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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・米ダラス連銀製造業活動指数-17.5(予想-14.2 前回-15.1)
▼ニュース、要人発言
ロシア中銀、金利18.00%に引き上げ 追加引き締め表明
ロシア中央銀行は26日、政策金利を200bp引き上げ、約2年ぶり高水準となる18%にした、インフレ抑制に向け金融引き締めを続けると表明した(ロイター)
米国債起債巡るリポートが物議、FRBと財務省の政策が矛盾と指摘
米国では昨年、連邦準備理事会(FRB)が景気の過熱を抑えるために利上げしていたにもかかわらず、米財務省は長期国債の発行ペースを落として景気を刺激し、矛盾する政策を採っていたとするリポートが公表され、米債券市場で物議を醸している(ロイター)
英中銀利下げ開始も、1日決定発表-緩和サイクル入りの期待けん制か
イングランド銀行(英中央銀行)が今週開く金融政策委員会(MPC)の金融政策決定は、なお予断を許さない、金融緩和の開始に動くとすれば、一連の連続利下げを期待しないよう投資家に警告を発する可能性が高い(ブルームバーグ)
中国碧桂園の法的整理審理、判断を延期 香港高裁
香港高等法院(高裁)は29日、中国不動産大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)に対する法的整理(清算)の申し立てについての審理を開き、判断を先送りした、次回審理は2025年1月20日に開く(日本経済新聞)
米国務長官が「深刻な懸念」表明 ベネズエラ大統領選
ブリンケン米国務長官は29日、南米ベネズエラの大統領選で選挙管理当局が現職のマドゥロ大統領の勝利を発表したのを受け「結果がベネズエラ国民の意志や票を反映していないことに深刻な懸念を抱いている」と述べた、ロイター通信が伝えた(日本経済新聞)
トルコ、国内企業に「法人税最低10%」 税制改革案可決
トルコの国会は28日、税制改革案を可決した、国内の法人に最低10%の法人税を課すほか、海外出国税を3倍超に引き上げる、財政赤字を縮小し、インフレ抑制につなげる(日本経済新聞)
中国、日米共同文書に断固反対
日米両政府が28日発表した共同文書について、中国外務省の林剣副報道局長は29日の記者会見で「悪意をもって中国を攻撃し、侮辱した」として「強烈な不満と断固とした反対」を表明した(共同通信)
五輪開催中のフランスにまたインフラ攻撃、光ファイバー網切断
フランスの南部と東部でブロードバンド用の光ファイバー網が切断された、五輪開催中の同国で、インフラが再び攻撃を受けた、フランスの通信会社SFRの広報担当者によると、28日夜から29日朝にかけて5本の光ファイバー網が切断され、担当チームが修理に当たっている(ブルームバーグ)
中国株への海外資金フロー、8月中旬に日次データ公表取りやめ
中国は本土株式市場への海外資金流出入の日次データ公表を8月中旬に取りやめる、低迷する本土株を巡る情報が一段と細ることになる、今回の措置は既に4月に示唆されており、5月には香港から本土株式市場への日中の資金フローに関するデータ公表が停止となっていた(ブルームバーグ)
パキスタン中銀
政策金利を1.00%引き下げ19.50%にする事を決定した
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
序盤はポンドを中心にややドル高推移、ユーロドルも一時1.08割れを試す場面がありました。
NYタイムに入るとドル高は一服、154円20銭まで上昇していたドル円は154円を挟んだ水準にまで下落しています。
イベントを控え全般小動き、ロイターは「日銀のデフレ勝利は利上げサイクルへの道を開く」と報じています。
▼株式
ダウ:40,539.93ドル(-49.41)
ナス:17,370.20(+12.32)
イベントを前に、ポジション調整の動きが見られます。
▼債券
米10年債利回り:4.171%(-0.023)
実質金利:1.921%(-0.019)
期待インフレ率:2.250%(-0.004)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
イベントを控え米債利回りは調整的に上昇、逆イールドがやや拡大しています。
▼原油
NY原油9月物は、1.35ドル安の75.81ドルにて終了。
中東リスク後退期待や中国懸念が上値を抑えていますが、「もしトラ」を織り込みつつあるのかもしれません。
▼金
NY金12月物は、2.40ドル安の2,425.50ドルにて終了。
今朝の国内金は、2円高の11,845円で終了しています。
ドル高がNY金相場を抑えましたが、イベントを控え動きは限定的でした。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:843.17トン(変わらず)
▼白金
NY白金10月物は、13.20ドル高の957.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、53円高の4,750円で終了しています。
NY総取組の減少はおそらくピーク打ち、白金は買い戻し優勢でしたがパラはほぼ動かずでした。
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