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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・日本機械受注[前月比]2.1%(予想1.0% 前回-0.7%)
・中国小売売上高[前年比]3.0%(予想5.0% 前回4.8%)
・中国鉱工業生産[前年比]5.4%(予想5.4% 前回5.3%)
・独製造業PMI42.5(予想43.1 前回43.0)
・ユーロ圏製造業PMI45.2(予想45.3 前回45.2)
・英製造業PMI47.3(予想48.5 前回48.0)
・米NY連銀製造業景気指数0.2(予想10.0 前回31.2)
・米製造業PMI48.3(予想49.5 前回49.7)
▼ニュース、要人発言
機械受注10月は前月比+2.1%、4カ月ぶり増加 判断は維持
内閣府が16日に発表した10月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比2.1%増と4カ月ぶりの増加となった、ただ、3カ月移動平均は2カ月連続で減少していることから、内閣府は機械受注の判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」と6カ月連続同じ表現で据え置いた(ロイター)
日銀が政策維持でも根強い早期利上げ観測、植田総裁の記者会見を注視
日本銀行が18、19日に開く金融政策決定会合では、追加利上げが見送りとなる公算が高まっている、市場の早期利上げ観測が根強い中、会合後の記者会見における植田和男総裁の発言次第で市場の期待が大きく変動する可能性があり、日銀の対話力が改めて試される(ブルームバーグ)
中国主要経済指標、11月は生産増ペース加速 消費は予想以上に鈍化
中国国家統計局が16日発表した11月の主要経済指標は、生産の増加ペースが小幅に加速する一方、消費の伸びは予想以上に減速した、中国当局が2期目のトランプ米政権の下での関税強化に備える中、追加刺激策を求める圧力が強まりそうだ、鉱工業生産は前年比5.4%増加し、10月の5.3%から伸びが加速した、ロイターがまとめたアナリスト26人の予想は5.3%増だった、11月の小売売上高は3.0%増加し、伸び率は10月の4.8%を下回った、アナリスト予想は4.6%増だった(ロイター)
中国新築住宅価格、11月は前月比-0.1% 1年5カ月ぶり小幅下落
中国国家統計局が16日発表したデータによると、11月の新築住宅価格は前月比で1年5カ月ぶりの小幅な下落となった、政府が不動産セクター支援に向けた刺激策を強化したことを受けた、統計局データに基づくロイターの算出によると、11月の新築住宅価格は前月比0.1%下落、下落率は10月の0.5%から鈍化し、昨年6月以来最も小幅となった(ロイター)
2025年中国成長率は4.2%、4.0%から予想引き上げ=ムーディーズ
格付け会社ムーディーズは16日のリポートで、中国の2025年の国内総生産(GDP)伸び率予測を4.2%とし、従来の4.0%から引き上げたと発表した(ロイター)
中国10年債利回りが過去最低更新、1.71%-弱い経済指標相次ぐ
中国の10年債利回りが16日、過去最低水準を更新した、弱い経済指標の発表が相次いだことで安全資産の需要が高まった、同利回りは6bp低下し、1.71%を付けた、11月末時点の2%台の水準から一段と低下、この日発表された11月の小売売上高の伸びが予想外に減速したことや、11月も住宅価格の下落が続いたことが背景(ブルームバーグ)
ECB、インフレ軟化続けば追加利下げへ=総裁
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は16日、インフレ率が目標の2%に向けて軟化し続ければ、経済成長を抑制する必要はもはやなく、さらに金利を引き下げることになると述べた(ロイター)
ECB、小刻みな利下げ継続を 構造改革必要=スロバキア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は16日、今後も小刻みな利下げを継続すべきだと主張、主に構造問題を抱えるユーロ圏経済を金融緩和で押し上げようとする誘惑には抵抗すべきだと述べた(ロイター)
仏12月PMI、サービス48.2に改善 製造は55カ月ぶり低水準
S&Pグローバルがまとめた12月のフランスのHCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.2で好不況の分かれ目である50を引き続き下回ったものの、予想に反して11月の46.9から改善した(ロイター)
ユーロ圏総合PMI、12月は49.5に上昇 サービス業が50上回る
S&Pグローバルがまとめた12月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.5と、11月の48.3から上昇した、サービス部門PMIが好不況の分かれ目となる50を上回り、製造業の縮小を相殺した(ロイター)
英総合PMI、12月速報は50.5で横ばい 約4年ぶりの人員減ペース
