【SPDR更新】ドル円、5か月ぶり水準へ上昇 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・日本銀行政策金利0.25%(予想0.25%  前回0.25%)
・英中銀政策金利4.75%(予想4.75%  前回4.75%)
・米フィラデルフィア連銀景況指数-16.4(予想2.8  前回-5.5)
・米新規失業保険申請件数22.0万件(予想23.0万件  前回24.2万件)
・米GDP[前期比年率]3.1%(予想2.8%  前回2.8%)
・米個人消費[前期比]3.7%(予想3.6%  前回3.5%)
・米コアPCE[前期比]2.2%(予想2.1%  前回2.1%)
・米景気先行指標総合指数[前月比]0.3%(予想-0.1%  前回-0.4%)
・米中古住宅販売件数415万件(予想408万件  前回396万件)
・米カンザスシティ連銀製造業活動指数-4(予想-1  前回-4)
・メキシコ中銀政策金利10.00%(予想10.00%  前回10.25%)

 

▼ニュース、要人発言

トランプ氏、つなぎ予算案で下院議長と対立-債務上限の議論要求
トランプ次期米大統領は18日、短期の政府予算を手当てするつなぎ予算案に反対の考えを示し、自身の要求が盛り込まれていない法案を共和党議員が受け入れた場合は、次回の選挙での議員追放も辞さない構えを示した、これにより、今週末にも政府機関が閉鎖される可能性が高まった(ブルームバーグ)
人民元基準値、対米ドルで7.1911元 前日比で元安設定
中国人民銀行(中央銀行)は19日、人民元売買の基準値を対米ドルで1ドル=7.1911元に設定したと発表した、18日の基準値に比べ0.0031元の元安・ドル高水準となる、対ドル基準値の元安方向での設定は2日ぶり(日本経済新聞)
中国人民銀がドル高に抵抗、中心レート通じ元防衛スタンス強める
中国人民銀行(中央銀行)は19日、毎営業日設定する人民元の中心レートを通じ人民元を支えるスタンスを強めた、米連邦準備制度が今後の利下げに慎重な姿勢を示したことでドルが上昇し、オフショア人民元が1年ぶりの安値を付けていた(ブルームバーグ)
香港中銀が0.25%利下げ、FRBに追随 今後のペース「不透明」
香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は19日、政策金利の基準金利を0.25%ポイント引き下げ4.75%とした、米連邦準備理事会(FRB)の決定に追随した(ロイター)
日銀、政策金利の現状維持を決定 田村委員は利上げ主張し反対
日銀は18-19日の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.25%程度で据え置くことを決めた、経済・物価ともに前回10月の決定会合での判断を維持した、政策金利の現状維持は賛成8反対1で決定、田村直樹委員は、経済・物価が見通しに沿って推移する中、物価上振れリスクが膨らんでいるとして0.5%程度に利上げする議案を提出したが、反対多数で否決された(ロイター)
引き続き2%目標実現の観点から金融政策運営すること適切=日銀レビュー
日銀は19日、過去25年間の非伝統的金融政策手段の効果を分析した「多角的レビュー」を公表した、2013年以降の大規模な金融緩和について、金融市場や金融機関収益などの面で一定の副作用はあったものの、現時点で全体としてみれば日本経済にプラスに影響したと指摘、一方、国債市場の機能度の回復が進まないことや副作用が遅れて顕在化することなど、今後マイナスの影響が大きくなる可能性には留意が必要だとした(ロイター)
インドの記録的な金輸入は計算ミスが原因、データ修正作業中-関係者
インドの金輸入が11月に急激に増えたのは計算ミスが原因だったと、事情に詳しい複数の関係者が明かした、金輸入急増で同月の同国貿易赤字は過去最大に拡大し、通貨ルピーを過去最安値に押し下げた(ブルームバーグ)
英製造業受注指数、10-12月はコロナ禍以来の大幅低下=CBI
英産業連盟(CBI)が18日に公表した10-12月の製造業受注指数はマイナス25と、9-11月のマイナス12から大幅に低下し、2020年8月以来の低水準となった、コロナ禍以来最大の落ち込みで、経済の勢い減退が新たに示された(ロイター)
台湾中銀、政策金利据え置き 成長率予想引き上げ貿易リスクも指摘
台湾中央銀行は19日、政策金利を2%に据え置いた、今年の成長率見通しを引き上げたが、来年はトランプ米政権の通商政策がリスクと指摘した、金利据え置きの決定は全会一致だった、政策金利は3月以降2%に据え置かれている(ロイター)
次の利上げへ「もう1ノッチ」、賃上げ・米国動向を注視=日銀総裁
日銀の植田和男総裁は19日、金融政策決定会合後の会見で、経済・物価は想定通りの推移を続けており、日銀の見通しが実現する確度は「多少なりとも上がっている」ものの、次の利上げ判断に至るには「もう1ノッチ(段階)ほしい」と話した、政策変更に当たって来年の春闘の動向とトランプ米新政権下での経済政策運営を注目点に挙げたが、来年1月の次回会合までで得られる情報やデータが見通しの確度を1ノッチ分引き上げるのに十分かは「現時点では何とも言えない」とした(ロイター)
新興国中銀、一斉に自国通貨防衛 米利下げ慎重姿勢で
18日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)が来年の利下げ予想を後退させたことで米金利やドルが上昇、新興国の中央銀行は自国通貨の支援に追われた、 ブラジルレアルは最安値、アジアでは韓国ウォが15年ぶり安値、インドルピーは最安値、インドネシアルピアも4カ月ぶり安値を付けた(ロイター)
インドネシアルピア、対ドル5カ月ぶり安値 利下げ示唆
インドネシアの通貨ルピアが対ドルで下落している、19日の東京外国為替市場で一時1ドル=1万6300ルピア台をつけ、7月上旬以来およそ5カ月ぶりの安値となった(日本経済新聞)
ノルウェー中銀金利据え置き、来年3回の利下げ想定 貿易戦争を懸念
ノルウェー中央銀行は19日、政策金利を16年ぶりの高水準である4.50%に据え置いた上で、来年3月に利下げを開始する見通しを示した、来年の利下げ予想は従来の4回から3回に減らした、 据え置きは予想通り(ロイター)
英中銀、金利4.75%に据え置き 3委員は利下げを主張
イングランド銀行(中央銀行)は19日、政策金利を4.75%に据え置いた、金融政策委員9人のうち6人が据え置きに賛成、ラムスデン副総裁とディングラ、テイラー委員は0.25%ポイントの利下げを主張した、 ロイター調査によるエコノミスト予想では利下げを主張するのは1人とみられていた(ロイター)
米GDP、第3四半期確報値は+3.1% 改定値から上方改定
米商務省が19日に発表した第3四半期の国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.1%増と、改定値の2.8%から上方改定された、堅調な個人消費にけん引され、米経済が第3四半期に従来予想を上回る成長を遂げたことを確認した(ロイター)
米新規失業保険申請は2.2万件減の22万件、予想以上に減少
米労働省が19日発表した12月14日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比2万2000件減の22万件となった、エコノミスト予想は23万件だった、予想以上に減少し、労働市場が徐々に鎮静化している状況と整合した(ロイター)
米中古住宅販売、11月は4.8%増の415万戸 8カ月ぶり高水準
全米リアルター協会(NAR)が19日に発表した11月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.8%増の415万戸だった(ロイター)
米フィラデルフィア連銀業況指数12月は-16.4、20カ月ぶり低水準
米フィラデルフィア地区連銀が19日に発表した12月の製造業業況指数はマイナス16.4となった、11月のマイナス5.5からさらに低下し、2023年4月以来、約2年ぶりの低水準となった、新規受注と出荷がともに縮小し、製造業の低迷が続いていることが示唆された(ロイター)
メキシコ中銀、0.25%追加利下げ さらなる利下げの可能性も示唆
メキシコ中央銀行は19日の金融政策決定会合で、政策金利を25bp引き下げ10.00%とした、インフレ状況が改善していることから、今後の会合でさらなる利下げを検討する可能性も示唆した(ロイター)
渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆が死去、98歳
読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄(わたなべ・つねお)氏が19日午前2時、肺炎のため、都内の病院で死去した、98歳、葬儀は近親者のみで営まれる、喪主は長男睦(むつみ)さん、後日、お別れの会が開かれる予定(読売新聞)
 

