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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・中国財新製造業PMI48.3(予想50.7 前回50.4)
・スイス消費者物価指数[前年比]-0.1%(予想-0.1% 前回0.0%)
・トルコ消費者物価指数[前年比]35.41%(予想36.00% 前回37.86%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]1.9%(予想2.0% 前回2.2%)
・米耐久財受注[前月比]-6.3%(予想-6.3% 前回-6.3%)
・米製造業受注指数[前月比]-3.7%(予想-3.2% 前回3.4%)
・米JOLT労働調査[求人件数]7391千件(予想7100千件 前回7200千件)
▼ニュース、要人発言
英中銀、QTの金融状況への影響再考する必要=マン政策委員
イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のマン委員は2日、利下げを実施する中、量的引き締め(QT)プログラムが金融状況に及ぼす影響に一層の注意を払う必要があるという認識を示し、QTのペースを鈍化させる可能性を示唆した(ロイター)
日銀総裁、見通し実現確度に応じ緩和調整-利上げ決め打ちしていない
日本銀行の植田和男総裁は3日、今後の金融政策運営について、経済・物価見通しが実現していく確度の高まりに応じて利上げを実施する考えを表明した、半期に一度の「通貨および金融の調節に関する報告書」の概要を参院財政金融委員会で説明した後、質疑応答を行った(ブルームバーグ)
日銀総裁「無理に利上げせず」、物価の上昇確度に応じて調整
日銀の植田和男総裁は3日、「経済・物価情勢の改善が見込めない中で無理に利上げすることはない」とした上で、「先に金利ありきでない」と述べた、経済・物価がいったん足踏みする可能性に言及し、その後上昇する確度に応じて利上げに踏み出すとの考えを示した(ロイター)
中国製造業PMI、5月は8カ月ぶり50割れ 米関税が打撃=財新
財新/S&Pグローバルが3日発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3と前月の50.4から低下し、昨年9月以来初めて縮小に転じた、米関税が中国に直接的な打撃を与え始めていることが示唆された、アナリスト予想を下回り、2年8カ月ぶりの低水準となった(ロイター)
豪中銀、5月に0.5%利下げ検討 予測可能な政策を選択
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は3日公表した5月20日の政策決定会合の議事要旨で、世界的な貿易リスクに対する「保険」として50bpの利下げを検討したものの、慎重かつ予測可能な政策を選択したことを明らかにした(ロイター)
南ア製造業PMI、5月は43.1 7カ月連続50割れ=アブサ
南アフリカの金融機関アブサが発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は43.1と4月の44.7から低下した、企業からは需要を抑制している根強い物流の問題を指摘する声が上がっている(ロイター)
米中合意も、5月展望リポート以降大きな構図に変化なし=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は3日、内外情勢調査会での講演後の質疑応答で、関税を巡って米中間に前向きな動きが見られているものの、5月初めの展望リポート以降「経済・物価を巡る大きな構図に変化はない」と述べた、その上で、今後の利上げのペースやタイミングについては、各国の通商政策の今後の展開やその影響を巡る不確実性が極めて高い状況下、経済・物価への影響を見ざるを得ないと話した(ロイター)
OECD、世界経済見通し引き下げ トランプ関税が米経済に打撃
経済協力開発機構(OECD)は3日に公表した最新の経済予測で、トランプ政権の貿易戦争により米経済が大きな打撃を受けているとし、世界経済見通しを下方修正した、世界経済の成長率は昨年の3.3%から2025年と26年に2.9%に鈍化する見通し、3月時点の予想は25年が3.1%、26年が3.0%だった(ロイター)
スイスCPI、4年以上ぶりのマイナスに 大幅利下げ圧力増大へ
スイス連邦統計局が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.1%下落し、4年以上ぶりのマイナスとなった、スイス国立銀行(中央銀行)への大幅利下げ圧力が増しそうだ(ロイター)
トルコCPI、5月は前年比+35.4%に減速 予想下回る
トルコ統計局が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比35.41%上昇した、前月の37.86%から減速し、75%を超えていた1年前の半分以下となった(ロイター)
ユーロ圏5月消費者物価、前年比+1.9% ECB目標下回る
欧州連合(EU)統計局が3日発表した5月のユーロ圏消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年同月比1.9%上昇し、欧州中央銀行(ECB)が目標とする2%を下回った、今週のECB理事会での利下げ観測を裏付ける形となった、エネルギー価格の下落とサービス価格の上昇率の急低下により、4月の2.2%から減速した、市場予想の2.0%も下回った(ロイター)
米・インド通商交渉、近く合意も 米商務長官が表明
ラトニック米商務長官は3日、インドとの通商交渉が進展しており、近く交渉がまとまる可能性があると述べた、ワシントンで開催された米・インド戦略パートナーシップ・フォーラムの年次サミットで「両国にとって本当に有益な場所を見つけたと思う。そう遠くない将来に米・インド間で取引が成立すると考えるべきだ」と述べた(ロイター)
