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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本実質賃金1.1%(予想-0.9% 前回-1.3%)
・豪中銀政策金利4.35%(予想4.35% 前回4.35%)
・独製造業受注指数[前月比]3.9%(予想0.5% 前回-1.7%)
・ユーロ圏小売売上高[前年比]-0.3%(予想0.1% 前回0.3%)
・米貿易収支-731億ドル(予想-725億ドル 前回-750億ドル)
▼ニュース、要人発言
SF連銀総裁、労働市場の軟化確認-過度に減速させるわけにいかない
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は5日、同国労働市場が軟化しつつあるとし、金融当局として今後数四半期に利下げを開始すべきだとの認識を示唆した、ただ、労働市場が深刻に弱くなり始めたかどうか判断を示すには至らなかった(ブルームバーグ)
実質賃金6月は27カ月ぶりプラス転換、ボーナス押し上げ1.1%増
厚生労働省が6日に公表した6月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比1.1%増と27カ月ぶりにプラス転換した、賃上げを背景に夏のボーナスが増え、現金給与総額の前年比が27年ぶりの高水準となり、物価上昇ペースを相殺した(ロイター)
豪中銀、政策金利据え置き 近い将来の利下げ否定
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り12年ぶり高水準の4.35%に据え置いた、理事会後に会見したブロック総裁は近い将来の利下げを否定、コアインフレ率を抑制するため、制限的な政策を維持する必要があると述べた(ロイター)
バングラデシュで政権崩壊、首都は喜びと混乱に 首相はインドに脱出
反政府の抗議運動が高まっているバングラデシュで5日、シェイク・ハシナ首相が辞任し、国外に脱出した、これを受けてバングラデシュ陸軍のワケル・ウズ・ザマン参謀総長は、国民に対するテレビ演説で、暫定政府を発足させると発表した(BBC)
日経平均は大幅反発、3200円超高 自律反発期待で過去最大の上昇幅
東京株式市場で日経平均は、前営業日比3217円04銭高の3万4675円46銭と大幅反発して取引を終えた、前日に公表された米国の経済指標が市場予想を上回り、米景気への過度な懸念が和らいだことや、前日までの大幅下落の反動で自律反発を期待した買いが入った、為替の円高進行が一服したことも支えになった、1990年10月2日の終値ベースの上昇幅2676円を上回り、過去最大の上げ幅となった(ロイター)
中国恒大、債権者向け資産回収開始-創業者ら被告7人から計60億ドル
香港高等法院(高裁)から清算を命じられた中国恒大集団と同社の清算人は、同社創業者を含む被告7人から計60億ドル(約8700億円)の配当金と報酬の回収を目指している(ブルームバーグ)
アラムコ、第2四半期は3.4%減益 販売減少・精製マージン悪化
サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコが6日発表した第2四半期決算は3.4%の減益だった、原油販売量の減少と精製マージンの悪化が響いた(ロイター)
政府と日銀が3者会合 株価乱高下などを議論
財務省と金融庁、日銀は6日、会合を開き、東京株式市場の乱高下や円相場の急変動を受けた対応を協議した、会合後に記者団の取材に応じた三村淳財務官は、株価が大きく動いた背景に「海外景気の悪化懸念や地政学的な緊張の高まりとの見方がある」と述べた、政府と日銀で緊密に意思疎通を図っていくことを確認したという(産経新聞)
ドイツ製造業受注指数、6カ月ぶり上昇-自動車や金属がけん引
ドイツ連邦統計局が6日発表した6月の製造業受注指数は前月比3.9%上昇と5月改定値の1.7%低下から回復し、5カ月続いた低迷に終止符を打った(ブルームバーグ)
ゴールドマンCEO、緊急利下げの臆測に否定的-9月までは何もない
ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、米経済がリセッション(景気後退)に陥ることはないとの予想を示し、連邦公開市場委員会(FOMC)による緊急利下げはないだろうと述べた(ブルームバーグ)
米カード延滞率13年ぶり水準 4〜6月、債務残高も膨らむ
ニューヨーク連銀が6日発表した四半期報告書によると、4〜6月期の米家計におけるクレジットカードの債務残高は1兆1400億ドル(約165兆円)と過去最高となった、支払いが30日以上遅れた延滞率は9.05%と前年から1.85ポイント上昇し、2011年1〜3月期(9.71%)以来、13年ぶりに9%台となった(日本経済新聞)
ハリス氏、ミネソタ州ワルツ知事を伴走者に-中西部有権者を意識
ハリス米副大統領は11月の大統領選を共に戦う副大統領候補に、ミネソタ州のティム・ワルツ知事を指名した、トランプ前大統領のホワイトハウス返り咲きを阻止するため、沿岸部の進歩派と中西部の穏健派による連帯を構築する(ブルームバーグ)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
前日までのドル安が一服、一時1.10台を回復していたユーロドルが再び1.09台に沈むなど、ドルの買い戻しが見られます。
ドル円も一時146円台を回復しましたが、週明けのマドを埋めきれず現在は再び144円台に沈んでいます。
過度なリスク回避ムードは一服したものの、株式市場が終盤伸び悩み、ドル円も高値から2円近く押されており、未だ見通しは不透明と言えそうです。
▼株式
ダウ:38,997.66ドル(+294.39)
ナス:16,366.86(+166.78)
市場が落ち着きを取り戻したことから、株式市場の下落も一服しました。
▼債券
米10年債利回り:3.901%(+0.113)
実質金利:1.798%(+0.077)
期待インフレ率:2.103%(+0.041)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
リスク回避ムード一服により、米10年債利回りは3.9%台を回復しています。
▼原油
NY原油9月物は、0.26ドル高の73.20ドルにて終了。
リスク回避ムードの落ち着きから、NY原油は反発しました。
▼金
NY金12月物は、12.80ドル安の2,431.60ドルにて終了。
今朝の国内金は、150円安の11,112円で終了しています。
米債利回りの上昇が、NY金の上値を抑えました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:848.06トン(+3.16トン)
▼白金
NY白金10月物は、4.70ドル高の920.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、17円安の4,253円で終了しています。
パラも34ドル上昇するなど、過度なリスク回避一服により反発の動きが見られました。
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