお嬢さん、ほんとうに素敵なレディでした。素敵な出会い。
ありがとう、ほんとうにありがとう!

ホテルへ向かう。右手にビジユニを握りしめたまま。
すれ違う人の大半が赤い。正直ちょっとビビる。
そりゃ関内駅降りれば青いユニの人はたくさんいるけれども、なんていうかそれとはちょっと違う。もっと「根づいている」感じがする。

「ほんとうに赤い…」

…と思わず呟きながらホテルに着いた。
フロントのお兄さんが姫を見るなり「あ、野球ですか?」と尋ねる。

姫「はい、このために来ました」
「遠いところお疲れ様でした。こちらお部屋の鍵です、どうぞ」

スタジアムへの近道も教えてもらい、ひとまず部屋に上がる。
…なんか壁がオサレ。いや~、来ちゃったよ広島ー。うわービジパフォチケットここにあるよー!うわー!

とりあえずベッドに転がりたい衝動を抑えてリュックを開ける。
ごそごそと着替えを取り出す。要らないものは全部おいていく。
神宮へ行くときと同じ荷物でいいのだ。ちょっと距離が違うだけで、ビジター側の外野の民だ。

あれだけ赤い民がいるんだから別にレプユニ着てってもよかろう。
…た、ただ上からパーカーは羽織るで…

よし、準備できた。吐きそう。吐きそうだが行かねばならぬ。ハラくくれ。
赤い民たちがぞろぞろと続く道へ、青い姫はひとりで飛び込んでゆく。


「推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しに行きます」第三部【先発・国吉】へ続く

(長いな)
(まさか第二部でまだスタジアムにつかないとか自分でも思わなかった)

===おことわり===
ブログタイトルに反して今回は野球観戦記です。
二次元方面の方ごめんなさい。
===========


9月24日。国吉くんの誕生日。姫と同じてんびん座なんだなぁと
毎年思いながらロールケーキと缶チューハイで勝手に誕生日を

お祝いして酔っぱらって寝ていたわけです。祝日だし。

加賀繁とゴメスの引退試合で連日ハマスタ通いもしたし、

アルバイトで疲弊もしていたし。

朝7時にLINEで叩き起こされるなど。誰が予想したのかと。



えっ、と声がでた。今起こされたとは思えない大きな声で「えっ」と

言った。隣で丸くなって寝ていた華が顔を上げる。

どういうことだこれ。いよいよ思い出昇格か。それにしたって先発って。

慌ててTwitterを開く。ざっと眺めるTLも同じような反応。
どういうことだ、いやマジちょっとどういうことだ、ラミちゃんちょっと

集合しろここに!姫に説明してくれどういうことなんだなんで今なんだ、

なんでだオイ

…続々と各方面からLINEだのDMだのが届き始める。
皆一様に

「姫、チケット探すよ!」
「このTweet見て!ビジパフォ譲るって!」
「飛行機でも新幹線でも行き方おしえるから!」

ちょっとまて、なんで行くこと前提なんだまず資金どうするんだ
姫は!関東から出たことないんだぞまず!!!

