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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・トルコ消費者物価指数[前年比]51.97%(予想51.86% 前回61.78%)
・米製造業PMI47.9(予想48.1 前回48.0)
・米ISM製造業景況指数47.2(予想47.5 前回46.8)
▼ニュース、要人発言
マネタリーベース、8月は0.6%増 国債購入減額で当預の伸び鈍化
日銀が3日に発表した8月のマネタリーベースの平均残高は、前年比0.6%増の671兆1832億円だった、伸び率は前月の1.0%を下回った、7月の金融政策決定会合で決めた国債買い入れの減額計画に沿って8月から減額を開始したことで、日銀当座預金の伸び率が鈍化した(ロイター)
韓国CPI、8月は3年半ぶり低い伸び 10月利下げ支持
韓国統計局が3日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.0%上昇した、7月の2.6%上昇から鈍化し、2021年3月以来の低い伸びを記録、早ければ来月にも利下げが実施されるとの市場の見方を支持する内容となった(ロイター)
中国と南ア、均衡取れた貿易目指す 首脳会談受け共同声明
中国と南アフリカは3日、前日の首脳会談に続き共同声明を出し、均衡の取れた貿易を推進することで合意したと発表した、中国を訪問中の南アフリカのラマポーザ大統領は2日、中国の習近平国家主席と会談、ラマポーザ氏は南アフリカの対中貿易赤字を縮小し、自国の貿易構造に対処する考えを表明、より持続可能な製造業と雇用創出への投資を要請した(ロイター)
電気・ガス・ガソリン補助金、出口見据えた検討必要=鈴木財務相
鈴木俊一財務相は3日、電気・ガス料金やガソリン価格の高騰を受けた補助金支給について「物価を始め、さまざまな経済情勢を丁寧に見定めた上で、早期の段階的かつ円滑な終了に向けて、出口を見据えた検討を行っていく必要がある」と述べた、同日午前の閣議後会見で語った(ロイター)
経済・物価見通し実現なら利上げ継続、日銀総裁が諮問会議に資料提出
日本銀行の植田和男総裁は3日の経済財政諮問会議に出席し、物価の見通しが実現していくとすれば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整」する方針を改めて示した(ブルームバーグ)
スイスCPI、8月は前年比+1.1%に鈍化 今月の利下げ観測強まる
スイス連邦統計局が3日発表した8月の消費者物価指数(CP)上昇率は前年同月比1.1%と、7月の1.3%から鈍化した、市場ではスイス国立銀行(中央銀行)が今月、追加利下げに踏み切るとの見方が一段と強まっている(ロイター)
スイス第2四半期GDP、前年比+1.8% 五輪や欧州選手権が寄与
スイス経済省経済事務局(SECO)が3日発表した第2四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比1.8%増加した、 パリ五輪やサッカーの欧州選手権の放送収入が寄与したほか、医薬品や化学製品の生産が拡大した(ロイター)
ゴールドマン、25年の銅相場予想を下方修正-中国の需要鈍化で
ゴールドマン・サックス・グループは、来年の1トン当たりの銅相場予想を5000ドル近く引き下げた、中国の景気回復への失望感が強まり、相場好転が見込まれる時期が後ずれするとみている(ブルームバーグ)
南ア、4-6月GDPは0.4%増-市場予想下回る
南アフリカ共和国の経済は、4-6月(第2四半期)に拡大した、電力や製造業が回復し、生産を押し上げた(ブルームバーグ)
利下げ幅検討のFRB、雇用統計が主役に戻る-物価統計の関心度低下
米金融当局は今後数週間で利下げを開始する構えだ、最初の引き下げ幅がどの程度の大きさになるかが現時点の主な疑問点で、6日に発表される8月の米雇用統計でその答えが決まる可能性がある(ブルームバーグ)
ウクライナへの長距離ミサイル供与、合意近づく=米当局者
米国がロシアの内陸部まで射程圏に入る長距離巡航ミサイルの供与についてウクライナと合意に近づいていることが、米政府当局者の話で明らかになった、ただ、米側の技術的な問題解決のため実際の納入までに数カ月かかるという(ロイター)
スウェーデン中銀総裁、年内の追加利下げは3回の可能性高いと予想
