【CFTC】売られる対象が円からユーロへシフトしたか | 浪風谷本

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商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

今朝のドル円相場を見ると「後出し」となりますが、昨日会員様にお送りしたメールから一部抜粋して掲載いたします。

 

日本時間今週月曜日早朝に公表されたCFTC建玉明細によると、7月2日現在で大口投機玉は「円」を184,223枚売り越していることが分かりました。

 

右軸:ファンド買い越し(上下逆注意)

 

今年4月23日に記録した179,919枚を抜き、歴代2位の売り越し規模となりました。

2007年6月以来の売り越し規模で、歴史的水準にまで売り越しが膨らんでいます。

 

 

金利差を背景に、依然としてドル買い円売りが優勢です。

しかしここまで膨らんだ投機ポジションやサマーバケーションを前に、調整が出やすいタイミングでもあります。

昨年も7月11日を最後に、円売りポジションの調整が始まりました。

 

ドル安に逆らう円相場 「投機の円売り」歴代2位に膨張
ドル安が強まりつつあるにもかかわらず、円相場が1ドル=160円台に定着している。国内勢を中心とした根強い円売りフローに加え、ここにきて投機の円売りが歴代2番目の規模に膨らんだことも見逃せない。実需と比べて反対売買が早い投機の円売り膨張は、将来的な円相場のトレンド転換の火種にもなり得る。(日本経済新聞)

 

膨らんだ売り玉が何かのきっかけで、一気に買い戻される可能性があります。

 

さらに、円以外にも売られ始めた通貨があります。

「ユーロ」です。

 

右軸:ファンド買い越し(上下逆注意)

 

ユーロも6月末から、ついに「売り越し」に転じています。

欧州の見通しが不透明感を増しており、大口投機玉はユーロを売り始めています。

売られる対象が、「円」から「ユーロ」へとシフトし始めている可能性があります。

 

 

日銀が対ユーロでレートチェック実施 為替介入を準備か

日銀が12日、為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を対ユーロで実施したことが関係者の話で分かった。具体的な為替取引の水準を照会することで、円買い為替介入に備える動きとされる。(日本経済新聞)

 

史上最高値にまで値を伸ばしているユーロ円ですが、そろそろ調整の動きが見られるかもしれません。

 

 

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