東京前営業日比

 

12/19 15:45

12/20 7:00

円換算

ドル円

155.82

157.43

1.61

NY金

2,625.99

2,610.00

60

NY白金

929.65

925.65

33

(時間は東京タイム)

 

昨日開催された日銀金融政策決定会合ならびに植田会見を受け、当局による追加利上げ期待が後退。
下落する円相場についても懸念が示されなかったことから、市場では円売りが進行。
さらに米経済指標も上振れしたことから、ドル円は5か月ぶり水準となる1ドル=157円80銭まで上昇しています。
他主要通貨は下落一服、新興国は自国通貨防衛へと動いています。

 

▼株式

ダウ:42,342.24ドル(+15.37)

ナス:19,372.24(-19.92)

 

 

10営業日連続で下落したダウでしたが、ようやく「かろうじて」反発に転じました。

 

▼債券

米10年債利回り:4.566%(+0.052)
実質金利:2.267%(+0.069)
期待インフレ率:2.299%(-0.016)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

12/17

2,662.00

2.079

12/18

2,653.30

2.198

12/19

2,608.10

2.267

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:期待インフレ率(%)

 

FOMCを受け、米債利回り格差が急拡大しています。

 

▼原油

NY原油1月物は、0.67ドル安の69.91ドルにて終了。

 

 

ドル高による新興国経済の圧迫懸念から、NY原油は再び70ドルを割り込んでいます。

 

▼金

NY金2月物は、45.20ドル安の2,608.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、59円高の13,190円で終了しています。

 

 

FOMC、パウエル会見を経た利下げペース鈍化見通しが、NY金相場を圧迫しました。

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:信託金残高(トン)

 

SPDR:860.74トン(-3.16トン)

 

▼白金

NY白金1月物は、11.10ドル安の923.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は、15円高の4,629円で終了しています。

 

 

920ドルの攻防が続いており、ファンドも一部売り玉の解消に動いているもようです。

 

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

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