スウェーデン中央銀行のテデーン総裁は、年内に政策金利を3%未満に引き下げる可能性が高いとの認識を改めて示した、スウェーデン経済は足踏み状態にあり、中銀はインフレ率が目標付近で推移するとの確信を強めている(ブルームバーグ)
米7月建設支出0.3%減、予想以上に減少 住宅ローン上昇など重し
米商務省が3日発表した7月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.3%減と、ロイターがまとめたエコノミスト予想(0.1%減)以上に減少した、住宅ローンの上昇や住宅供給の増加が一戸建て住宅建設の重しとなった、 前年同月比では6.7%増だった(ロイター)
米ISM製造業景気指数、8月は47.2に上昇 弱いトレンド続く
米供給管理協会(ISM)が3日に発表した8月の製造業景気指数は、8カ月ぶり低水準だった7月の46.8から47.2に上昇した、雇用が若干改善した、ただ、新規受注のさらなる減少や在庫増加から、製造業の活動は当面低迷が続く公算が大きいことを示唆した(ロイター)
インフレの大波は去り「正しい軌道に」=独連銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は3日、「インフレの大波は去り」、現在は「正しい軌道に乗っている」との見解を示した、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)が3日に報じたインタビューで語った(ロイター)
エムポックス、豪州で感染急拡大-より危険な変異株への警戒強まる
オーストラリアは2022年に流行したエムポックス(サル痘)を半年以内に事実上撲滅することに成功したが、今また憂慮すべき感染拡大がにわかに起きており、より危険となり得る変異株に世界が身構える中で今後の課題を浮き彫りにしている(ブルームバーグ)
最高裁のX全面停止に反発高まる ブラジル、判事弾劾模索の動きも
ブラジルで最高裁命令によりX(旧ツイッター)が8月31日から遮断されたことを受け、全面停止は「厳しすぎる」との反発の声が国内で高まっている、ルラ政権への批判が上がっているほか、命令を下した最高裁のデモラエス判事の弾劾を模索する動きも出ており、波紋が広がりそうだ(共同通信)
「私は知中派だ」と林官房長官
林官房長官は、対中国外交の姿勢を問われ「私は知中派だ」と強調した、中国による農産物輸出規制の緩和に関しては「相手を知って交渉しなければ結論を得ることは難しい」と述べた(共同通信)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
経済財政諮問会議にて、植田日銀総裁は経済・物価見通し実現なら利上げ継続と発言。
リスク回避的な動きとも相まって、市場では円買い戻しが進行。
米ISM公表直後には一時145円16銭まで下落しました。
一方でユーロドルも8月19日以来となる1.10台前半にまで下落しており、ユーロ円が一時160円台中盤まで下落するなどクロス通貨は下押しの流れです。
▼株式
ダウ:40,936.93ドル(-626.15)
ナス:17,136.30(-577.33)
上海市場が続落するなどリスク回避的な流れから、連休明けの米株式市場は大幅反落です。
▼債券
米10年債利回り:3.837%(-0.067)
実質金利:1.723%(-0.037)
期待インフレ率:2.114%(-0.038)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
リスク回避的な流れから、米債利回りは低下に転じています。
▼原油
NY原油10月物は、3.21ドル安の70.34ドルにて終了。
株価下落を眺め、NY原油はここ最近の戻りをすべて失いました。
▼金
NY金12月物は、4.60ドル安の2,523.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、77円安の11,702円で終了しています。
一時2,500ドル割れを伺うも、ネックラインに阻まれました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:862.74トン(変わらず)
▼白金
NY白金10月物は、22.30ドル安の909.90ドルにて終了。
今朝の国内白金は、77円安の4,253円で終了しています。
リスク回避の流れを受け、ついに913.20ドルを割り込みました。
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