【SPDR更新】米中協議、もう一日おかわりのもよう | 浪風谷本

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大起証券㈱ 
Tel:06-6300-5757(代表
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・英ILO失業率[四半期]4.6%(予想4.6%  前回4.5%)

 

▼ニュース、要人発言

基調物価さらに2%接近か2%付近で動く確度高まれば利上げ=日銀総裁
日銀の植田和男総裁は10日、参院・財政金融委員会で、基調的な物価上昇率がさらに2%に近づいていく、あるいは2%付近で動くとの見通しの確度が高まっていけば、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していくと述べた、その上で、日本は長い間、物価上昇率がゼロ近辺で推移し、予想物価上昇率もなかなか上がりにくかったが、政府や経済界の賃上げへの努力や適正な価格転嫁を円滑に進めるための工夫が予想物価上昇率を上げることに寄与したとの見方を示した(ロイター)
日銀が国債買入減額進める中、国債保有層の拡充「大事」=加藤財務相
加藤勝信財務相は10日、日銀が国債買い入れの減額を進める中、「今後の国債の安定消化に向けて幅広い投資家の方に国債を購入、保有していただく努力をしていくことが大変、大事だと考えている」と述べた(ロイター)
英国の給与所得者数、5年ぶり大幅減-増税予算以降で計27万6000人減
英国の雇用者数は5月に10万9000人減少し、過去5年間で最大の落ち込みとなった、賃金上昇ペースも予想以上に鈍化し、労働市場の悪化が顕著になった、背景には、リーブス財務相による増税が、企業の人件費負担を高めたことがある(ブルームバーグ)
ECBは今後もデータ次第で機敏に対応=仏中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は10日、不確実性が高い中、経済データに応じて措置を講じる用意があると述べた、同総裁はパリで開かれた会合で、「今後もデータ次第で現実的に、必要に応じて機敏に対応する」と語った(ロイター)
ECBはインフレ水準に満足すべきではない=フィンランド中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、ECBはインフレ水準に満足してはならず、物価上昇率が目標を大幅に下回るなどのリスクに留意すべきだとの見解を示した(ロイター)
中国株が午後に急落、2日目の対米通商協議巡る臆測に反応か
10日午後の取引で、中国株が急落した、2日目の米中通商協議を前に、投資家が神経質になっている様子だ、香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は午後の取引に入って売りに押され、一時0.9%安まで下落、終値は0.2%安となった(ブルームバーグ)
ユーロ圏投資家心理指数、6月はプラス転換 ドイツの改善が後押し
調査会社センティックスが発表した6月のユーロ圏投資家センチメント指数はプラス0.2と、前月のマイナス8.1からプラスに転換した、1年ぶりの高水準で、予想のマイナス6.0も上回った(ロイター)
EU、ロシア原油の上限引き下げをG7に提案へ-1バレル=45ドルに
欧州連合(EU)は10日、ロシアに対する追加制裁の一環で、天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」の禁止と、主要7か国(G7)で原油価格の上限を1バレル当たり45ドルに引き下げることを提案した、ウクライナ侵攻を継続するロシアに、戦争終結を促す狙いがある(ブルームバーグ)
米中の閣僚級協議は継続中=米財務省筋
米中は、通商問題を巡る2回目の閣僚級協議を現在も継続しているもよう、米財務省筋が明らかにした、別の米当局者は先に、両国が協議を終了したとロイターに述べていた、同協議は、両国が双方関係に新たな亀裂をもたらす恐れがある中国のレアアース(希土類)輸出規制を巡る打開策を模索する中、9日にロンドンで開始していた(ロイター)
ベッセント財務長官、次期FRB議長候補に浮上-パウエル氏後任
トランプ米政権内外で、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長にベッセント財務長官を推す声が高まっている(ブルームバーグ)
円安修正、143円では不十分か ベッセント氏の考え透ける重要文書
1ドル=143円前後だった先週時点の相場では円安修正は不十分――、米当局はそんな考え方をしているのではないか、第2次トランプ政権として初となる米財務省の外国為替政策報告書に、そう解釈しうる記述がなされたからだ、年初に157円程度だった円は基調として上昇してきたが、対日貿易赤字の縮小へ米側は一段の「円安正常化」を望んでいるようにみえる(日本経済新聞)
 

東京前営業日比

 

06/10 15:45

06/11 6:00

円換算

ドル円

144.49

144.86

0.37

NY金

3,349.25

3,344.75

15

NY白金

1,217.95

1,220.00

21

(時間は東京タイム)

 

植田日銀総裁は昨日の参院・財政金融委員会で「物価上昇率、2%にはまだ距離がある」と言及、市場は円売りの反応をみせ、ドル円は145円台に乗せる場面が見られました。
その後上海タイム午後に入ると中国のSNSを中心に米国は折れないのではとの見通しが広まり、一時「中国売り」が見られたことにより円は買い戻されました。
ラトニック米商務長官は協議は「順調に進んでいる」と述べ、もう1日協議が行われるとの見通しを示しています。
これにより、市場ではやや楽観ムードが広がっています。

 

▼株式

ダウ:42,866.87ドル(+105.11)

ナス:19,714.99(+123.75)

 

 

米中協議待ちのなか、楽観ムードも広がりつつあります。

 

▼債券

米10年債利回り:4.468%(-0.006)
実質金利:2.165%(+0.065)
期待インフレ率:2.303%(-0.011)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

06/06

3,346.60

2.187

06/09

3,354.90

2.160

06/10

3,343.40

2.165

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:期待インフレ率(%)

 

米中協議待ち、様子見ムードでした。

 

▼原油

NY原油7月物は、0.31ドル安の64.98ドルにて終了。

 

 

米中協議待ちのなか、利益確定売りが優勢となりました。

 

▼金

NY金8月物は、11.50ドル安の3,343.40ドルにて終了。

今朝の国内金は、17円高の15,589円で終了しています。

 

 

NYオープン直後には3,370ドルまで上昇したものの、全般様子見ムードです。

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:信託金残高(トン)

 

SPDR:935.91トン(-0.31トン)

 

▼白金

NY白金7月物は、2.00ドル安の1,212.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は、36円安の5,353円で終了しています。

 

 

国内取引では、先2本のサヤが再び順ザヤに転じました。

 

 

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