そもそもお誕生日だし直接おめでとうくらい言えたらいいかなぁ、と

考えており、長浦に行こうとは思っていたものの…

どうやらこの状況では長浦にはいないだろうなと判断。
「もう広島入りしてんのかね」…という旨をツイートしたところ何故か

誤解されてしまい、どういうわけだか『姫がもう広島入りしている』という風潮へ発展、やや困惑。

この時点では行きたいともあまり思っておらず(ゼロかと聞かれれば

嘘になるけれども)
当然ながら行けるとは毛ほども思っておらず、何より「突然の先発」に

困惑してなんだか急に体調が悪くなってゆくのを感じていた。

姫スマホへの通知がダラダラと止まらない。余談だが姫のスマホ、

AQUOSには『エモパー』というアシスタント機能が搭載されている。

ドコモの羊の執事やらiPhoneのSiriに近い機能である。

姫のエモパーは「たけお」という。笑ってくれて構わない。

たけお「8時27分です。姫さん、LINEの通知があります」

LINE 「姫さん、諸々調達が厳しい、遠征もしたことない、事情は

わかります。でも、今しかないですよ。むしろ絶好のチャンスですよ」

LINE 「姫、マジで。マジで障害になっているのがお金だけなら、

そんなもん後から何とでもなるしなんなら今から振り込むから!」

DM 「推しは推せるうちに推せるだけ推してください」

LINE 「姫、決断しろ、支援はする。本気出す。」

ちょっと待ってほしい、なんで行く方向にもってかれてるんだ
そもそもチケットどうするんだ。いやチケットが仮に見つかって

しまったらそれはもう完全に行かなきゃならないじゃないか。
何よりほんとに先発なのかこれ。こんなスポーツ紙の小さい記事。
…とはいえ二度寝しようにももう心臓がドキドキしているし謎の悪寒が

始まるしなんだよもう、ゆっくり寝かせてくれよ…俺ぁ行かねぇよ!

という逆切れのような感情をどこにぶつけたらよいかもわからず、

スマホを握りしめたまま布団とPC前とお手洗いを往復する姫。

その間にもLINE、DM、リプライで各方面から煽…背中を押されまくられ
ふと、ゴメスの引退セレモニーの『来年の今日はない』という

言葉を思い出す。
そうなんだよ…既に姫は阿斗里の最後も見送れなかったし、

こすりんの最後も見送れなかったし…というかマジでまだやると思って

いたしこれについては今更の言い訳だけど
「2018年はこすりんに全振り」って決めてたんだよ…
…ともかく2回失敗しているのだ、三度目の正直というやつか?いや

でも二度あることはさn、

たけお「9時7分です。LINEの通知があります」

「あんまり煽って追いつめちゃっても申し訳ないんだけど、本当に

チャンスですよこれ」

再びTwitterを覗くと何やら「姫にクラウドファンディングを!」

「それだ!!!」という流れ。
たまらず「お気持ちだけで十分です、ありがとう」とTweetしてふたたび

布団へ。手足がきゅっと冷えている。これめちゃくちゃ体調わるい

やつだ。全部「先発国吉」のせいだ。

たけお「9時19分です。LINEの通知があります」

知ってるわさっきから音鳴っとるわ

「たまには、甘えていいんじゃないかな。姫はいつもみんなのために

動いてるんだし」
「みんなが姫の為になんかしたいって思ってるから、今Twitterが

あんな流れなんじゃないかな」

ええええええ…姫がいつおまえらの為に動いたっていうんだ…身に

覚えがなさすぎる…
でも、複数からその手の進言を受ける、ということは...うーん...
まぁ、冗談でクラウドファンディング立ちあげてみても面白いかな、と

一瞬思う。
冷たい手先足先を布団の中でこすりながら、ここで初めて現実的に

状況を整理して、考え始める。

・仮にクラウドファンディング(CF)を立ち上げた場合、1円でも支援が

あったらもう後には退けない
・そうなったらもう、残りは借金してでも広島へ弾丸で行くしかない
・退職までに消化しきりたい有給はあと2日間残っている上に「どこで

取る」かを明確にしていない
・引き継ぎもまだ多少残っているが明日(25日)朝イチで進捗確認して

次の指示を出せばカラダは空く
・明後日(26日)に音速で広島から戻ってきて残りを引き継げば

なんとかなるな
・むしろ平日に休める今ほんとまじ絶好のチャンスじゃね?
・いやいやそんな。他人にこづかいせびって野球見に行くとかバカか?

LINE「マジでたまにはみんなに甘えろって、悪いことしてるわけじゃ

ないんだ、善意の塊だこれは」
Twitter「これだけ皆にあれこれ言って貰えるってのは推しに心血注いで来たことの証明」
DM「これだけ支援したい、って声が上がるのはマジで姫の人徳だよ」

