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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・中国財新メディア製造業PMI50.5(予想51.7 前回51.5)
・独製造業PMI42.5(予想42.5 前回42.5)
・ユーロ圏製造業PMI45.1(予想45.2 前回45.2)
・英製造業PMI47.0(予想47.3 前回47.3)
・米MBA住宅ローン申請指数-10.7%(前回-0.7%)
・米新規失業保険申請件数21.1万件(予想22.1万件 前回22.0万件)
・米製造業PMI49.4(予想48.3 前回48.3)
・EIA原油在庫 原油117.8万バレル減 クッシング14.2万バレル減
▼ニュース、要人発言
財新・中国製造業PMI、12月は50.5に低下 市場予想下回る
財新/S&Pグローバルが2日発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は、50.5と前月の51.5から低下し、市場予想の51.7も下回った、貿易見通しへの懸念から海外からの受注が減少し、全体の売り上げを押し下げた(ロイター)
シンガポールの2024年GDP成長率、4%増に加速
シンガポールの貿易産業省は2日、同国の2024年の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年比で4%増加したと発表した、半導体産業がけん引した製造業の回復で、成長率は23年の1.1%増から加速した、同省による事前予想の3.5%も上回った(日本経済新聞)
韓国、今年のGDP予測を下方修正-非常戒厳巡る問題など反映
韓国政府は2日、今年の経済成長予測を引き下げた、尹錫悦大統領が一時的に「非常戒厳」を宣布したことを巡る問題やトランプ次期米大統領が掲げる関税計画を反映した、企画財政省の発表資料によると、2025年の国内総生産(GDP)伸び率は1.8%となる見通し、昨年は2.1%成長だったと推計される、それぞれ2.2%、2.6%を見込んでいた7月時点の予測を下回るもので、個人消費の不振と輸出鈍化で経済が下押し圧力を受けていることが浮き彫りになった(ブルームバーグ)
韓国、政治危機の中で経済対策 ウォン取引規制緩和など
韓国企画財政省は2日、金融市場の安定に向け海外投資資金の流入を促進し、内需を喚起する政策を発表した、 現在は株・債券などの証券取引に限定されている登録金融機関(RFI)によるウォン取引を貿易決済も可能とする(ロイター)
中国・香港株式市場・大引け=大幅続落、財新製造業PMIを嫌気
中国・香港株式市場は大幅続落し、2016年以来最も弱い新年のスタートとなった、中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が一段の政策支援を期待する投資家の失望を招く結果となった、上海総合指数終値は89.2023ポイント(2.66%)安の3262.5607(ロイター)
独製造業PMI、12月改定値は42.5へ低下 景気回復の道筋見えず
S&Pグローバルがまとめた12月のドイツのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は42.5と、前月の43.0から低下し、速報値と一致した、生産と新規受注が大幅に減少し、ドイツが近い将来低迷から抜け出すめどが立っていないことが示された(ロイター)
ユーロ圏製造業PMI、12月改定45.1で速報小幅下回る 受注振るわず
S&Pグローバルがまとめた12月のユーロ圏HCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.1となり、速報値の45.2を小幅下回った、11月は45.2、2022年半ば以降50を下回っている(ロイター)
英製造業PMI、12月改定値は47.0 11カ月ぶり低水準
S&Pグローバル/CIPSが2日発表した12月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.0と、11カ月ぶりの低水準を記録した、製造業者は増税と外需の低迷により雇用を削減したことが明らかになった、速報値の47.3から下方修正された、11月は48.0だった(ロイター)
中国人民銀、預金準備率引き下げに足踏み-米次期政権前に政策余地
中国人民銀行(中央銀行)は2024年末に、注目されていた景気刺激策は用いず、市場に大量の流動性を注入した、米国のトランプ次期大統領の就任を前に政策の余地を確保する狙いがあった(ブルームバーグ)
米新規失業保険申請は9000件減の21.1万件、8カ月ぶり低水準
米労働省が19日発表した12月28日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比9000件減の21万1000件となった、エコノミスト予想は22万2000件だった、2024年4月以来、8カ月ぶりの低水準となり、労働市場が依然として堅調であることを示唆した(ロイター)
ドイツの電力取引価格が一時マイナス、風力発電の供給急増で需要超過
ドイツの電力価格が2日の取引で一時マイナスとなった、再生可能エネルギーの拡大を背景に、欧州では同様の事態が起きる回数が増えている、翌日分の電力を売買するドイツの電力先物取引では2日、マイナスの価格が4時間にわたって続いた、風力発電の供給が40ギガワットにも達し、需要を大きく上回ったためだ(ブルームバーグ)
ECB政策金利、秋までに2%に達する公算=ギリシャ中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は2日、ECBの主要政策金利が秋までに2%に引き下げられるとの見通しを示した(ロイター)
米建設支出、11月は前月比横ばい 集合住宅が急減
米商務省が2日発表した12月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比横ばいとなった、ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.3%増、一戸建て住宅建設の緩やかな増加が集合住宅の大幅な減少に相殺される形となった(ロイター)
中国版スターリンク初接続 「テスト成功」と上海の国有企業
中国上海市の国有企業、上海垣信衛星科技有限公司は2日、独自に構築している低軌道衛星通信網の接続テストを1日に初めて実施し成功したと発表した、米スペースX社の低軌道衛星通信網「スターリンク」に対抗し、複数の中国企業が中国版通信網の整備に乗り出している(共同通信)
米財務省へのサイバー攻撃、制裁当局などが標的=米紙
米紙ワシントン・ポスト紙は1日、今週報じられた中国政府系ハッカーの米財務省へのサイバー攻撃について、財務省で経済制裁を所管する部署などが標的だったと報じた、匿名の米当局者の話として、経済制裁を所管する外国資産管理室(OFAC)、金融調査局(OFR)、イエレン財務長官の事務所も攻撃されたと伝えた(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨日の中国株は2.7%下落、欧州タイムまではリスク回避の動きが主流となりました。
欧州タイムに入ると欧州経済への見通しなどが圧力となり、ユーロドルは一時2022年11月以来となる1.02台中盤にまで下落するなどドル買いが優勢に。
アジアタイムには一時156円台中盤にまで下落していたドル円でしたが、現在は再び157円台中盤レベルを回復しています。
本日より米議会が始まります。
▼株式
ダウ:42,392.27ドル(-151.95)
ナス:19,280.79(-30.00)
2025年相場が本格的に始まったものの、利下げ期待の後退が市場を圧迫しています。
▼債券
米10年債利回り:4.561%(-0.008)
実質金利:2.220%(-0.010)
期待インフレ率:2.341%(+0.003)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米新規失業保険申請件数を受け、利回り低下は一服しました。
▼原油
NY原油2月物は、1.41ドル高の73.13ドルにて終了。
NY原油相場は買い戻しが続き、昨年10月末高値に並びました。
▼金
NY金2月物は、28.00ドル高の2,669.00ドルにて終了。
先月30日引けと比べ、144円高換算です。
減少していたNY金総取組が増加に転じており、ファンドが買い始めたもようです。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:872.52トン(変わらず)
▼白金
NY白金4月物は、9.80ドル安の910.00ドルにて終了。
先月30日引けと比べ、62円安換算です。
900ドル割れに失敗、いったんの買い戻しが見られます。
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