「最善交渉案」求める米の書簡、EUは未受領=関係筋
関係筋によると、欧州連合(EU)は、トランプ米政権が貿易相手国に対し4日までに最善の貿易交渉案を提示するよう求めた書簡を受け取っていない、トランプ大統領は先に、欧州委員会のフォンデアライエン委員長と会談し、EUとの通商交渉の期限を7月9日まで延長することに同意している(ロイター)
英中銀利下げ、段階的で慎重な対応継続=ベイリー総裁
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は3日、議会の財務委員会で、利下げについては「段階的かつ慎重な対応が引き続き私の方針だ」と述べた(ロイター
米製造業新規受注、4月は前月比3.7%減 関税駆け込み効果薄れる
米商務省が3日発表した4月の製造業新規受注は前月比3.7%減少した、大幅に減少し、関税導入前の駆け込み購入の効果が薄れる中、企業の設備投資は第2四半期序盤に勢いを失った様子、ロイターがまとめたエコノミスト予想は3.1%減だった(ロイター)
米4月求人件数、19.1万件増 先行き懸念で解雇が増加
米労働省が3日発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は19万1000件増の739万1000件だった、ただ、関税の影響で経済見通しが悪化する中、労働市場の減速と一致するかのように解雇が増加した(ロイター)
関税による物価高、速やかに顕在化=米シカゴ連銀総裁
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は3日、関税によるインフレ上昇は速やかに顕在化する可能性がある一方、関税に起因する景気減速の影響が現れるには時間がかかるとの見方を示した(ロイター)
FRB、全ての可能性にオープン 利上げも排除できず=クック理事
米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は3日、金融政策の見通しの一環として利上げの可能性を排除することはできないとの考えを示した(ロイター)
FRB、関税影響見極めに時間的余裕 経済堅調で=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は3日、堅調な経済を背景に連邦準備理事会(FRB)は関税措置がインフレや経済成長に及ぼす影響を検討する時間があるとの認識を示した、同時に、年内のいずれかの時点で1回のみの利下げが実施される可能性に引き続き前向きな姿勢を示した(ロイター)
中国外相、米大使に両国関係を「正しい軌道」に戻す必要あると伝達
中国の王毅外相は3日、デービッド・パーデュー在北京米国大使に対し、両国関係を「正しい軌道」に戻すために米国は必要な条件を整えるべきだと伝達した、外務省が発表した(ロイター)
米鉄鋼・アルミ関税、50%に引き上げ-トランプ大統領が署名へ
トランプ米大統領は、鉄鋼・アルミニウム関税を25%から50%に正式に引き上げる措置に3日署名する、ホワイトハウスのレビット報道官が発表した(ブルームバーグ)
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が死去、89歳…巨人の黄金時代築いた「ミスタープロ野球」
プロ野球・読売巨人軍の選手、監督として活躍し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が3日午前6時39分、肺炎のため、都内の病院で死去した、89歳だった(読売新聞)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
今週は木曜日のECB理事会、金曜日の米国雇用統計とイベントが続きますが、昨日はイベントを前にドル買い戻しが見られました。
ユーロ圏のインフレの落ち着きからECBによる利下げ期待の加速や一部米当局者からのタカ派発言もドル買いを支えたもようです。
日本時間今晩21時15分にADP雇用統計が公表され、週末雇用統計の前哨戦として注目されます。
なお、長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が永眠されたとのこと。
ご冥福をお祈りいたします。
▼株式
ダウ:42,519.64ドル(+214.16)
ナス:19,398.96(+156.35)
トランプ関税政策の進展を期待し、ダウは続伸です。
▼債券
米10年債利回り:4.454%(+0.014)
実質金利:2.106%(+0.013)
期待インフレ率:2.348%(+0.001)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米雇用指標の改善や米当局者発言を受け、米債利回りは上昇に転じています。
▼原油
NY原油7月物は、0.89ドル高の63.41ドルにて終了。
地政学リスクに加えてカナダ・アルバータ州の山火事の影響を危惧する声も聞かれ、NY原油は続伸です。
▼金
NY金8月物は、20.10ドル安の3,377.10ドルにて終了。
今朝の国内金は、86円高の15,625円で終了しています。
ドル高が圧迫するも、3,300ドル台中盤では下げ渋りを見せています。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:935.65トン(+2.58トン)
▼白金
NY白金7月物は、7.70ドル高の1,070.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、48円高の4,728円で終了しています。
NY白金は、再び1,070ドルを試す動きです。
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