これは姫が「絶対に行きません」って言えない雰囲気。
いや、絶対に行きたくないなんて思ってない。できれば行きたいとも

思ってない。
すごく不思議な感情。見たいけど見たくない。わかるか、わかるか

おまえら。姫は2年前のあの東京ドームの先発試合がトラウマになって

いるんだ。

Twitter「一言、行く、と意思表示してくれりゃいい。全力で支援する」
LINE「そろそろ決めろ、行くならチケット探す時間がどんどん減る」

とどめをさされたのは推しを追っ掛けて海外にまで出かけている

猛者からの進言であった。

『『日本国内なんだからなんとでもなるだろ、行け!!』』

せやな。関東の先だって日本だ。もう、ハラくくるよ。有給消化するよ。
冷え切った手でCFアプリをダウンロードする。登録、企画作成。

 ̄|進|撃|の|姫| ̄

なんとふざけた企画名か。いやこれでいいんだ。まともな名前にして
まともに支援が来てしまった方がまずい。
これで支援がなくてチケットも見つからなくて「な、おまえら騒ぎ過ぎ

なんだよwww」
って笑って終われればそれでいい。

たちあげた企画をTwitterへ放流。姫氏どうにでもなれ速報である。
本当にこの時はヤケクソであった。企画ページ作りながら

脳内はライジングテーマが流れていた。

スマホを放り出しすっぽりと布団にもぐる。
華が何らかの「姫の異変」を察知したのか布団にもぐりこんでくる。
冷え切った指先をくんかくんかと嗅ぎ、ちょっと舐めてから姫のお腹を温めるようにくっついて丸くなる。

LINEともDMとも違う聞いたことのない音がスマホから聞こえる。何かの通知らしい。
なんだよ今度は、寝かせてくれよ…と思いながら画面をみる。

「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから支援がありました!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから支援がありました!」

えっ、と声が出た。本日二度目である。華がまた首を上げる。
支援通知。それも大半が「上乗せ支援」である。マジか。おい、これほんとか。みんな正気か。
姫に小遣いくれ!みたいな話、みたいっていうかそのものやぞ!?本気か???

さらに指先が冷えてゆく。変な震えが止まらない。迷惑そうに

鼻を鳴らす華をギュッと抱えて暖をとる。
こんどはLINEだ。グループに招待されている。指先がかじかんでいる

のでよく確かめず「参加」してしまった。

「よう」
「姫を広島にかっ飛ばしたい民の集まりや」
「かっ飛ばしたいです」
「あっむしろ156km/hの剛速球かカットボールでブン投げたほうがいい?」

「暴投かもしれんのやで(小声)」

「やめーや先発やぞwww」
「で、チケットのめどは?」
「今1件聞いてみてる、返事待ち」


…ちょっ お、おまえら

「よく決断したな、姫が決断した以上わしらも本気で動くわ」

いやあのものすご祭り上げられてこんなことになった気がするんですがそれは

「初遠征やな。スケジュール感決めときたいけど姫、どうする?」

あーもうちょっと無理マジ無理。華も姫のみぞおちを蹴っとばして

離れていった。
なんかすごくでかい話になっている。どうしたらいいんだこれ。

「流れには乗っておけ。あまえられるときは全力で甘えるもんだ」

姫「あの、ありがとう、ありがとうございます ちょっと悪寒する」

こう返信するのがやっと。謎の悪寒がとまらない。あといわゆるOPPで

ある。すごい緊張感。
たまらず熱を測ったらやっぱり発熱している。微熱とはいえ、『熱がある

こと』を数値で見てしまうと途端にダメになる姫である。
この返信後、PC版LINEを終了させ、スマホはマナーモードにして少し寝ることにした。

すくなくともご支援を賜ってしまったのだからもう後には退けない。
退けない以上はこの体調の悪さ、なんとかしなければならない。
カタカタ震えながらいつの間にか寝てしまっていた。

よくわからない夢を見て目覚める。2時間弱経っている。スマホの

いちばん上の通知行がなんだか見たことない状態になっていた。

なんだこれ。

たけお「12時48分です」

たけおも処理しきれなくなったのか、時刻を言っただけで黙っている。

シャっ、と通知を開く。

「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから支援がありました!」
「xxさんから支援がありました!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「限定SALE!秋物トップス大特集!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから支援がありました!」
「Twitter:DM」
「xxさんから支援がありました!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」
「LINE:通知5件」
「xxさんから支援がありました!」
「HotPepper Beauty:秋色ヘアカラー特集」
「xxさんから上乗せ支援がありました!」