16日に発表されたS&Pグローバルによる12月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.5と、前月から横ばいだった、好不況の分かれ目となる50.0を上回ったものの、市場予想の50.7は下回った(ロイター)
スイス中銀、当座預金の政策金利付利を縮小 来年2月から
スイス国立銀行(中央銀行)は16日、中銀にある市中銀行の当座預金で付利対象の基準を引き下げると発表した、 現在、最低準備金の22倍まで政策金利の0.5%の利息を付けているが、来年2月1日から20倍に下げる、超過分には割引率(現在は0%)を適用する(ロイター)
仏新首相と会談のルペン氏、「話聞いてもらった」と前向きな反応
フランスのバイル新首相が16日、極右・国民連合(RN)を実質的に率いるルペン氏と会談した、ルペン氏は、会談が有益だったかはまだ明らかでないとしつつも、バイル氏のやり方に「より前向き」になったと述べた(ブルームバーグ)
米製造業PMI、12月は悪化し予想下回る 関税巡る懸念で
米S&Pグローバルが16日発表した12月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.3と、前月の49.7から低下した、ロイターがまとめたエコノミスト予想は49.8だった(ロイター)
NY連銀製造業指数、23年5月以来の大幅な低下-景況見通しも悪化
12月のニューヨーク連銀製造業景況指数は2023年5月以来となる大幅な低下となった、11月は米大統領選でのトランプ氏勝利後に約3年ぶりの高水準に上昇していた(ブルームバーグ)
独首相に不信任、2月に解散総選挙実施
ドイツ連邦議会は16日、ショルツ首相に対する信任投票を行い、同案は否決された、首相は議会に首相不信任を宣言するよう求め、正式に早期の解散総選挙実施に向けた措置を講じた(ロイター)
ECB、中立水準へ緩やかな利下げ継続が適切=シュナーベル専務理事
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は16日、経済を刺激も抑制もしない中立的な水準に向け、ECBは段階的な利下げを継続すべきという見解を示した(ロイター)
マグネシウム3年10カ月ぶり安値 中国の供給過剰重荷に
アルミニウム合金の強度を高めるのに使われる鉱物、マグネシウムの価格が低迷している、指標となる対日輸出価格は3年10カ月ぶりの安値圏にある、最大生産国の中国での過剰生産が重荷となっている、値崩れを防ぎたい同国の生産者が買い支えていたが、耐えきれず売りに転じる動きもあり、値下がりに拍車がかかった(日本経済新聞)
プラチナ価格、3カ月ぶり安値 自動車向け需要減退懸念
白金(プラチナ)の価格が下落している、国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は13日、一時前日に比べ19.8ドル(2.1%)安い1トロイオンス920.9ドルを付けた、9月6日以来で約3カ月ぶりの低水準だった、自動車の排ガス浄化触媒の需要減退懸念や足元のドル高進行が相場の重荷になっている(日本経済新聞)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
日米政策金利の発表を控え、またドイツやフランス政局懸念などから、市場ではドル高が進行。
ロンドンフィキシングにかけて、ドル円は一時154円48銭へ上昇、ユーロドルは一時1.0474へ下落しました。
現在はその動きも一服、イベント待ちの様相です。
▼株式
ダウ:43,717.48ドル(-110.58)
ナス:20,173.48(+247.17)
イベントを前にダウは続落、今月に入り上昇は一日だけと調整が続いています。
▼債券
米10年債利回り:4.397%(0.000)
実質金利:2.073%(+0.022)
期待インフレ率:2.324%(-0.021)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
イベントを控えて米債利回りは小動き、短期債利回りの低下が目立ちます。
▼原油
NY原油1月物は、0.58ドル安の70.71ドルにて終了。
中国経済指標の鈍化から、NY原油相場は上値重く推移しました。
▼金
NY金2月物は、5.80ドル安の2,670.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、42円高の13,199円で終了しています。
商業玉の買い戻しが一服しNY金は3日続落、先物と現物の価格差も縮小傾向です。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:864.19トン(+0.29トン)
▼白金
NY白金1月物は、17.50ドル高の941.80ドルにて終了。
今朝の国内白金は、83円高の4,620円で終了しています。
昨夜の上昇は先週末に増えた売りの買い戻し、パラは10ドル安です。
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