「銀は最後に上がる」 | 浪風谷本

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商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

<昨日会員様へお送りしたメールから、一部抜粋して掲載しています>

 

▼ゴールド・シルバーレシオ

 

たまにご案内している「銀の木曜日」、そして最近動意付いてきた「ミーム株」にも名前が挙がるなど、NY銀は「投機銘柄」の代表格のひとつとして注目されています。

もちろん実需はあるものの、カメラのフィルムなどピークから比べると減退しているため、やはり投機的な動きが注目されています。

 

「投機的」と解釈する要因のひとつに、ゴールド・シルバーレシオ(GSR)の動きがあります。

金÷銀により算出されるGSRですが、銀の割高局面において金は上昇する傾向があります。

銀が上がると、金は連れ高となります。

NY銀ならびにGSRが金価格見通しに与える影響は、小さくないと言えます。

 

右軸:GSR(上下逆注意)

 

NY金価格とGSRの推移ですが、GSRの低下局面では(NY銀割高局面)貴金属全般に上昇しやすい相場環境となっています。

ここ数日間は、まさにこの状況です。

 

▼過去のGSR急低下の例

 

過去の例として、2022年9月が挙げられます。

 

9月6日を起点とした上昇率(%)

 

銀が上がり始めた時のNY金は、このように推移しました。

 

 

銀の上昇ピークが金の天井、その後NY金は下げに転じました。

 

次に挙げる例は、2022年初の「ゲームストップ株騒動」時です。

 

1月29日を起点とした上昇率(%)

 

2月1日にNY銀は30ドル台を突破、今回の上昇はこの時以来です。

この時以降のNY金価格は、このように推移しました。

 

 

こちらも銀が30ドルを付けた2月1日をピークに、NY金は調整入りとなっています。

 

最後は、「コロナバブル」です。

 

8月5日を起点とした上昇率(%)

 

東京金から大阪金へと生まれ変わった直後、国内金は2020年8月7日に高値を記録。

銀の最後のひと吹きの前にNY金はすでに天井打ちとなりました。

 

 

NY金は翌年の年明け、「ゲームストップ株騒動」以降まで下げが半年間続きました。

 

銀は最後に上がり、銀が上がるということは最終局面の可能性があります。

 

 

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