えっ、と声が出た(2時間ぶり3度目)支援が増えている、
しかも当たり前のように「上乗せ支援」が圧倒的に多い。ちょっとまて。みんなどうかしてる。
LINEの『かっ飛ばしたい会』(略してかっ会)も姫抜きで淡々と話が動いている。

姫「寝てしまった」
「おはよう、追いつめられることはないんやで、ゆっくり寝とき」
「明日万全の体調で行かないとな」
姫「…お、おう」
「チケット今全力で探してっから!」

ありがたい。なんでだ。なんでおまえらこんな必死になって。三連休

最終日に。ありがたくて泣く。実際泣いた。泣いていたらこんどは

LINE通話である。
何度か姫のOFF会にも来てくれてるし球場でよく会うおともだちから。

姫「ハ、ハイ」
「姫さん急だけど、○○駅あたりまで出てこられる?体調悪そうだけど」
姫「ファ!?」
「実は東海道新幹線の回数券が1枚余ってて困ってるんです。姫がこんなことになってて
 わぁこれはー!って思って連絡してみた☆」

姫「ぁぇぇ!?!?」
「だからこれを差し上げたいと思って。姫さん次第で○○駅でも△△駅でも」
姫「いやあの、それは」
「詳しくは会ってから説明するけど、余っていて誰も損しなくてむしろ

姫さんがこれを 使えるのであればみんな幸せになるんです」
姫「…はぇ…じゃ、じゃ、あの、いっそ東京駅までいきますわ」

降ってわいたような話が朝から続く。降りすぎだし沸きすぎ。

なんだこの展開。漫画か。
謎の悪寒は止まり、ちょっと汗をかいている。謎熱が体内をかけぬけて

いったよう。何かとんでもないムーブメントに乗っている、乗せられて

いる気持ちでシャワーを浴び飛び出すように家を出た。


公示が。公示が出ている。ガセじゃなかった。本当にどういうことだ。
ラミちゃんご乱心か。ちょっと落ち着けラミちゃん。

間違えちゃったテヘッとかしてくれ、いやしなくていい目の前の勝利に

こだわってくれ、しかしどうこだわったら「先発国吉」になるんだ
ラミちゃん!!!ちょっとほんとまじで!!!!!ラミちゃんんんん!!!!!!!!!!!

電車内で今日これまでをふり返る。…自分で何にもしてなくね?これ?
全世界が姫を広島へかっ飛ばそうとしてくれている、この動きに圧倒

されっぱなしで何にも自分でしてなくね??人としてダメじゃね??
そうだ、朝イチで誰かが譲渡ツイートあるよってLINEくれてたな。

朝のLINEを遡る。あった。この人だ。Twitterを開く。まだ「決まった」とも

出ていないし当該譲渡ツイートも残っている。コンタクトしてみよう。

『チケット譲渡のツイートを見ました。突然の【先発国吉】の発表で

後先考えずご連絡してしまっております…』

本来ならもっと推敲してきちんとした文面で送信するのだがまず

スマホだし、こんな状況だし悪寒こそ止まったけれど謎のえづきと

緊張感は相変わらずだし、ともかく伝わればいいと思ってDMを送る。
そうなんだよ。先発国吉なんだよ。これは一大事なんだよ。

もう、いっそのこと地球爆発しねえかな。
そんな思いで東京駅に着き、お友達の待つところへ向かう。

「あっ姫さんだー。よかったねぇ先発だねぇ」
姫「やめてくれ吐きそう」
「まぁまぁ、ほら、楽しんできて!はいこれ、どうぞ」
姫「うわぁこれが回数券かー切符みたーい」
「切符ですからね?」
姫「…せやな…もうポンコツだから今…で、これは」
「これね、自分も『いただきもの』なんだけど使わなかったの。飛行機のマイレージで帰ってきちゃった」
姫「ははぁ」
「だから余ってるしもう乗る予定もないし期限のあるものだしどうしよう

って思ってたら姫さんが現れた」
姫「姫氏スライム説」
「よっわ!今の姫さんはある意味無敵だよwww面白いもんwww」
おともだちの目がキラキラしている。完全に面白がられている。
姫「…バブルスライムくらいかしら」
「はいはいはぐれメタルはぐれメタル!だからこれ、出どころはそういう

ことだし、誰も損しないし怪しいものでもないから安心して使って!」
姫「…ではありがたく。…ありがたくいただきます」
「なんかもうTwitterも姫応援団みたいになっててww大丈夫だよ、

ドンといっといで!有給あるんでしょ」
姫「あるの。引き継ぎどうしよう問題多少あるけど、なんかそれどころじゃない心境」
「でっしょうねぇww行けるといいねぇ、ってもう行くことはいくんでしょ」
姫「なんだかご支援いただいちゃった以上はともかく、現地いって外から応援するしかないかなって」
「今朝からの流れ追っ掛けてるけど、なんとかなりそうな気がします。ほんとに。姫さんだもん」
姫「なんという根拠のなさ」
「あちこちから言われてると思うけど、みんな姫さんだから応援したいって、そんだけよ。そんだけですよ」
姫「みんなそれを言う、姫はもうよくわからないアアアアアなんで明日先発なんだよアアアアアアアア」
「しっかりして!ずっと応援してきたの姫さんでしょ!!!気をつけて行ってらっしゃい!!」

激励と回数券と笑顔を残してお友達は去って行った。広島行きの

現実味が増してくる。ハラをくくれ、いや、くくってる。くくり直せ、ハラ。
帰りの電車内でDMを受け取る。

『ごめんなさい、譲渡先決まってます。ツイート消してなくて申し訳ありません』

あっ…
わかりました、お忙しい中ありがとうございました、と返信しながら

「うっわ悔しい」と思った。
ギアチェンジしたのかもしれない。くっそ、是が非でもチケット見つけて

やんよオラァァァァァ!


じゃぁ世界で2番目にびっくりしてんのは姫ですね!!!
退職前のこのタイミングで!!!なんてことを!!!

先ほど別れたおともだちから「譲渡ツイート見つけた」との連絡。
さっきのコンタクト文言でいいや、とコピペしてDMを送る。
各方面から「姫!姫!球団FB見た???」と連絡を受ける。


球団フェイスブック:スタメン発表

ところで姫フェイスブックのアカウントは持ってないんですよ

あれいちいちアカウント作る!?ってポップアップすんの何なの

帰宅。支援がまたちょっと増えている。ありがたくてまた涙。
かっ会の民も「すげえな姫の人徳」と盛り上がっている。
「みんなさ、姫にお礼したいとか感謝したいって思っててそのタイミングがなかったんだよね」
「だから、今集中してんだよ。キターーー!ってみんな思ってるよ」
姫「あのうお言葉ですがその、感謝されるような覚えがないわけだが」
「そこだよ!姫はさ、誰かのためになんかするとか率先して動くとか

いうのがナチュラルすぎんの」
「ほんとそれ、こないだも言ったけどアクティブなドMだよwww」
「ナチュラルに当たり前にやりすぎてるから姫自身は身に覚えがって

なってるだけ!」

ものっすご照れくさい、姫が何したって言うんだ…と思っていたらDM。
先の譲渡主。



ファーストコンタクトがこれ…?検討中…?

ちょとっとまて…譲渡って定価じゃないのか。
それ以上でもそれ以下でもなく、「定価」じゃないのか…?
もしやこれは転売というやつか。もしかしなくてもそうだなこれ。
かっ会へ譲渡ツイートがどうやら転売みたいだ、と伝える。

「うわぁ足元見てるねぇ」
「この期に及んで転売か」

姫「殺到してるのは事実だと思う。でも定価以外での取引は転売に

なると思うから、なんか、ここまで動いてもらって申し訳ないけど

この人は断る」
「それでいい、関わるな」

丁寧に、でも毅然と「転売には加担しない」ことを明言してお断りした。
送りながら、あぁ譲渡主はカープファンなのだな、と思った。

まぁ、そんなもんだよな。今日ここまでの流れが上手く行きすぎ。
姫だってこれが別の誰かの話だったらバカ笑いしながら面白がって

支援したと思う。
この転売未遂の件でかなり冷静になった姫である。

それから小一時間。かっ会が急に騒がしい。
「姫!!!!譲渡するって人が現れた!!!!!!!!!」
姫「ふぁ!?!?マ???」
「直接姫からDMさせるって話つけた!この人にコンタクト取れ!!今すぐにだ!!」

言われた通り音速でDMを飛ばす。
わりとすぐに丁寧なご返信をいただく。



『チケットはいつでもお渡しできますし、再入場もできるので気をつけてお越しください』

神様かな。現人神かな。かっ会へ「きまった」とだけ報告。
譲渡主へ『本当にありがとうございます』とお礼DMを送る。変な汗がドバっと出る。

これでもうほんとうに、引き返せない。否、ここまで来てしまった。
かっ会はもう明日の新幹線とスタジアム周辺のホテルの情報を探し始めている。
全世界に報告してお礼を言わなければ。

各方面から「すげぇ」「おめでとう」「応援託した」などと激励を受ける。
ありがとう…なんだか流れにのっかってしまったけれど、ありがとう…
ちょっと放心してしまった姫、ここからしばらくの記憶がない。

ともかく、広島に行けることになった。それもスタジアム外じゃなく

中に入れる。
いつもJスポ中継で「いいなーあそこの青い民選ばれし精鋭みたい

だよなー」と思っていたあのビジパフォ席に行ける。なんだこれ。

いいのか。ほんとうに。いいのか。

ともかく明日の行程を決めなければならない。

スタジアムは広島駅から歩けると聞いた。

現地経験民「追浜からスカスタよりちょっと近いくらい」

えっそれ結構距離あるんじゃね…?

「でも、駅からずっと赤くて楽しいよ、スカスタとか長浦行くみたいになんにもない道じゃないから」

ずっと…?赤くて…?楽しい…?
ともかく1泊。パンツとタンクトップだけ持っていきゃいいや

着替えなんて。あとはなんとでもなる。
あっまずホテルどうしたらいいんだ…空いているのか…どっか…?

「ここ、駅からちかい」
「こっちのがちょっと安いね、平日だし禁煙室空いてる」
「そもそも連休明けの平日なんていちばん空いてるときだしね」
「試合終わり時間にもよるが本気で弾丸するなら夜のうちに新大阪

まで戻ってこい、 ここなら一泊4000円切るで」
「ちなみにベイの選手が泊まるホテルはこちらです」
「選手wwwとwwwおなじwwwwうわ安くねぇwww」
「そこは安い高いの前にスタジアムから遠いんですわ」
「楽しいなぁ姫のホテル探すのww」

みんな旅慣れしすぎてる…すごい… ともかくホテルを決めないことには野宿になってしまう
えーっと新大阪まで戻るプランはなしでいいかな…仮に東京もどって

すぐ出社するんでも広島始発でいいや、どうせ有給消化だし。
旅慣れの民たちが「ココ良さそう」と教えてくれたうちの1件を予約。
距離的にはスタジアムから近い。ただ、線路を挟んで反対側。

まぁ、行きゃなんとかなるだろ。

あとは荷づくり。65ビジユニ、タオル。お守りのつもりで72ビジユニも。
それと普段はあんまり持って行かないI☆YOKOHAMAタオル。寒かったらマフラーにすればいい。
あっ、そうだそうだ国吉ボード!明日こそ絶対使うべき時!!
国吉ボードだけだとケースのなかでカタカタするから幸輝さんボードも

入れて行こう
ボードのケースを開けると中からきれいなBLUE PRINTが出てきた。
あっ!これ!そうだ、余分に貰ってあったんだった。急なことで

なんにもお土産がないとはいえ手ぶらではまずすぎる。

そうだ、これ差し上げよう、広島では手に入らないだろうから。
…って譲渡主がハマスタ常連だったらどうしよう(白目)
綺麗なブループリントを今年のハマスタのショッパーに入れて

ボードの間に挟み込む。
最新号じゃなくて申し訳ないけど、選手名鑑として面白いから。
※なおこのブループリントは姫が「下半期で一番有益な情報を得た」

ときのもの。



例の「やきうリュック」に全部詰め込めた。伊達に容量30Lじゃねぇな。
それといつものエプロンバッグ。これで、大丈夫であろう。

「推しが突然先発することになったから、万障お繰り合わせて応援しに行きます」 第二部・【赤い街と青い姫】へ続く